即さぼったため、お話が進まないし。
あの頃と現状が変ってしまった・・・ので、ご報告。
THE 現状。
*・*・*
“Keep yourself alive keep yourself alive
It'll take you all your time and a money
Honey you'll survive”
大好きなQUEEN様の1stの“Keep yourself alive(邦題:炎のロックンロール)”のとある一節。
“元気でいるんだ 生き続けろ 時間と金をうまく利用すれば 君はなんとか生きられる。”
はじめはなんて欲張った生き方だろうと思った。
でも、ももよはいつしかその響きを生きがいにし始めた気がする。
時間とお金。この世界では切っても切れない貴重品だと私は思う。
*・*・*
エッチをしてお金を稼ぐ。
ももよには到底できなさそうな、鳥肌モノのお仕事。
それを彼女はソツなくこなして、月収40万。
17さいの一人の少女が、40万。
彼女はそれに何を感じていたかはわからないけど、
金銭的なその余裕がかっこよく思えたのを覚えている。
*・*・*
あたしは時給720円のコンビニで働いていた。(現実を言えば働いている。)
一日13時間勤務しても1万には到達しない。
昼も夜も、フリーターのあたしは仕事に出た。
なんでコンビニを選んだのか・・・
普通なら高2にあたる16歳の夏休みの終わり。
あたしはまだ流行の最前線であるニートだった。
(正式にはニートとは違うんだろうケド)
・・・学校も正式に辞めた。
・・・毎日が暇。
・・・やることがない。
人間って大変な生き物。
生きていくにはお金がかかる。
そのお金を稼ぐために働かなくてはいけない。
お金って言葉がももよにはすごく汚く感じて。
ももよは変に大人ちっくな考えを倦厭していた。
欲は願うものでは無いと思っていたから。
欲ゆうものもなかったからお金を稼ぐ必要性にきっと欠けていたんだろうね。
そこまでがっついて、稼がなくちゃっていう衝動にもかられなかったし。
自分が働けるか心配だったし。
自分が表舞台に出るのが怖かったし、
自分に何ができるかがわからなくてそれを試すのも恐れがたいことだった。
それに学校を辞めてしまった私が、他のものを続けられる保証が無いのが怖かったし。
また大切なやるべきことを投げ出すのがすごく怖かった、
進むのにとっても臆病になっていたんだろうね。
*・*・*
と ある日、
あたしは父親と喧嘩した。
なんで喧嘩したかは覚えてない。
たぶんいつまでも遊んでいるなってことで喧嘩したのかな?
私は父のあの威圧的な言い方とあの目がキライ。
泣いて泣いて、ゆうたろうにすがったのを覚えてる。
悲しくて悲しくて、
その夜はゆうたろうにそばにいてもらったのを覚えてる。
それで彼を寝坊させて、仕事休ませてしまったのを覚えてる。
それでね、休ませてしまって悪かったから早く仕事を見つけなくちゃ!
そう思ったのを覚えてる。
次の日、とりあえずあたしの夢であるショップ店員に近い??職種であるコンビニを選んだ。
販売業ってヤツ。
接客はソコソコしか身につかないだろうけど、レジができるって、色々役立つだろうし、
コンビにはさまざまな年齢層が来るから、何か学べそうだと思ったんだよね。
実際思っていた以上に接客要素が必要な仕事だとも思ったし。
自分には+になれた気がするよね。
たとえ時給が悪くても、身につくものは身についた気がする。
*・*・*
それでも、いくら頑張っても、見合った分だけの額にならない。
欲しいものが手に入らない。なんだかもの悲しい。
世の中にはいろんな仕事が溢れてる。
続く・