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★気まぐれノ-ト★

ひょうきん者の娘の面白話や、家族のこと、紗雪の思い…など気まぐれに書いてます☆

役者が揃ったこの部屋で


私のいきみ声が響く。




頭の横あたりにいる旦那の




「がんばれよ~がんばれよ~」




気合いの入っていない、棒読みの応援。


それに腹を立たせながらいきむ。




あとから旦那に聞いたら


「だって、なに言えばいいのかわかんなかったのに」


だと。


耳元でヘナチョコ応援聞きながら


命かける私の身になってみろっつーの!!




陣痛の強さもだんだん強くなってくる。




ここで私は唖然。




「う、動いてる!」




そう、娘はまだ動いていたのだ!


まさか、分娩台に乗ってまで胎動を感じるとは。


いや、胎児も出るのに必死だから、


動くのは必然?なのかな?


でも、マジで動きすぎ。




そして、どうやら頭が見えてきたらしい。




もう、何が痛いのか、


どのくらい痛いのかわからん状況。




そのとき




ギリギリギリ‥‥ギリギリ‥‥




この音は‥‥?


股の先にはN助産師。


なにやら手を動かしている。




うーん、考えたくないけど、


私のアソコを伸ばすために


指突っ込んで子供の頭の周りなぞってる?


(わ、わかりにくいかな‥‥)




それが、こんな音を発している。


多分そうに違いない。


考えただけで恐ろしいことが


目の前で繰り広げられていた。




そして、


「頑張れー!次で最後!」




N助産師の後ろにいた先生からの言葉。




旦「ほら、最後だって!がんばれー」




私「くぅぅぅぅぅぅぅぅーーーッッ!!」




正直、本気を出していなかったアホな私。


やけに冷静で、


最後と言われりゃやるしかない、と。


必死で力を込める。




しかし、




先「よーし、次が最後だー!」




オイオーイ(・∀・)


ったく勘弁してくれよ。


そんな何回も本気出せねーよ?




私「んぅーーーーーーーーッッッ!!」




先「もう1回!最後だよ、最後!!」




フザケンナヨ?え、ふざけてんのか?


もう最後は怒りまじりのいきみ!!




N「はーい、もういきまないでねー」




マダヤッテヤローカ?な気持ちは押さえて、


力尽きた私。




ぬぽんっ




N「はーい、出てきたよー」




胸のところに血まみれの我が子が置かれる。




力尽きた私は、ぬらーりと首を起こし


ついに我が子との対面を果たした。




私「あぁー、やっと会えたねー」




なにこのドラマの台本ばりの言葉。ステキ。


もういろんな感情が混ざってよくわからん。




そして、バースプランでも希望していた


「旦那がへその緒を切る」


このイベントが行われた。




N「3回ぐらいに分けて切ってね」




こう言われたにもかかわらず、


「案外スッと切れる」と


2回で切りやがった旦那!


私にも切らせろこの野郎!




そして子供はキレイにしてもらって


部屋の外にいる母や義両親と対面、抱っこ。




私は、産後の処置を受けていた。




N「胎盤、見る??」




私「い、いや!いいですっ!!」




今思えば、見とけよ~って思う。


あんだけ命懸けたんだから


胎盤見るのぐらい、どうってことないだろ。




そして、アソコがちょっと裂けたらしく縫合。




処置が終わり、体を拭いて着替えさせてもらって


自分の病室へ‥‥。




私は、戦場をあとにしました。






~つづく~




くぅうううぅぅぅ…


陣痛 腰痛 げぼ


そのトリプルパンチの峠を越え、

陣痛の間隔も短くなる。


でも、子宮口はなかなか開いてくれない。

こんなに痛いのに…!


…もう、これは耐えるしかない。


こんなときに、すごいことに気づいた。


心配して腰をさすってくれる母。

でも、全然楽にならないのだ!!!


それが、N助産師が腰をさすると…

なぜか痛みがやわらぐ!!

