一人の女性として
表現者として
そしてそれなりに生きてきた大人として
キュウソネコカミが好きです。

そうしてあっという間に1ヶ月が過ぎました。
怒涛の日々でした。
振り返っても引き返せないし、引き返すつもりもありません。

個人的に辛いことが続いて、キュウソの存在に救われたというのもあります。
好きをかき消すには、好きで立ち向かうのがいいと分かりました。
それまでの好きをに立ち向かえるほど、大きな好きになってくれました。
頼もしい存在です。

キュウソが苦手だった私が、どうしてこうも取り返しのつかないことになってしまったのか?
今回は、ファン歴若干1ヶ月の一ファンの個人的視点から、キュウソネコカミの魅力を紐解いてまいります。


私が思う、キュウソの魅力はざっくりまとめてこんな感じです。

・人の弱さに寄り添う繊細さ

・パンクたらしめた代弁者

・えぐられる母性

・頼もしさ

・生きているという実感

・音がいい・音楽というジャンルで終わらない

・この5人という絶妙なバランス


聴きながら・観ながら、まとまらない感情をメモに残していて、それをまとめるとこうなりました。
まだ全然足りないし、ともすれば何を言っても蛇足なんだけど。

これから変わる印象もあると思うのですが、自分の思い出にもなるので今の率直なところを残しておこうかな。



人の弱さに寄り添う繊細さ


そんなことを曲にしちゃうんだという驚きと
だけど共感せずにいられない不思議が共存していてクセになります。

わーっとなって不安定
だなんて、誰が歌詞にできる??

人の弱い部分って、繊細。
だから歌詞にするとして、作り手はどうやって上手に伝えようか・どうやって作品に仕上げようかと身構えてしまうはず。
私も言葉を扱う仕事をしているので、そうです。

でも、セイヤさんはあえて弱さを隠さない。
人の弱さも、弱さ故の微妙なニュアンスも、そのままぶつけてくる。

だからひねりがない分、結果としてとても分かりやすい。
分かりやすさは心のハードルの低さ。
聴く人の弱さにそのまま寄り添ってくれるんだよね。
こんな感情を持つのは自分だけじゃないんだって思わせてくれる。

きっとみんな、わーっとなって不安定な瞬間をどこかに隠し持っているんじゃないかな?
そういう人の弱さをそっと許してくれるのが、キュウソの歌詞の魅力なのかな、と。

ちなみに私の友人も元々キュウソが好きと言っていたのですが、
私がキュウソを好きになって歌詞を知った上で、彼とのこれまでの会話や彼の発言を思い出していると、キュウソの歌詞とリンクしているようなものがいくつもありました。
繊細な男の子の心をうまく歌っているのか
彼がうっかりキュウソに寄ってしまったのかは分かりませんが
彼の気持ちがわからなかった私も、キュウソと出会ってこれからはもう少し理解できるような気がします。



パンクたらしめた代弁者

言えないことを言ってくれる
キュウソお得意のディスりがまさにパンク。

ハマり始めた頃、この人たちは「邦ロック」にしては尖っているなぁと思って……
改めてネットで調べてウィキペディアにたどり着くと、ジャンルは「パンク」と。
妙に納得しました。

とにかく強いメッセージ性。
聞いていてスカッとするし、よく言ったな!!と英雄をたたえるような感情ってこんなかんじかな?と。

言えないことを言ってはくれますが、共感できるとは限りません。
私は女性だし、それなりに年齢を重ねてきているので、キュウソの歌詞に100%共感できないのは当たり前。
でも、なぜかKMDT25の主人公の気持ちはすごくわかるし、愛おしくて仕方ないです。

それくらい、主張が明瞭。
描写が鮮明。

ディスりでもディスりっぱなしではなく、愛があるから救いがある。
ただのディスりなら刺が刺さるのが怖くて見たくもないけど、そこにユーモアと愛があるから怖いもの見たさで覗いては、ハハハと笑わせてもらって一曲が終わっている。

知らないことを教えてくれる
知らないことなのに、共感できる
それがキュウソネコカミの曲の魅力の一つかな。

私は中学高校とずっと生徒会長系だったんだけど、それでも尾崎豊にハマったのです。
それをふと思い出しました。




えぐられる母性

2個しか違わないのに、とんでもなく可愛くて愛おしいです。
みんなまるっと抱きしめたい!!!

