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Neumannのコンデンサーマイクには当たり前だがマイクカプセルが付いている。

マイクカプセルとは、コンデンサマイクの心臓部にして最もダメージを受けやすい部分である。

「コンデンサマイクは湿気を避けて保管すること。」
「防湿庫で保管すること。」

などと言われるのはカプセルを健全に保つためである。

今日はオクでマイクを買っている自称マイクフリーク、マイクの専門家、DIYマイク修理屋のために貴重な情報を提供しよう。

コンデンサーマイクカプセルの不良はいくつか挙げられる。

その代表的なものは

1.ゴールドスパッタ(カプセル表面の金薄膜)の喪失
2.シワ
3.カビ
4.サビ
5.張力喪失

である。

このどれもが深刻な不良だがとりあえず音は出る。

そのため、オクの完動品とか動作確認済みとか記載されている中古マイクのカプセルには上記不良が発生しているものが非常に多い。

音が出る=完動品

というオクの公式である。

音が出ない場合以外はノークレームノーリターンでとよく書かれているがそういうことである。

見えない部分はボロボロで音質も最低だがとりあえず音は出た。いろいろヤバイところがあるが、オクだし、楽器屋じゃないし、個人なんだからそんなところまで責任持つ必要はない。売れればオッケー。買ったやつが何と言おうと知るもんか。

ということだ。

偽物でも詐欺でもなんでもありというのがオクである。

この際、はっきり言っておく。

オクでNeumann U87を買ってはいけない!



オクでNeumann U67を買ってはいけない!



一つ一つ説明しよう。

1.ゴールドスパッタ(カプセル表面の金薄膜)の喪失

これは確実に防止出来る不良である。
マイクカプセルを触らなければはがれることはないからだ。
スパッタ飛びのあるマイクカプセルは過去に一度以上人の手が加わっている。

そして、その「人」というのが無能で低脳で技術力のかけらもないトーシロなのである。

以前、SONY C-38Bのところでも少し書いたがそういうことである。

具体的な写真を見てみよう。



これはNeumann U67のマイクカプセル、K67である。
U87Aiのマイクカプセルでもある。

なお、オリジナルのK67ではなく、最近(と言っても10-20年は経過しているかもしれないが)のノイマン製K67である。

この個体には

1.ゴールドスパッタ(カプセル表面の金薄膜)の喪失
2.シワ

に加え、斜めに異常な白い跡があるのが見て取れる。

このカプセルを見て何が行われたか察しが付くかい?

このカプセルはエタノールを綿棒に付けてマイクカプセルの清掃と称して破壊が行われた。

完全な陵辱である。

マイクの人権を無視したレイプである。

マイクにエタノールだと!?

アホか!

殺すぞ!


エタノールを使用するとゴールドが一瞬で白化する。
そして、金薄膜がはがれやすくなる。

そこに、綿棒でゴシゴシこすると上のようなカプセルの出来上がりだ。

エタノールが駄目なら何を使えば良いのか。

答えは簡単だ。

ノイマンに出す。

マイクカプセルの清掃はノイマンでもしてもらえる。

もちろん、お金がかかる。
費用については電話して聞け。

自分でやるという人間のためにしてはいけないことは書いておく。

エタノールなどの溶剤は絶対にダメ。
綿棒も絶対にダメ。



それでは何を使えば良いのか。





それは。。。






つづく