本当に、冗談抜きで。

腰さすりの達人ですか?って

聞きそうになったよ。


でもせっかくさすってくれる母に

「やめて」とも言えず…

こんな時にいらぬ優しさが出て

自分の苦しみが増した(笑)


それぐらい、N助産師はゴットハンドの持ち主。


そして、

私の「二度と経験したくない時間」がやってくる。


なかなか子宮口が広がらないので、

N助産師も再び母に退室命令。


ってゆーか

まぁまだまだだから、

みたいな感じでいわれたらしく、

母は病院のそばにあるお店へ昼ごはんを食べに出た。


N助産師もずーっといるわけでなく、

ときどき様子を見に来る程度。


私、ひとり、ぽつーん。


淋しさにひたる間もなく陣痛…


んん?…なにこの感じ?。

あれ、なにこれ、なんか出そう。

何かデカイものが出そう!

ま、ま、ま、


ま さ か !


これが本で読んだ、

「いきみを我慢する」ゾーンってやつ???


つ、つらい!!!


いきみを我慢する…

赤ちゃんが出てきそうな感じで、

早く出したい!産んでしまいたい!ってなるけど

子宮口が全開じゃないと

裂けてしまって大変なことになる、という。

正直、甘く見ていた。

ぶっちゃけ、重要視してなかった。


陣痛とともにやってくる「出そう!」な感じ。

痛いのを耐えるだけで精一杯なのに、

これ以上何を我慢させるのか!?


もう、私は行動に出ました。


両手でお股を押さえる!!!


これに限る!もう!

押さえても仕方ないかもしんないけど、

気持ち楽になるのだ。


陣痛の痛みに耐えながらお股を押さえる。

我ながらマヌケな姿だっただろうなぁ…


この時間こそが

「お産に至るまでに嫌だったこと」の

頂点に立った出来事でした。

うん、本気で辛かったからこそ

笑い話にしてやったよ。ヘッ



そして、

悶絶する私のベットにN助産師登場。

子宮口確認…そして


「分娩台いこうか」


Σ(゚д゚;)


え、いきなりかよ?

あんだけなかなか広がらなかった子宮口、

なにいきなり加速しちゃったの??


ところがそのころ、

分娩室では他の処置をする人がいたらしく

陣痛と陣痛の合い間に移動していた私は待たされる…

もうマジふざけんなよ…余計な体力使わせんじゃねーよ…


と言うことで、

今まで私が寝ていた隣のベットが分娩台にもなるから、と

そのベットへ移動。


そしてそのころ、昼食から帰ってきた母に

N助産師は

「お母さんどこ行ってたの!?もうすぐよ」


まだだって言うから昼食にいってたのに…と

母は急いで私の旦那や義両親に電話。


分娩台で私の準備も始まり…


N「じゃあ、いきんでごらん~」


私「え?もう!?いきんでいいんですかッ?」


N「そんな簡単に生まれてこないから」


私「…うぅぅッ」


N「そうそう、上手」


そう言いながらバタバタ準備するN助産師。

私は陣痛がくるとともにいきみ練習。


私「くっぅぅうぅぅぅ~‥‥‥」


私「ッうぅ~‥‥!!!‥‥はぁぁっ!!」


私「‥‥あ、あの~、う○ち出ちゃったかも‥‥」


振り向くN助産師。


N「赤ちゃん産むときはね、何でも出すのよ」


私「‥‥ほぅ」



妙に納得。

事実はわからないけど、多分出た気がする。


そんな失態から数分、


N助産師に連れられた旦那が後ろ向きで入ってきた。

お股の部分を見ないように、とのこと。


そして先生も現れ、役者は揃った!!


本格的ないきみが始まる!!



~つづく~


※予想以上に長くなってスミマセン‥‥

私がいらんこと書かなかったらいいんだけど、

勢い余って文章が長くなってしまいます。

多分、いや絶対次で生まれるよ~




入院してすぐに、

経験したことの無い恐ろしいことが待っていた。


「刺激」


子宮口を刺激することで、

お産を促すんだとか…


病室にすら入ってないのに

いきなりその出来事が始まろうとしたもんだから


「こ、こ、心の準備が…!!」


パニックになる時間もなく、診察室へ。


恐ろしさにぶっ倒れそうな私は助産師さんに

「し、刺激って痛いんですか…??」

と恐る恐る聞いた。


こんな愚問に


「子供産むんだから痛いに決まってるでしょ」


突き放されちゃいました☆


※この助産師さん、まだ登場するから覚えといてね。

 N助産師としておこうかね。


で、その刺激というのが

海草で作られたスポンジを子宮口近くまで入れて、

そのスポンジが水分で膨らんで刺激する…みたいな。


それ入れるときが…もう!

