経済学が
①論理的ではない。
②現実にあてはまらない。
③言うことがバラバラ
という批判を耳にしたので、私なりにコメントしておきました。

①経済学は論理的です。分野にもよりますが、むしろ非常に精緻な論理だと言えます。

②それが現実に当てはまらないのは、現実が複雑すぎるからです。物理学も、初歩は「引力と空気抵抗が無ければ投げたボールは直進する」から始まります。物理学は既に使える学問になっていますが、ボールの動きよりも経済の動きの方が遥かに複雑なので、経済学は現段階では未だ使えるようになっていない、というだけのことです。100年経てば経済学も使える学問になるでしょう。

③言う事がバラバラというのは、その通りでしょうね。前提の置き方が違うからです。「引力も空気抵抗もある世界」を分析するには100年かかるので、途中段階として「引力はあるが空気抵抗が無い世界」を研究している人と、「引力は無いが空気抵抗はある世界」を研究している人がいて、言う事が異なるのは当然でしょう。





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