一生懸命で、情けなくて、不憫で。
もちろんかっこよさや頼もしさがベースにあるからこう言えるのでしょう。
情けなさと不憫さを常に見せつけられ続けるようなのは、ちょっと無理なので。

アーティストとしての強さがしっかりある中で、時々垣間見られる人としての真面目さ・弱さ。
その絶妙なバランスが、私のようなファンをメンヘラ化させてくれるのです。
どうしてくれよう!!!(しらんがな)

イノセントな表情もたまりませんね。
ザックザク刺さってきますよ。



頼もしさ

あんなにも人間の弱い部分を自らの身を晒して代弁しているのに、
さも自分たちがダサいやつかのように歌っているのに、
ステージの上のキュウソはいつでもかっこいい。
とにかくパフォーマンスの引力がすごい。
フェスで落ちた私が言うから、これは本当にそうなんです。
(それまで苦手だったのに!)
(ラシュボでは半分位でスタンディングエリア抜けてしまったのに!※見ていられなくなったのではありません。詳細は過去記事へ

老若男女関係なく「お前たち!!」とガナリ声で叫ぶなんて、何事?!
なのにその表情はキラキラしていて、
その後ファンに話しかける言葉は無骨ではあってもすごく思いやりに満ちていて。

ただただ、「かっこいい」と圧倒される。

あと強く思うのは、どんな大きさのステージでも順応する人たちなんだなということ。
初めて見たラシュボのステージは全然大きくなかったし、ライブハウスの小さなステージもまた彼らにぴったりに見えた。
その場をキュウソのための場にしてしまう魔力のようなものを感じます。

かっこいい人を応援しているというのはシンプルに誇らしい。
ファンとして、頼もしい存在です。




生きているという実感

もうこれはごちゃごちゃ言うまでもなく、
キュウソを見ていると生きてるーーーーーーーって実感する。

この人たちが生きているのを見て
自分も生きているんだと実感する。

何言ってんねんって言われたらそこまでなんだけど^^;
でも、これ以上の説明ができない。

全身全霊のパフォーマンス
正直で真面目な音楽への姿勢・ファンへの姿勢
決して美男子軍団とは言えない。
だけど、だからといって綺麗に見せようと細工しない。
あくまでありのままで喜怒哀楽をぶつけてくるスタンス。

すっごいパワー?生命力?がバシバシ伝わってきて、これぞまさに「尊い」。
音楽を奏でることで生きているのか
生きるイコール音楽なのか

隠さず真っすぐにぶつかってくる
それが確かに私の心に届いている
だから私はセイヤさんの曲も歌声も好きだし
ほうれい線も歯並びも美しいと思うのです。

声の出し方がいい
(好きかどうかの問題ではなく)
声で伝える仕事してるからすごーくおもう




音がいい・音楽というジャンルで終わらない

私はカラオケくらいしかできない音楽の素人ですが、それでもキュウソの奏でる音楽が5人それぞれ光っているとなんとなく分かります。
素人が言っても説得力はないんだけど。
ぐっと惹きつけられる音の力みたいなのがある。

ライブの映像を見ていて、
溜めて溜めて溜めてーーーってところ、こんなにドキドキするなんてってくらいドキドキした自分がいた。
ドキドキする音楽ってこれまであまりなかった。
そのことに気付いてまたドキドキした。


あとは、
いろんなギミックが一つ一つかわいいし笑いと愛にこだわっている

音楽から始まり音楽に終わるんだけど、その中にお楽しみをたくさん散りばめていて……
彼らだからこそのユーモアなのかな。
やっぱり関西人が好きだな。

タイアップに忠誠心100%で天才やとも思う。

清水音泉さんを始め、周りの大人とめちゃくちゃ仲良しなのも分かる。
新入りでもキュウソの愛され力はもう沢山目にしてきた。
それはつまり人間性なんだろう。
そこから生まれる「繋がり」「信頼関係」があり、だから、自由度の高いパフォーマンスができるのだとも思います。



