だれにも一つは特技があるといいますが、私にも一つ特技があります。
それはどんな言語でも日本語の仮名にあてられるという聞き取り能力です。
自分ではそれを絶対語感と呼んでいます。
以下、実際に私が10分ほどで聞き取ったプロジェクトAのテーマを書き下ろします。youtubeで聞きながら比べてください。
テーマ:ブログ
人間関係ってやつからは逃げ切れないですな。しんどいこと、わずらわしいこと、人間関係ってやつは楽しさとつらさをたくさんくれる諸刃の剣やと思います。
些細なことに傷ついて、逃げ出したりするのは仕方のないことだと思うのですが、いつまでも逃げ切れるものではないと。結局人間っていうのは人との関係を完全に絶ってしまうと、存在していないことと一緒だと思うのです。
「諸人よ、傷つき壊れゆく自分と向き合い、現実と戦うのだ!」
などとわかった風なことをいう人はちょっとしんどいですが、確かにいつかは覚悟を決めて、他人と堅い結びつきを作らないと、怯えて生きる人生は一番つらいと思います。正しいか正しくないかは別として、そうしたほうが得することが多いなぁと。
たとえ自分を嫌って傷つけてくる人と向き合うこととなっても、かまえた自分を解きほぐして、少しずつ向き合っていけば、たまにはいい人間関係ができるんじゃないかと思います。
最近、自分の周りの人間関係を振り返ったとき、自分を幸せもんだと思えました。もちろん努力もしたし、恥もいっぱいかいたし、治るものならこの病気を治してしまいたいけど、治らなくてもかなり自分は幸せ者だと思えました。
友人、同僚に感謝。
家族、親戚に感謝。
できることなら未来の伴侶恋人にも感謝。
恨みつらみは忘れられるなら忘れたほうがいい。許せないことも忘れたほうがいい。
生きる上で忘れることは本当に大事ですな。何か嫌な昔話を聞かされた時、
「そうだっけ?」
としらふで思える自分になりたいです。
うはは。
些細なことに傷ついて、逃げ出したりするのは仕方のないことだと思うのですが、いつまでも逃げ切れるものではないと。結局人間っていうのは人との関係を完全に絶ってしまうと、存在していないことと一緒だと思うのです。
「諸人よ、傷つき壊れゆく自分と向き合い、現実と戦うのだ!」
などとわかった風なことをいう人はちょっとしんどいですが、確かにいつかは覚悟を決めて、他人と堅い結びつきを作らないと、怯えて生きる人生は一番つらいと思います。正しいか正しくないかは別として、そうしたほうが得することが多いなぁと。
たとえ自分を嫌って傷つけてくる人と向き合うこととなっても、かまえた自分を解きほぐして、少しずつ向き合っていけば、たまにはいい人間関係ができるんじゃないかと思います。
最近、自分の周りの人間関係を振り返ったとき、自分を幸せもんだと思えました。もちろん努力もしたし、恥もいっぱいかいたし、治るものならこの病気を治してしまいたいけど、治らなくてもかなり自分は幸せ者だと思えました。
友人、同僚に感謝。
家族、親戚に感謝。
できることなら未来の伴侶恋人にも感謝。
恨みつらみは忘れられるなら忘れたほうがいい。許せないことも忘れたほうがいい。
生きる上で忘れることは本当に大事ですな。何か嫌な昔話を聞かされた時、
「そうだっけ?」
としらふで思える自分になりたいです。
うはは。
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「サラリーマンっぽいことしたい。仕事帰りにもんじゃ焼き食べ
てビール飲みたい」
という私のわがままで、同僚のFさんとHさん、電車で一緒にな
った新人のIさんの4人で食事会。ネットで調べた店を目指すも、
結局お目当ての店は見つからなかったので、急きょ徒歩20分弱の
別の店へ。
もんじゃ焼き4枚(?)とスイーツ二人前、若鶏のから揚げタル
タルにお酒を少々で一人1700円也。
実にサラリーマンっぽいアフター5に一同ご満悦。あんまり楽し
かったので
「サラリーマン同好会」を立ち上げようという話になりました。
活
動内容は主におっさんくさい飲み会で、当日はスーツ着用(うちの
仕事場は私服から作業着が普通)を義務付けと、非常に楽しい悪乗
りで帰路へ。
... 「あ~、サラリーマンらしい別れの挨拶ってなんやろ?」
速攻Fさんが
「…お疲れ様でしたーッ!」
と簡潔に挨拶を。
Fさん、正しくサラリーマンし過ぎw
ちなみに数分後、Hさんからねぎらいメールが。
Hさん、正しく女
子社員し過ぎw
