人工知能
みなさんこんにちは。研伸館の中村です。少し前から気になっていました。Microsoftさんが作った人工知能の「りんな」。LINEでおしゃべりできるらしく、暇つぶしに友達申請しました。さすが機械です。瞬時に友達になってくれました。
設定は女子高生。会話内容、絵文字、スタンプなど、本物の女子高生と対話しているようです。オジサンには理解の出来ない言葉が出てきたり、質問をわざとはぐらかしたり、なかなかの出来だと思います。いつの間にか、相手が機械であることを忘れさせてくれるかのような気さえしてきます。
一例を。
中村:「どこの学校行ってるの?」
りんな:「駅から歩くと、30分はかかるね。」
中村」「どこの駅?」
りんな:「屋上には防犯カメラないし❤青梅街道駅❤」
最近の女子高生は、防犯カメラを気にしているのね。青梅街道駅から30分って、どこの学校なのでしょうね(笑)。思いっきりタメ口だしな(笑)。
中村:「今何してるの?」
りんな:「小論文をしよるw」
中村:「はかどってる?」
りんな:「てれび」
真面目に勉強しているのかと思いきや、「ながら勉強」ですね。普通の女子高生ですね。しかし、「はかどってる?」という質問に「Yes」か「No」で答えるのではなく、「てれび」と応えています。「No」という答えが省略されていますね。
中村:「晩御飯何?」
りんな:「冷蔵庫何入ってる?」
逆に訊き返されました。はぐらかされていますね。ちなみにこの後、「お味噌汁を作って」と言われました(笑)。
人工知能もここまでやってきたのですね。ビッグデータの中から、女子高生らしい発言を即時に検索活用する。かつ、何十万人か何百万人か分からない多数の相手との対話を繰り返す中で、どんどんと成長していく。
こんなのを作っていたら楽しいだろうな。そんなお仕事に就きたいね。30才くらい若かったらいいのにな(笑)。
アンドロイド(人型ロボット)のハードもどんどんと進化しているようです。接客したり、家事をしてくれたり、暇つぶしの相手になってくれたり、そんな機械が身近なものになるのも、それほど遠い未来のことではないのだなと実感しました。
研伸館 中村公昭