この5人という絶妙なバランス

5人っていいよね。
それより多いグループも少ないバンドも応援しているので、5人がベストという言い方はしない。
けど、5人ってバランスがすごくいいなと思う。
ステージ上に並んだときの、迫力と調和。
ライブ以外の時の役割分担。

初めてライブ映像を見た時の感想

5人とも素敵!!!魅力的!
目に見えるバランサーはヨコタさんかな?
でも心のバランサーはオカザワさんかな?
タクロウさんはずっとかわいい目がかわいい!
ソゴウさんはリア恋枠??

かわいいのタクロウさんとソゴウさん
かっこいいのオカザワさんとヨコタさん
かわいいとかっこいいのセイヤさん


……当たらずとも遠からずでは?と思いつつ
ここからは身勝手にメンバーさんごとに一言二言主観を……


☆ソゴウさん
動きすごすぎて手何本あるのって思う
こんなぽやんとした癒やしの見た目なのに、喋ると動くとこうも印象変わるのズルい!
ズボン短すぎません?
縮毛当てたい
ちょっと身勝手なことを言いすぎてすみません、でも、こう言ったら何かつっこんでくれるのでは?と期待できるのもソゴウさん。笑
個人的に、ソゴウさん溺愛タイプのファンの方と二人でゆったりお茶でもしながら語り合いたいです。
リア恋ナンバーワンの雰囲気が。。。



☆オカザワさん
イケメン!
美人!
スラッとしすぎ!
脚長すぎ!!
どんな状況でもニュートラルで、否定しないのに入り込み過ぎもしないのがいいところやね。
あと、こんなに控えめそうなのにお立ち台に立ってギャンギャンしているときは爆イケで恐ろしい。
セイヤさんと一番付き合いが長い分、一番の理解者なんだろうなと思うし、この雰囲気でずっとセイヤさんを支えてくれていたんだろうなとも想像している。



☆タクロウさん
愛嬌たっぷり
仕草や目線がいちいちかわいい、自己演出の天才!!
ベースにキスするなど愛情に満ちたリアクションも多々見られて、タクロウさんだけ見ていても充分楽しめる。
まだリアルタイムで演奏されるご様子を見たことがないので、早く合流してもらえたらなと願うばかりです。
すごく愛情深くて繊細なイメージなので、無理しすぎないで欲しい。
だけどやっぱり、画面の右側にタクロウさんがいるその存在感って大きいなと、最近のフェスの映像などと比べると思います。



☆シンノスケさん
指輪の破壊力。
この方が一番に結婚されたの、なんか分かる!!
人としての安定感が抜きん出てる。
誰かと幸せになったって、で、左手の薬指を見せるところ! 
奥さんのことを気さくに話してくれるところ!
音楽を背負って生活していくっていう覚悟が見えて頼もしい。
言わずもがな、狂気のような鍵盤の音はキュウソの音楽の要。
あんなに暴れているのに演奏は忠実だし楽器は本当に大切に扱っている感じがして、シンノスケさんの人間性だよなぁ。



☆セイヤさん
憑依型のボーカルは見ていて本当に怖いです。
(一番新しい記憶はKMDTかな?めちゃくちゃかっこいいんやけど、憑依されすぎていて怖い!)
それくらい入り込んだパフォーマンスがすごい。
いつも笑ってるイメージ強いけど、ライブ中ほとんど笑わない場面もあって、そこに生命力を強く感じる。
カラオケでめっちゃ笑いながらビデオ映ってた自分がまだまだなんかなと思った。

一瞬のウインクなど、時々突然すごい破壊力あるものぶつけてくるから怖い。
ライブという場を自分のモノにする天才だし、こう見せたいっていうイメージもかなりしっかりと持っているからあそこまで動けるのかな、とか。。。
うーん、好き。

ライブで音程を守らないで歌い続けている(唱えるように)のもなかなかの迫力で、それもまた怖いです。
逆に、音程守らないのになんでこんなに安定してるの??その才能やセンスも怖いです。
(これまた、自分がニッコニコで音程に忠実にカラオケ練習してるの恥ずかしい)

などなど
ライブパフォーマンスの自由度と引力に、桑田佳祐を感じるなぁと思ったことも。

あと、勝手ながら喉が心配。
ケア方法に迷ったら相談して欲しいです。
ついでに一緒にボイトレしませんか?

