白と黒


交互に重なり合う連続の循環の形


太陽の光と共にたくさんの音が重なり始める


ゆっくりとした音、早々とした音


リズムカルな音、木の音、金属の音......


様々な不連続な音は方向を見失わせる


僕はその音に声をかけて見た


「.......」


返事は無く、その音は次第に遠ざかっていった


僕は追いかけようとするが追いつかない


動けなかった


気づいて欲しかった


しかし、その場所からは動くことを許されていない


誰にも気づかれないその場所に、僕はずっと1人ぼっちだった


太陽はやがて沈みすべての音が消えた


明日も僕は声をかける


見つけてくれることを祈りながら