恒例のオプションてんこ盛りでスタートした新型XRAY(2026モデル)。


実際に走らせてみると、2025モデルまでの扱いやすさが消え、とにかくピーキーで運転しづらい……。「ファクトリーチームのイケイケな人ならいいのかもしれないけれど、2026は一体どうしたもんか」と正直悩んでいました。走りの素性自体は、2024モデルからそれほど大きく変わっていない印象です。


ちなみにコスト面で言うと、24まではオプションを買い足して総額30万円ほどかかっていましたが、26は最初から完成度が高く、オプションを買い足す必要がありません。結果的にかなり安上がりになっています。


そこで、このピーキーさを解消するために以下のセッティング変更と対策を行いました。


### ① 扱いやすさを求めたシャーシ&プロポ設定

* **バッテリー配置:** 位置を1マス後ろへ下げてバランスを変更。

* **プロポ設定:** 「フィーリングを変えると良くなる」とアドバイスをもらい、ステアリングを「マイルド3」に設定。

* **アンプ設定:** ブースト・ターボは完全にオフ。その代わり、フィーリング(レスポンス)を「最大アグレッシブ」に振ることで、扱いやすさとダイレクト感を両立させました。


### ② モーター&ギヤ比の最適化

* 説明書の指定通り、5.5Tモーターに合わせてHUDY製の18Tピニオンギヤを取り寄せました。国内では手に入りにくく、他社製でも良かった気はしますが、指定通りにしたおかげでモーターの発熱はかなり抑えられています。

* 以前はファンを3個も付けていましたが、ファン自体の消費電力でバッテリーを消費し、そのために重いバッテリーを積むという本末転倒なサイクルに陥っていたので、今回はシンプルに仕上げています。


### ③ デフの組立てノウハウ(おすすめ加工)

海外サイトで見かけた小技ですが、デフの止まり穴をピンバイスで貫通させておくのがおすすめです。

これをやることで、ネジ締め時の液体の閉じ込め(液体ロック)を防げるだけでなく、空気の圧縮による反発もなくなります。奥までしっかり締め込めて、走行中に緩むこともありません。


26モデルのセッティングに悩んでいる方は、ぜひ試してみてください!







たったこれだけの加工(デフの貫通穴あけ)で、リングギヤとデフピニオンの破損を劇的に防げるので本当にオススメです。組み立て時にロック剤(ネジロック糊)を塗布しておくと、さらに効果的ですよ。


さて、この2026モデルを約半年間じっくりと使い込んできました。


その間、さまざまなオプションパーツを試しています。


・背骨(アッパーデッキ):グラファイト

・フロント背骨:アルミで補強

・サーボホーン:グラファイト

・サイドガード:グラファイト

・ナックル:6度

・デフ:前後にアクティブデフを装着


これだけの装備でテストしてみたのですが、前年(2025モデル)までの扱いやすさはどこへやら、最初はまともに走らせることすらできませんでした。


原因が「バッテリー位置とモーターが前に行きすぎていること(前寄りの重量配分)」だと気が付くまでに、かなりの時間を費やしてしまいました。


足回りに関して言えば、現状はスプリングがかなり遊んでいる(リバウンドが多い)状態です。そのため、メーカーとしては来年(2027モデル)以降、さらに低重心化を進めてくるのではないかと予想していますし、そこを期待もしています。


私がはじめて2021モデルを買った頃は、「オプションを買い足すことでマシンが良くなっていく」という感覚がありました。しかし、2026モデルに関しては最初から主要なオプションパーツが標準装備されています。クラッシュでパーツを壊しさえしなければ、維持費をかなり安く抑えられる優秀なキットだと思います