いや、入り口を広げる器具だな。アレ極悪すぎ。

もう、手の甲を爪でガリガリギュウギュウして

痛みに耐えました。


生気抜かれた状態でやっと病室へ。

こんな感じで始まった入院1日目。


「子供を産むのって、いくつ痛みを乗り越えればいいんだ」

と悶々と考えながら眠りにつきました。


もちろん、腹の中の娘は

そんなこと知らねー、とばかりに

グイングイン動いてました。



入院2日目。


再び地獄の時間が私を待ち受けていた。


「刺激②」


スポンジを抜いて、バルーンときたもんだ。

バルーンて、風船。普通のよりゴツイ。

もう、痛いとか書くのはヤメタ!!

書いてるだけであの恐ろしさがよみがえってくる。

読んでる方も嫌だよね。


うん。

そして、陣痛誘発のお薬も開始。

錠剤を何時間かおきに飲むんです。


けっこう張ってたり、痛みもあったんだけど

本格的な陣痛には繋がらず。


先生からは

「明日、陣痛誘発の点滴をしましょう」


どうやら、明日には…

何としてでも対面するようだ。



入院3日目。


朝、窓から入る風が涼しくて気持ちよくて、

自分が置かれている状況を一瞬忘れてしまった。


でも、すぐに現実に引き戻される。


9時すぎから準備開始。


さぁ、私の初のお産。いざゆかん!

この記念日にお世話になる助産師さんは…



N助産師ーーーーーーーー(((( ;°Д°))))



こ、この人か…

昨日の夜は表情も中身も優しい助産師さんが

いたんだけどな…勤務終わっちゃったんだね…


もうね、はい、はい、と淡々とこなすN助産師さん。


浣腸だって、恥らう暇なくブッさされたし…

うぅ…怖いよぉ~


そして、9:30ごろ点滴開始。


先生は

「これで陣痛こなかったら帝王切開で」

キター。最終手段勧告??


でも、なんか、そうなるまでに

生まれそうな気がしていた私。

根拠はなーんにもないけど。


その根拠もクソもない予想が的中したのか、

1時間ほどでお腹が痛みだした。


でも、耐えれるー!私耐えれるー!


ずっと実母がついてくれてたんだけど

N助産師に

「いてもすることないから、お母さん休んでて」

陣痛待機室みたいなところから追い出された実母。


私の病室でテレビ見ながら待ってたけど、

気になるじゃん?娘だし。

実母は人の倍そーゆーの気になって仕方ないタイプ。


だから実母は、N助産師に立ち向かうべく、

私のいる陣痛待機室へ!!


しかし、実母惨敗…


なぜかって?

陣痛待機室の鍵閉められてたんだって(笑)


そのころ私は、痛みに耐えていました。

でも、元々生理痛がひどい方なので

なんとか我慢できてたんです。

むしろ寝てたんです(笑)

陣痛中に、マジで爆睡してたっぽい。


だから、実母が入らないようにN助産師さんは

鍵閉めたわけですね~。


それでもお昼ごろにはキツくなってきた…!

部屋に入れてもらえた実母も心配そうに腰をさする。


本格化する陣痛。

それと同時にやってきた腰の激痛!!


「な、なぜ今??なぜ今お前がやってきた?」

と腰痛を恨みました、本当に。


しかし、その腰痛野郎にはツレがいたんです!


げぼ~、です。

私の嫌いなことベスト3に必ず入る嘔吐…

こいつまでやってきやがった!


陣痛 腰痛 そして、げぼ。


このトリプルパンチを一度に食らったとき、

この世の終わりかと思いました。


そこまで思ったのに、

「お産に至るまでに嫌だったこと」の

頂点に君臨した出来事は

まだまだこれから先‥‥‥




~つづく~



お久しぶりの更新です。

更新してない間に娘が3歳になりました!


おめでとーーーー♪


「おめでとう」と言われると

心底嬉しそうに「ありがとぉ~♪」

って返す娘を見てなんかジーンとしたなぁ。


早いな~もう3歳かぁ…

私も母親になって3年。

ちょっとは母親として成長したかな…


そんなこんなで、

紗雪のお産ヒストリーを大公開します!


