6/23渋谷QUATTRO『one and one』② | プロト・カルチャー

プロト・カルチャー

ROUAGEベストより マクロスからではない

予定時刻から10分程度遅れて

お馴染みのSEが流れる



一発目から『タラレバc'est la vie』

アルバムMIXTUREからのナンバー



前記事でも書いたが

今日のKAZUSHIの声は非常にローが出ている所為か

迫力を感じ、より圧倒される



これも書いたことだが

演奏力が格段に安定していて上手くなっている

アッチとエノキダは前から安定しているが

コータの腕が上がったのが大きい



ただ今公演であえてベストプレイヤーを挙げるとすれば

それはアッチだろう



いつも安定したドラミングのエノキダ

ライブを牽引するフロントマンKAZUSHI

という選択肢もあるし



何故か人が変わったような安定プレイの

コータを挙げてもよかったが



激しいアクションでもリズムを崩さず

コーラスもこなし、熱いハートを見せつけた

アッチが一番輝いていたのではないかと思う



すかさず999.9へ

今日はテンポが速く、進行が速く進む



そして3曲目の新曲

ここでマイクトラブル



音がポツポツ出ないポイントが…

どちらかといえばKAZUSHIの声が出過ぎて

レベルオーバーになりリミッターが働いた気もするが

急遽、ワイヤレスを捨ててケーブル付の58に切り替える



ただこれにより、俄然会場が盛り上がったように思う

トラブルを圧倒するプレイだからこその

LIVEならではの『これだから面白い』という現象だ



急なことにも関わらずケーブルマイクで歌う姿も様になるのは

ひとえにKAZUSHIの才覚に他ならない



ちなみに交換した際の

スタッフに蹴りを入れる仕草が笑えた



メンバーもそのトラブルを跳ね返そうとより熱が入る

そして観客も今日は一段と声を張り上げる

自然に「オイッビックリマーク」が出る回数も多い



その様子を見てKAZUSHIが微笑み

最高に幸せな空間が出来上がる




つづく