完璧主義 だという 君の背中

微かに緩んで 夢の中

もう幾度も見慣れた この光景は

手を触れられるのに とても遠くて

きっと その夢の中に

あたしは たぶん 現れない


その背中の向こうで

あなたは どんなモノを見てるの


なんだか ちょっと悔しくて

あたしだって、

と そっぽ向いてみても

背中あわせて みる夢は

すべての彩を 失ってしまうの

だから今夜は

君の背中を スクリーンにして

カラフルな夢 魅させてよ




誰も いない

眠れぬまま 迎える

幾度目かの 夜明け



孤独



不意に こぼれ落ちた雫

とめる術も 知らず

ただ 立ち尽くす




君に、逢いたい。

しなやかな 強さが欲しい


どんなことにも 柳のように


サラサラと 風にながれて


どこまでも 優雅に漂う



気に入らない 風もあることだろう


けれど どこまでも


 サラリ  サラサラ


        さらさら サラり

 

      サラリ    さら   さらり






軽やかな あなたになりたい


フワリと舞い飛ぶ 綿毛のように


ゆらゆらと 風にただよい



そりのあわない 風もあるだろう


だけど どこにでも


 フワリ ふわふわ


       ふわふわ  ふワリ


     ふわり     フワ    ふわり