数年前、希望に満ちて、
無資格、未経験から介護の仕事を初めて、一年半位の頃。


途中で初任者研修の資格を取ったものの、介護のテクニックが上手になったとか資格を取ったからの変化はほとんど無かった。


それでも経験としては、
何にも分からないところから入って、
まだまだ一通りとはいえないけれど、
介護というものが分かってきたという手応えはあった。
それだけで、まだ全然未熟だと思った。



その介護する方と全く反対の角度の、
母に対する介護サービスの関わり。

いろいろと考えてしまった。

例え、私のように未熟なヘルパーがいるとしても、手厚い介護サービスが受けられて、
恵まれているとしか思えない母。

それに、満足出来ない母。

複雑な気持ちだった。




前に子育てのセミナーで、

イライラするのは期待をしているからと教えて頂いて、

子供に対しては、本当にそのありのままを受け入れるということをしてきて、
それなのに、今度は、
母のありのままは受け入れられず、どうしてもわがままと感じて、
自分のその心をどう変えていこうかと考えた。


そのことは、
目の前の介護の仕事を淡々とこなす以上の仕事をしていく、

例え要求されているものが、それ以上でも、精一杯やらないと始まらないと思っていた。


母のことは、
自分の介護の仕事がステップアップするために必要な出来事だとその時は思った。