男女の賞金論争 | 伊達公子オフィシャルブログ ~Always Smile~

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アガシ最後のウィンブルドン・・・とうとう終わる日が来てしまった。
誰もが期待していたナダルとの試合で幕を閉じた。
でもファーストセットはアガシの今、持っている力を最大限に見せてくれた。
どんな選手でも必ず「引退」の時期が訪れる。
最後がナダルなら誰もが仕方がないとある意味納得できたかもしれない。
(アガシについてはHPでも「フォトダイアリー」で更新しています。)

今、女子テニス界で話題になるのが、「男女賞金同額」
グランドスラムの中でも全豪・全仏・全米と男女同額になっているが
ここウィンブルドンだけがいまだ同額ではないからだ。

女子プレイヤーは「同額にするべき」と声をそろえている。
そして同額を主張しているのもただそもそも男女平等であるべきだと。

オール・イングランド・クラブの主張は、金額よりも時間だと言っている。
火曜日に行われた試合では5セット16-14まで戦い、試合時間は
4時間56分。
それに比べ、モレスモ39分。
ヴィーナス51分。
シャラポワも1時間未満。
クリスタースは棄権勝ち。

時間で比べられるとなんとも厳しいが・・・・
しかしマッケンローは男女同額に賛同している。

これにはそれぞれの意見があり今後もしばらく続きそうだ。

【写真】
○最後のウィンブルドンセンターコートだったアガシ。
ロイヤルボックスではグラフがずっと応援していた。何処にいるでしょう?

○試合後は決勝戦ではない中、異例のセレモニー
センターコートはアガシに対してスタンディングオーベーションで称える

【グラフの場所】
ナダルが立っている側の、囲われている場所がロイヤルボックス。
前列2列目の右から2番目がグラフ。
ちなみに右側はビリー・ジーン・キングさん
・・・と思ったけど小さくて見えないですね!(残念)