皆様 病気と闘っている子どもたちに
力強い励ましをいただきまして
ありがとうございます
コメントを送ってくださった皆様
フード 缶詰 猫砂を送ってくださった皆様
医療費をお振込みくだっさった皆様
ありがとうございます
お礼が 遅くなって申し訳ございません
前記事に 皆様への感謝の気持ちを
書かせていただきました
長い間 ご報告も出来ずに
ご心配をお掛けして 申し訳ございません
鼻のリンパ腫と診断されて五ヶ月・・・
口と喉 腎臓にも転移してしまいました
口の中は 葡萄のような腫瘍が何個も出来て
壮絶な痛みと 闘いの毎日です
二月から 痛み止めが効いている
時間が短くなって 朝と夜
二回の通院が必要になりました
見ているのが辛くなるほどの
激痛が ビッキー を襲います
皆様 ビッキー に大きな元気玉を
送ってくださって ありがとうございます
ゆめ院で一番大きかった
ビッキー ですが 貧血も酷くなって
こんなにガリガリに痩せてしまいました
輸液だけになってしまいました
”ビッキー を お願いね
”
各部屋の掃除をする時は
チョビ が ビッキー
の
お世話をしてくれています
仲間の病気を心配して献身的に
ビッキー の介護をしてくれていた
チョビ が急性腎不全に苦しみました
”チョビ 辛かったね
早く気が付いてあげられなくて
ごめんね ”
毎日の点滴で クレアチニンの
数値が下がり 吐き気も治まって
ホッとしたのも束の間・・・
さくら組 カブ
です
右の顎に腫瘍が見つかりました
組織検査の結果は ビッキー と
同じ 口の中のリンパ腫でした
突然 吐血をしてしまい
急いで病院に向かいました
腫瘍が破れて吐血してしまったのかと
思いましたが・・・
右顎全体が骨肉腫に襲われていました
組織検査の時に レントゲンを撮っても
骨肉腫は見つかりませんでした
「進行の早い癌です もうすぐ肺への転移は
免れないです・・・」 という先生の説明に
頭の中が真っ白になってしまいました
”カブ ごめんね 苦しいね
”
カブ は 口を開ける事が出来ません
リンパ腫と骨肉腫 二つの恐ろしい癌が
カブ を苦しめます・・・
神様は カブ から
ごはんを食べる事も 水を飲む事も
声までも奪ってしまいました
カブ の声は
もう聞くことが出来ません
”カブ の大好きな まんまだよ
”
口を開ける事が出来ないので
よだれだけが流れて
お腹がすいても 自力で
ごはんを食べる事ができません
痛み止めが効いている間に
シリンジで 流動食をあげていますが
飲み込む事ができなくて
よだれと一緒に流れてしまいます
ごはんを食べようとすると舌を噛んで
大量の血出をしてしまいます
片時も目が離せなくなってしまいました
”カブ 病院に行こうね
”
治療を終えて帰って来てすぐに
止血剤を打ちに
また病院に掛け込む日もあります
とろみの栄養食でも舌を噛んで
こんなに出血してしまいます
どうにかして
お腹をいっぱいにしてあげたい・・・
先生と相談をして チューブで
胃に流動食を入れています
ママ~ お口で
ごはんが食べたいよ・・・
”カブ ごめんね
もう お口からは 食べられないんだよ
お腹に ごはんを入れてあげるからね ”
経管栄養だけでは
お腹を満たしてあげることはできなくて
自分でごはんを食べたがりますが
あげることができない辛い毎日です
肺に転移すれば 呼吸困難に陥り
更なる苦しみが カブ を襲います・・・
ビッキー は 立ち上がる事も
出来なくなってしまいました
”ビッキー もっともっと
一緒に居たいよ ”
”神様 もう少し 仲間たちと
一緒に過ごせる時間をください・・・”
完治しない病気の子どもたち
もうすぐ温もりが消えてしまう
例えようのない寂しさで
心も体もいっぱいいっぱいの中で・・・
厳しい冬を乗り越え
繋げてくれた命があります
こんなに毛が抜けて・・・
タヌキだとは思えない
痛々しい姿に息をのみました
