「人は人として人を育み、人を育てる」
2010年12月10日、10年前に机の上で掲げた言葉が、会社の理念になりました。
あの頃の私たちを回想します。
なぜ、会社を作ったのか?
「会社を作れば小学校ができる」
そんなことを本気で考えたところから、事業目的も事業内容も何もないところからのスタートでした。
当時学校の教員であった私と、会社員であった親友で現在の共同代表者の二人は、やる事も何も無い、ただ箱だけつくった会社から毎週のように集まって色々な話をしてきました。会社設立にあたり、周囲の人々は様々な事を話していました。「うまくいく!」「現実見ろ!!」「夢物語」...。どれも真実であったと思います。経営のド素人であった私たちは、試行錯誤の毎日を過ごしてきました。
気づいてみれば10年です。一日たりとも楽をしたことはなかったと思います。ただ、毎日が「おもしろい、そして楽しい」このように感じられるようになった今日この頃。1年続ければまあよし、3年続けばたいしたもん。10年続けば一つの区切り。こんなふうに設立当時は周りの人々は話していました。そんな、会社が少しずつ現在の姿に成長してきています。人に助けられ、人に支えられ。ここまでくるのに、決して一人ではできなかったとつくづく感じています。
10年前会社を作った直後に東日本大震災がありました。そして10年新型コロナウイルスの脅威に世界中が脅かされています。何かの因果か分かりませんが、この人類の危機の都度、私たちの節目があり、節目があるときに、もっともっとたくさん考えて考え抜き、歩みを深め、教育で社会に貢献しなければと使命感に燃えるのです。
毎日が勉強です。経営者として毎日が刺激に満ちあふれています。小学校への道も見えないものではなくなってきました。「教育」を掲げ進んできた私たちの会社は、次の10年を更なる飛躍と確信に向けて進み、遠い未来には、
「私たちの教育で育った子ども達が火星に到達して欲しい」
と、真剣に考えています。
私の心に刻み尊敬する人の言葉です。「人生、細く長く大胆に、いきていきていきぬけ」
いきぬく未来にどんな世界が広がっているのでしょうか。毎日を懸命に生き、そして未来をつくる子ども達、人々のすべてに貢献できる会社でありたいと、真剣に考え続けていきたいと思います。
私たちの会社にかかわってくれたすべての方、関心を持ってくれたみなさんに改めて申し上げます。
「ありがとうございます。そしてこれからも、よろしくお願いします。」
木実和株式会社
代表取締役社長 木村和孝
会社歴
2010年12月10日 木実和株式会社 設立
2015年10月1日 関連社会福祉法人設立
2016年4月1日 関連社会福祉法人 さいたま市認可保育所設立
2019年4月1日 川口市認可保育所 「はなにこ保育園」設立
2020年4月1日 子育て支援センター「はなにこ」設置
2021年4月1日 新座市認可保育所(仮称)「はなにこマロン保育園」設立予定