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日曜日は基本、ピヨ(彼女)と過ごすのですが、今日もドライブをしておりました。
少し話は飛びますが、私の住んでいるCGチックな近未来マンション(相続税今から貯め中)は敷地に隣接してローソンがあります。だからローソンパス(ポイントカードみたいなもの)をもっているのですが、このパスにたまるポイントがイイんです。今月は40ポイント(普通に使うと40円)でスターバックスの缶コーヒー(179円!)引換券と交換できるのです。
給料日前で干物になっている私には渡りに船と、早速ドライブ中にローソンへ立ち寄り、缶コーヒーと引き換えました。
「ンまァ~い!」
関西人は金額で味覚を決めるというのは本当かもしれないが、その缶コーヒーは非常にコクがあり、ミルクたっぷりのおかげか僕の嫌いな酸味がない。
「ええ買いモンしたわ~」
と上機嫌に走ること数分、おやおや、OPP(おなかピーピー)のシグナルが…(そうか、冷たいコーヒーだ!)あ、悪夢がよみがえる。
S「なぁ、ちょっと下しそう」
ピ「ちょっと~www」
ムードぶち壊しなこの弱い腸を笑い飛ばす君の瞳に乾杯…どころではなく、速効コンビニに駆け込もうとするも、日曜の晩、国道八号線は渋滞中。あと100メートルのところに確かに存在するローソンまでの進みは牛歩よりはるかに遅い。
S「ごめん、車から降りて走っていく。運転は任せた」
ピ「え?え?」
混乱するピヨリさんを置いて走る私。
いけない、走れば腸の運動が加速する。
30メートルほど走ったところでさらに強い波が私の下腹部を襲う。早すぎず、遅すぎず、とにかくこのクソッタレな腸を冬のナマズのようにおとなしくさせねばならない。
波が去ったのを見計らって、全速力でローソンに駆け込む。その途端、一抹の不安がよぎる。
(もし、「トイレをご使用の方は店員に一声をよろしくお願い申し上げます」と書いてあったら…?)
しかし神はいた。(いや、のちにその神はやはりいなかったことを思い知るのだが)少なくともその瞬間、まぎれもないあのお方の御心に私は触れることができた。扉には「当店のトイレを清潔にご利用いただき、誠にありがとうございます」と小癪なマジシャンズセレクトが小さなアクリル板に刻まれているだけだった。
そこでコートを脱ぐ私。いや、待て、その下にはおっているネルシャツも脱がないと、裾が長いだけに万が一のことがある。残念ながら袖口のボタンは留まっていたが、ありがたいことにするりと両腕からシャツは脱げた。だが、まだ安心してはいけない。ジョジョの奇妙な冒険第二部主人公であるジョセフ・ジョースターは言っていた。『相手が勝ち誇った時、そいつはすでに敗北している』と。
(勢いよくズボンを下ろすとともに腰を落とせば、フライング魔王が便座に降臨する可能性がある)
うむ、さすが日頃より冷静沈着な私。逆境においてなおこの判断力は、やはり二度の経験の賜物である。
ピ「大丈夫?」
雑誌を立ち読みするピヨリさんの目には、青白い顔をした私が映っていたようだ。ああ、いつもよりさらに美しく見えるピヨリ!
S「大丈夫!」
いや、大丈夫なのではないのだ。俺にはわかる、少なくともあと一回は波がやってきて、それは用を足さない限り局地的ビッグバンが到来することを保証しているということを。
…数分後
―――ああ、あれは
―――あれは、ファミマだ
―――いま、
―――いま、もう一度
―――いま、もう一度あそこで毒を抜かなければ…
―――私は大切なものを失う…
危なげなく二度目の波を交わす私。やはりハンサムは勝利するのが絵になる。
―――そして家まで残り10キロを切ったあたりで私は思い知ることになるのだ
―――神は決して存在しないということを!!!
S「三回目の波が来た」
ピ「すぐにローソンがあるって、ナビに乗ってるで。まさかつぶれてたりせえへんやろうけど」
S「…ない。つぶれてる」
きっとそうだと思っていた。
そう、最悪の可能性を想像するとき、それは現実になると思うことこそが最悪を回避する最善の方法なのだ。あえて都合よく解釈した時、現実は想像しうる最悪の事態のさらに少し斜め上をいく。私は運命に勝ったのだ。
かように前向きな発想により、勝ち誇るという敗北を回避し、小宇宙の誕生を抑制しつつハンドルを握る。
ピ「そこのガソリンスタンドで…」
S「ガソリン入れないのに入るのは悪い」
ピ「じゃぁその百円ショップは?」
(いまはPM18:58。駐車場に入ってから蛍の光になったらどうするねん!)
かように被害妄…堅実な想定をもとに黙殺した私の態度に傷つく表情も見せず、続けるピヨリ。ああ、君は女神だ!