昨年の三月に 助けを求めるように
ゆめ院の庭に姿を見せました
皮膚は 甲羅のように硬くなって
ひび割れして 血が出ています
目も開かなくて いつも体を震わせて
ふらふらしながら歩いていました
”たくさん食べて 元気になるんだよ ”
毛が抜け落ちた こんな体で厳しい冬を
乗り越えられるのか とても心配でした
冬の時期は ハウスの下を
風があたらないように囲い
箱でベットを作り 毛布とホッカイロで
暖がとれるようにしました
子どもたちに感染しないように
消毒の徹底と 毎日の毛布と
ホッカイロの交換が大仕事でした
野生動物の保護は 初めてで
全てが手さぐりの状態でした
動物園の獣医師の協力で
分からない事を教えていただきながら
保護をしています
犬用のフードと 缶詰に
疥癬の薬を混ぜてあげています
警戒心が強く 三年かかって
仲良くなれた キツネの キー助です
キツネまでが疥癬に苦しみました
”キー助 お薬が効いてよくなるからね
もう少しの辛抱だよ 頑張るんだよ ”
一匹も命を落とすことなく
厳しい冬を乗り越えてくれました
完治するまで
もう少し時間が掛りますが・・・
薬が効いて
うっすらと毛が生えてきています
”ポン助 よく頑張ったね ”
一番症状が重かった 桃子です
外仕事をしていると駆け寄って来て
側から離れようとしません
たまらく愛おしいです
ママ~ 今日も 頑張ろうね
”桃子 必ずよくなるからね
桃子も 頑張るんだよ ”
こんなに痛々しい姿で
一生懸命 命を輝かせてくれている
桃子たちに 励まされ
頑張る力を与えて貰っています
異常気象が原因で
全国で タヌキたちが 疥癬に苦しみ
命を落としているそうです
野生動物が 人間を頼らなければ
命を繋げていくことが出来ない
過酷な現実を目の当たりにしています
人間が 長い間 自然を破壊している
結果だと思います
疥癬を治してあげたい一心で
行政に治療のお願いをしましたが
「タヌキは 銃で撃っても罠を仕掛けても
許される動物なので 救う事は出来ない
疥癬は伝染病なので 殺処分
または 山の奥に捨て来る・・・」 と
驚くような回答に 憤りが込み上げました
この世に生を受けて ただ生きる事に
一生懸命な動物たち・・・
いつも人間が 動物の生きる権利を奪います
みんなかけがえのない大切な命・・・
疥癬が完治して 山に帰れる日まで
この子たちを見守っていきます
11匹 全て命を繋げてくれた事は
大きな責任を果たせたような思いです
カブの写真で目を覆いたくなった方も
いらっしゃると思います
悲しい写真を載せて申し訳ございません
先生に状態を説明する為に撮った写真です
今まで 扁平上皮癌に襲われ
可愛い顔が崩れて亡くなってしまった
子どもたちの写真は
ブログに載せる事は控えていましたが
顎が骨肉腫でブロックされて
口を開ける事も出来ず
お腹がすいても ごはんを食べる事も
水を飲む事も出来ない
こんなに辛い病気がある事を
皆様に分かっていただきたくて
写真を掲載させていただきました
どんな病気も苦しくて辛いです
病気が進行して
食欲がなくなった子どもたちに
一日でも長く生きて欲しいと願い
強制給餌も とても辛い事ですが
ビッキーと カブのように
口の中の癌はお腹がすいても
食べられない・・・
これ程辛い介護は初めてです
何をしていても涙ばかりが流れてきます
カブの ”ごはんをちょうだい” という
必死の訴えに あげる事ができない辛さで
胸が締め付けられ胃痛に苦しんでいます
神経性胃炎の薬も効かなくなってしまい
胃痙攣に襲われてしまいました
長い間 ブログの更新が出来なくて
お礼と ご報告が遅くなって
本当に 申し訳ございません
早くも梅雨の季節ですね
皆様も どうか体調を
崩さないようになさってくださいね
皆様の健康と 病気に苦しむ子どもたちが
回復に向かい ご家族の皆様が
穏やかに お過ごしいただけますように
祈っています