世の中が不況といわれて久しいのですが、景気は好況に戻るのでしょうか?
<a href="http://www.theresponse.jp/?p=4526
">あるメルマガ</a>のタイトルに「景気は回復しない」とありました。
古い経済学では、好況と不況は波のうねりのように山と谷を繰り返して続いていくとあります。
しかし、これからの経済は「好況→不況→ニュー・エコノミー」となるといいます。
それは、購買意欲はあるが不用なものは買わない。慎重に吟味して購入するという消費者が増えて行く結果、闇雲に商品は売れないというのです。
最近も、よくJASCOに行くのですが季節の変わり目の商品価格のダンピングは異常です。
しかも、売れ残った商品をダンピングするだけでなく、明らかにダンピング用の商品を入れてダンピングしているように感じます。
しかし、ダンピングしても多くの商品は売れ残っているようです。
先日も、日暮れ近くに農家の畑を手伝ったときに来ていたウインドウブレーカーでは寒くて農作業用に安いポリエステルのダウンを買ったのですが、とうとう車のラゲージスペースに入れっぱなしで一度も袖を通さずに越冬しそうです。
これからは、こんな馬鹿な買い方はしないと学習しました。
たとえ2000円でも、要らない物は買わないという精神になってきています。
そして、スーパー側はこれでもかこれでもかと値下げして要らないお客に売り込もうとします。
中国などで、量を勝負にドンドン粗悪な商品を安価に作らせる。
安い商品で、1シーズンに何回か洗濯するとそのシーズンで終わりです。
しかし、そこそこの物は何シーズンかは着れます。
確かに、綿製品は毎年綿畑で原料は取れるでしょう。
しかし、要らないお客は買いません。
こういう、価格による需要予測で競争していたら行き着くところは見えています。
これがまさにデフレを深刻化させ深みに落ちていくのでしょう。
やはり、商売は欲しい客層に欲しがる商品を売らなければなりません。
これは安さの追求ではないと思います。
毎週、金曜日・土曜日に大量の折り込みチラシが入ってきますがほとんど見ません。
昨日も多くの家電量販店が、3月一杯でエコポイントの基準が変わるから今がお買い得というチラシを入れてきました。
しかし、我が家のテレビはまだ健在です。
来年7月まではアナログ放送も見られますし、BSやCSを見なければ5000円前後でチューナーも売られています。
地上デジタルは、政府が勝手にやることなので来年7月頃は無償でチューナーを配るという話もあります。
メーカーは、商品価格を引き上げるために付帯機能なるものを付けてきますがほとんど使いません。
それよりも、シンプルで誰でもが欲しがる商品を作るべきです。
当然物ですから壊れます。その時は、購買意欲を持って買いに行きますが大半の物は不要な機能が付きすぎて高価な物には食指が動きません。
すると、安価でシンプルな外国製品に目がいきます。
そんな悪循環が起きています。
これがニュー・エコーノミーで、昔のような機能が沢山あればよいなんて買い方はしないでしょう。
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