妄想は、周りの人に指摘してもらうなどしても、なかなか治らない。
自分で妄想に対してツッコミを入れていき、現実的になろうとしても、なれるものではない。
少なくとも私はそうだった。
精神疾患者への接し方で、彼らに妄想を否定しても治らないのと一緒。
治し方。それは、認知療法を利用するのがいいと思う。
妄想は、コントロールできないが、考えは、できる。
例えば、「嫌な気持ちにさせるのではないか??」と気にして、そこから、「相手が嫌がってる。自分の体臭とか、視線とか音とかで。」などと妄想が始まる。
体臭があって、相手を不快にさせるのではなく
不快にさせてしまうのではないかという不安から、
体臭が相手を不快にさせている、という妄想がつくられる。
妄想を直接無くすことは不可能である。
なぜなら、考えと違って、コントロールできないものだから。
考え→妄想の順に起こる。
なので、考えから直すことが必要である。
妄想を抱くものは、頭でそれをおかしいものだ、と思っているのかもしれない。
しかし、それに触れてしまうと、ドツボにはまってしまう。
大事なのは、妄想は「異常」ではなく、「正常」であるということ。
「嫌われてしまう」「裏切られる」「攻撃される」などの恐怖が根本にあり、そこから発生している。
焦点を当てて取り組むべきは、そこであり、自分を理解すべきところはそこである。
まずは、自分の考えが、妄想とどのようにリンクしているかを確かめるのが大切である。
紙に書き出しても良し。
認知療法を利用するのも良し。
以上。