ピ「そこのパチンコ屋では?」
S「それだ!」
用を足し戻ってきた私からは煙草の匂いが。それをかわいくなじるピヨリを横目に、私は涙する。
(…完全勝利にはほど遠いが、ひとまずこれで私は家までビッグバンを抑えることができるだろう)
かくして世界は救われた。ビッグバンにより誕生するはずだった小宇宙は、一人の美男子の思慮深さと良心により封印された。
だが、私は知っている
本当の闘いはここからだ!と。
第一部、完
少し話は飛びますが、私の住んでいるCGチックな近未来マンション(相続税今から貯め中)は敷地に隣接してローソンがあります。だからローソンパス(ポイントカードみたいなもの)をもっているのですが、このパスにたまるポイントがイイんです。今月は40ポイント(普通に使うと40円)でスターバックスの缶コーヒー(179円!)引換券と交換できるのです。
給料日前で干物になっている私には渡りに船と、早速ドライブ中にローソンへ立ち寄り、缶コーヒーと引き換えました。
「ンまァ~い!」
関西人は金額で味覚を決めるというのは本当かもしれないが、その缶コーヒーは非常にコクがあり、ミルクたっぷりのおかげか僕の嫌いな酸味がない。
「ええ買いモンしたわ~」
と上機嫌に走ること数分、おやおや、OPP(おなかピーピー)のシグナルが…(そうか、冷たいコーヒーだ!)あ、悪夢がよみがえる。
S「なぁ、ちょっと下しそう」
ピ「ちょっと~www」
ムードぶち壊しなこの弱い腸を笑い飛ばす君の瞳に乾杯…どころではなく、速効コンビニに駆け込もうとするも、日曜の晩、国道八号線は渋滞中。あと100メートルのところに確かに存在するローソンまでの進みは牛歩よりはるかに遅い。
S「ごめん、車から降りて走っていく。運転は任せた」
ピ「え?え?」
混乱するピヨリさんを置いて走る私。
いけない、走れば腸の運動が加速する。
30メートルほど走ったところでさらに強い波が私の下腹部を襲う。早すぎず、遅すぎず、とにかくこのクソッタレな腸を冬のナマズのようにおとなしくさせねばならない。
波が去ったのを見計らって、全速力でローソンに駆け込む。その途端、一抹の不安がよぎる。
(もし、「トイレをご使用の方は店員に一声をよろしくお願い申し上げます」と書いてあったら…?)
しかし神はいた。(いや、のちにその神はやはりいなかったことを思い知るのだが)少なくともその瞬間、まぎれもないあのお方の御心に私は触れることができた。扉には「当店のトイレを清潔にご利用いただき、誠にありがとうございます」と小癪なマジシャンズセレクトが小さなアクリル板に刻まれているだけだった。
そこでコートを脱ぐ私。いや、待て、その下にはおっているネルシャツも脱がないと、裾が長いだけに万が一のことがある。残念ながら袖口のボタンは留まっていたが、ありがたいことにするりと両腕からシャツは脱げた。だが、まだ安心してはいけない。ジョジョの奇妙な冒険第二部主人公であるジョセフ・ジョースターは言っていた。『相手が勝ち誇った時、そいつはすでに敗北している』と。
(勢いよくズボンを下ろすとともに腰を落とせば、フライング魔王が便座に降臨する可能性がある)
うむ、さすが日頃より冷静沈着な私。逆境においてなおこの判断力は、やはり二度の経験の賜物である。
ピ「大丈夫?」
雑誌を立ち読みするピヨリさんの目には、青白い顔をした私が映っていたようだ。ああ、いつもよりさらに美しく見えるピヨリ!
S「大丈夫!」
いや、大丈夫なのではないのだ。俺にはわかる、少なくともあと一回は波がやってきて、それは用を足さない限り局地的ビッグバンが到来することを保証しているということを。
…数分後
―――ああ、あれは
―――あれは、ファミマだ
―――いま、
―――いま、もう一度
―――いま、もう一度あそこで毒を抜かなければ…
―――私は大切なものを失う…
危なげなく二度目の波を交わす私。やはりハンサムは勝利するのが絵になる。
―――そして家まで残り10キロを切ったあたりで私は思い知ることになるのだ
―――神は決して存在しないということを!!!
S「三回目の波が来た」
ピ「すぐにローソンがあるって、ナビに乗ってるで。まさかつぶれてたりせえへんやろうけど」
S「…ない。つぶれてる」
きっとそうだと思っていた。
そう、最悪の可能性を想像するとき、それは現実になると思うことこそが最悪を回避する最善の方法なのだ。あえて都合よく解釈した時、現実は想像しうる最悪の事態のさらに少し斜め上をいく。私は運命に勝ったのだ。
かように前向きな発想により、勝ち誇るという敗北を回避し、小宇宙の誕生を抑制しつつハンドルを握る。
ピ「そこのガソリンスタンドで…」
S「ガソリン入れないのに入るのは悪い」
ピ「じゃぁその百円ショップは?」
(いまはPM18:58。駐車場に入ってから蛍の光になったらどうするねん!)
かように被害妄…堅実な想定をもとに黙殺した私の態度に傷つく表情も見せず、続けるピヨリ。ああ、君は女神だ!
ピ「そこのパチンコ屋では?」
S「それだ!」
用を足し戻ってきた私からは煙草の匂いが。それをかわいくなじるピヨリを横目に、私は涙する。
(…完全勝利にはほど遠いが、ひとまずこれで私は家までビッグバンを抑えることができるだろう)
かくして世界は救われた。ビッグバンにより誕生するはずだった小宇宙は、一人の美男子の思慮深さと良心により封印された。
だが、私は知っている
本当の闘いはここからだ!と。
第一部、完