僕と清春 | プロト・カルチャー

プロト・カルチャー

ROUAGEベストより マクロスからではない

深夜の音龍門という番組で

清春が出ていたのを見てフト気が付いた



そういえば何故自分は清春さんを好きなのだろうか?



そりゃどこの誰にも属さない唯一無二孤高の歌声


高いレベルの音楽性


天才的なメロディー


人の心を見透かしたように寄り添う歌詞



色々挙げればキリがないし

細かい事柄ならいくらでも語り尽せる



ただそれ以前にもしかしたら

一番大事で通じる部分があったからだと思う



それは活動しつづけること



音龍門のプロフィールで

あたり前過ぎて気付かなかったが



毎年リリース、活動しつづけている

黒夢やSADSが活動休止に陥っても

休むことなどせずに走り続けているのだ



休むことが悪い訳ではないが何年も休んでいたり

LIVEを演っていなかったりするアーティストがいる中

これはなかなかできる事じゃないと思う



特に衰退・使い捨てが激しい音楽業界の中

毎年のリリースを可能としているのは稀ではないか

パッと思いつくのはBACK-TICKくらいでは…



売れなくなって契約を打ち切られたり

スランプで曲を作り出せない人もいるだろう



それでも無限と思えるくらいの曲を作りだし

40を超えてなお5連続LIVEを敢行する

アグレッシブさと才能は尊敬、感動等を通り越して

もはや感謝と崇高を感じ入る



つまりは走り続ける事で輝き続けることを運命付けられた

それでいて常人離れして人間臭いという

相反する矛盾を内包して美しき人…



単純に歌が巧いとかカッコイイとかだけでも

好きになっていたかもしれないが



活動休止などで休んでいたりしたら

どうでもよくなっていたかもわからない



私自身の個人的な社会人としての

意見を述べるなら



『会社は続けてナンボ』というのがある



自分が考え思い至った言葉だけど

スゴク好きな言葉だし



『続けることに意義・意味』があるというのも同様だ



だっていくら赤字でも続けなければ

社員の生活を守れないし、客に迷惑をかける

再生することだってできないじゃん



そこに在り続けることが大事だと思う



リセットなんて言葉はあるけど

全部無かったことにして一からスタートなんて

物理上不可能だしね、気持ちはわからんでもないけど



その共有点こそ

私が清春さんを尊敬し愛し続けられる理由なのかも



他にもカッコいいアーティスト・バンドはいるが

どこかしら休んでいるしね



THE END時 の黒夢のLIVEが

ダメだったのがより理解できる



それは続けること前提としていない

状態だったからだ



これからも続いていってください


導いてください、光が降り注ぐように…