同じように伝えることを仕事としている私は、セイヤさんの伝える力も尊敬している。
人間性ありきと言われたらそこまでだし、もちろん人間性も好きなんだけど、
生まれ持った上品さや丁寧さが言葉や間ににじみ出ていて、だから無骨なように見えて伝え方は丁寧だと思う。
音楽も、MCも。


目が好き
髪の生え際が好き
分かりやすいインスタのストーリーズも好きだし、
引くほど生活感が溢れ出たツイートも好き。

ギターを演奏しないパートで前髪を指で分ける仕草も好きだし、
ふざけたやつを演じながらめちゃくちゃ真面目なのも好きだし、
真面目さがバレバレな不器用なところもとてもいいと思う。

さっきも書いたように、自分を隠さずまっすぐ生きている様が本当にかっこいいです。
多かれ少なかれ恋愛感情のような気持ちを抱いている以上そういう部分にズサズサ刺されて何度も死にかけています。
もはや何度も死んでは生き返らせてくれている気もするので、結果として私の心は強靭に育ってLove Forever...








んーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なんだかしっくりこないな。

今日、このタイミングでブログを更新する予定ではいました。
で、この記事もずっと頭の中で構想を練っていたし、大体こんな形になるだろうなと想像もしていたのですが、実際書き出すと全く納得いかないです。笑
せっかくここまで書いたけど、毎日新鮮に溢れ出す感情に文章は全く追いつきません。

この一ヶ月に、何枚かのCDを買ってグッズを買って、
毎日アホみたいにずっと聴き続けて
疲れた脳に癒しを、と、夜中DVDを観て覚醒し
カラオケに詰めて通って歌う側を体験してまたキュウソの音楽の魅力を知り
ライブやフェスのチケットを取って、行きたい公演はチケツイをしてジタバタして。

そうしているあいだにも、随時更新される情報
ご本人たちの無防備なツイート
日々爆発する私。

見ていられないのか、優しいキュウソファンの先輩方がいろいろと手を差し伸べてくださり、関わってくださって、またその中でキュウソのことを知って……
皆さまの優しさに触れることで、結局キュウソへの信頼が重なって。
(いいアーティストにはいいファンの方が付く。私も頑張ろう。)

sumikaファンの皆さんにも見守られ、友人にも話し、家族にもキュウソネコカミが認識され始めて、
そのやり取りの中で、自分がファンになったことを改めて実感して。

毎日好きがあふれています。
こう書きながら、何故か涙が。
もう次はないと思って過ごして来たのに、次があったのです。
出会えてよかった。


冒頭にも書いたように、ちょっとしんどい出来事が重なりました。
その分今出会えたことですごく救われたし、癒されました。
だからハマったのものも必然なのかも。
タイミングが良かったと言ったらそれまでなのですが、タイミングは運命。


あっという間に転がり落ちたので、引き返すつもりはないけれど今でも急展開には驚いています。
そして、今の私は1年前の自分とは色々と違う。
SNSでの過ごし方も、周りの環境も、自分自身の知識・行動力・人間関係も、ずいぶん変わりました。
だから、急展開ではありますが、今の等身大の私がキュウソと過ごしたいと思っている、この直感を大切にしたいと思います。

今の自分の置かれている状況で、私のできることは全てしたいと思っています。
誰かから見たらささやかなことかもしれないけれど^^;

……あれ??? 結局これ、なんのブログ???笑









今日はキュウソネコカミを好きになって1ヶ月の記念日!
おめでとう私!!

大安吉日です!!
この後メゾンネズミへの入居届を出しに行きます♡

 

 

関わってくださる皆さま
これからも、よろしくお願いいたします🥰
 
 
 

セイヤさんが自撮りしていたところー🥰