くっだらねー。


でも勢いにのって書いちゃうよ。



あれは3年前…


9/14、この日は出産予定日でした。


私、翌日の予定や考えてることが夢に出てきたりして

何かしら変化の起きる人間です。

日付が9/14になったこの時間も

体にある変化が…


「お、お腹が痛い…痛い?いや痛い…」


陣痛?いや、未経験だから

この痛みが陣痛なのか、

ただお腹が冷えただけか、

はたまた勘違いか、

それとも妄想か…


いろんな考えがグルグル頭を駆け巡ったまま、

朝を迎えました♪ ナンダソレー(・∀・)


いや実際、一睡もできなかった。

小心者~


うん、おそらく

「9/14は予定日」ってのが脳に張りつきすぎて

想像妊娠ならぬ、想像陣痛が起こったんだと

勝手に思ってます。ハイ


そんなことがあっても、生まれる気配は一切ナシ!!

このころ、妊娠後期特有(?)の

足の付け根の激痛にたびたび襲われました。

情けないが涙を流すほど。


そして胎動もすごかった!

アバラを蹴られ、痛みに涙し

「そんなに動きたいなら早く出てきてよ!」

と必死でお腹をさすったり…


それでもまだまだ生まれない。

そして予定日から8日が経った検診の日。


「2日後に入院して、刺激していきましょう」


キターーーー入院!

じわじわ実感が湧いてきて

本当に不安を感じた日。


そんな不安をよそに


「まだ~?」

「まだ生まれないの??」


ってメールが何通か送られてきて

不安を煽られたと言うか、

「いつ生まれるかなんて私が1番知りたいんだよ!!」

と怒りさえ感じた。


「ちょっと遅れてるのかな?初産は遅れるって言うし、

リラックスして過ごしてね」

こんなメールは心配してくれてるのが伝わってきて

ホッとできたんだけど…


いきなり「まだ~?」ってのはないよね。

そんなメール送ってきた中には

お産経験者もいたから余計切なかったよ。


そして、せっせとお風呂のカビ取りなどをした翌日。


入院!

THE入院!!


このころでも、腹の中ではガンガン動く娘。


「お産が近づくと胎児は定位置につき

胎動が少なくなる」


すべての胎児がこれに当てはまるわけではないことを

この先思い知らされることになる。




~つづく~





誰だ、オイ

こんなネーミングしたのは…


「どっか出かけなくちゃ損!」

みたいな気持ちになるからやめてくれ~


連休があまりすきじゃない紗雪です。

でも、2人目できたらまたなかなか行けなくなるし、

もう少し涼しくなったら

プチ旅行でもしようかと考えています。


そんな我が家は…


今日はユニクロ開店すぐに行って

素敵なプライスのものを買ったよ。

で、

家族3人分の着なくなった服を

リサイクルショップに持って行きましたーー!


期待しちゃダメじゃん、そーゆーとこって。

その昔、

マンガやCDけっこーたくさん持ってって、

ワクワクしてたら

「120円です」なんて言われてね。


「ちょちょ、120円?120円?」

って聞きなおしちゃうよね。


で、今回は全部で36点持っていきました。


まだこの世界の恐ろしさを知らない旦那に

「1000円超えたらいい方なんだからね~」

って偉そうにかましてたら


「5300円になります」


でぇぇぇぇぇぇぇえええぇえぇ?????


((((((ノ゚⊿゚)ノ


思わず笑みがこぼれるったぁこの事よ。

でも店員さんにしたら

「しめしめ…このバカ、舞い上がってるぜ」

って感じだったかもな。


だって、

moussyとかDIESELのデニムもあったし。


1番買取金額高かったのは

ツモリチサト??ってやつのボアつきのジャケット。

もう5年以上前に旦那が買ったんだけど

多分15000円ぐらいはしたと思う。

それが1000円での買い取り。


うーん、まぁ処分するよりは

全然いいんだけど。


はぁ~なんの話してたんだっけ。


とりあえず、今日の画伯の作品。


★気まぐれノ-ト★-Image1194.jpg

「ほね」


うむ!

マンガとかに出てくる骨のかたちだ、まさに。


最初わかんなかった私が

「これ何?」と聞くと


「わんちゃんが食べるやつだよぉ~!ほ、ね!」

だって。


最近いろんなかたちをとらえて書くようになったから

なんだかビックリです。


もうひとつ。


★気まぐれノ-ト★-Image1198.jpg

「虹」


一応ちゃんと色分けされてるーー!

絶妙なカーブを描いてるし…

これからが楽しみです。


では、皆様

素敵なシルバーウィークをお過ごしください~


ばっははーい