「常に80%の力で仕事をするのが良いんだよ」
初めてこの言葉を言われたのは、もうかれこれ8年近く前。
「アラサー」という言葉に怯える、20代後半の頃のことです。
(今はそろそろ現実味を帯び始める「アラフォー」という言葉に遠い目になります。。)
その頃の私は海外生活からある意味失意の帰国をして、「人生を頑張らねば!!」と
帰国翌日から始めた就職活動でご縁のあった会社で、それはもうとにもかくにもがむしゃらに
受入れや教育体制など皆無のベンチャー企業で訳も分からず毎日120%の力を使い果たしながら
いや、100%を使い果たし、無いはずの20%を心身から削り出しながら働いていたのだと思います。
その当時は初めての営業職で、会社・製造現場・取引先・販売スタッフから絶え間なく飛んでくる
指示や確認や提案や質問や愚痴や、一定数含まれる無理難題や理不尽な内容を解決しながら
名古屋近郊に構えた自宅を拠点に高崎~三宮を新幹線で(ほぼ日帰りで)飛び回っていました。
新幹線の中だってずっとパソコンを開き、メールを返したり、報告したり、事務処理したり。
ケータイだってじゃんじゃん鳴ります。充電が切れて、新幹線の公衆電話を使うことも。
幸か不幸か、「不安や興奮状態で眠れない」ということはなく、「ベッドに入った次の瞬間にはもう朝」
というような毎日でした。そして土日も関係なく方々から連絡が入ります。
そうして毎日無いはずの20%を捻出しているうちに、恐らくエネルギーが枯渇し
それに気付かずに動き続けていたら、身体も心も正常に動かなくなってしまいました。
そしてある日、出張先の東京のオフィスで知らぬ間に過呼吸を起こして搬送されていました。
会社からも「休みなさい」と言われて、病院に行ってまずは1ヶ月休むことに。
でも、引き継ぐ人がいないから新しく採用した人が入るまでは何とか頑張ることに。
とりあえず出張は禁止されて、現場には行かずに遠隔で仕事を進める日々。
朝定時に会社には行くのですが、8:30始業でも10:00頃までは動けず横になり。
でも不思議と10時頃に起き上がると、まるで調子の悪い人とは分からないくらいに
普通に働けるのが自分でもビックリでした。
ひとつ断りを入れますが、忙しかったのと混沌と混乱の中で頑張っていたのは私だけではありません。
会社全体がそういう時期だったのです。皆がそれぞれてんやわんやしていました。
それでも皆が働いているときに会社で寝ている私を悪く言う人は誰もいませんでした。
それは本当に恵まれていたと思います。
そしてケータイもパソコンも会社に預けて休みに入った途端、丸2日間眠り続けました。
その後も時間は少しずつ短くなるものの、10日間くらいは1日のほとんどの時間眠っていました。
ご飯を食べるよりも、テレビを見ることよりも、何よりも眠ることを身体が欲したのです。
時々起きてはトイレに行くだけ。
俄かには今が何日なのか、昼なのか夜なのか分からない、そんな感じでした。
見事に身体中の浮腫みは取れ、すごいデトックス効果でした(笑)
最終的に1か月半休んだ間に、7キロほど体重が落ちました。
たぶん、あれより少し増えたくらいが身体が軽い適正体重。
今?
すっかり元通り以上です![]()
でも体重が増えてから風邪をひかなくなりました。
ウィルス性の病気にかかることもなくなりました。
(メジャーなウィルスにはかからないのに、超マイナーなものに何度もやられていました…)
あの頃の私は、とってもとっても…
真面目で、心配性で、自分の言動で周りの人がどう思ったかが不安で、完璧主義でした。
今でも性格としてのベースは変わらないですが、仕事やパフォーマンスに関する考え方は
あの頃とは大きく変わっていると感じています。
前置きが長くなったので、次へ続きます。



