来たなーーーー待ってたのよ〜〜待たされてるうちに私もこんなに歳とってしまったじゃないか!!!
これぞ知る人ぞ知る黒大知。。。実はエロ魔界の帝王様なんだから。
確かに、わたくし暫く大知ごとから、距離を置いていましたけれど。
仮面ライダー辺りでブレークしてから、表舞台で全世代に支持される国民的代表歌手として君臨し続ける姿に嬉しさと「ああ、もうこれで大知は大好きな音楽だけで生活していけるんだ。」という安堵を感じる反面、ひょっとしたらもう「あの頃」の三浦大知には会えなくなるかもと、寂しい覚悟も決めていた。
もうお子ちゃまもお年寄りもみんなが見てるからさ、空を切る指先から、自身の胸に落とす視線までイチイチ色気とフェロモンダダ漏れで、私達の呼吸も瞬きも一時停止させてしまったり、首に縄をつけて(ドS大知様に)引きづられてしまう様な官能の黒大知は、流石にNGでしょう!?って思ってた。
HOWEVER
やーだー、もうねーーやっぱり貴方は三浦大知なのよね。
私達が求めているもの、本当は全部わかっていたんだ。
満たされました。色んな意味で。。。懐かしさと嬉しい不意打ちのトンカチで頭と心がポンポンと叩かれた感じ。そして余りにも容赦なく幸せ〜〜〜。
国民的代表歌手とか、世界レベルのエンターテイナーとか、唯一無二という表現ですら、
空々しく、虚しく、安っぽくて、貴方には相応しくないというか、もう足りなすぎるんだな。
カテゴライズ出来ない。
ジャンルは無意味。
今の日本には無いから。敢えて云えばジャンル三浦大知だものね。
女性ホルモンへの刺激が、露骨なエロチシズムではなく、知性的で上品なんでございますのよ、それが大知流。
大知の曲は各作品が出る度、必ずチェックしている。
ここ数年は、安心感を持って。
彼は期待を裏切らない。。。ある意味、想定内。
だからあの頃の様なワクワク感も正直無かった。
このMVも同様のマインドセットで聴き始めた。
が、イントロの音の結晶から私の脳はいつもと違う気圧を感じ
私はヘッドフォンを手で持ち直して、ソファーの背もたれから体を離し背筋を正した。
昔、大知が連れて行ってくれた世界が、再び私の目の前に広がっていく。
しかも、またまたとんでもないサプライズを手にした三浦大知というアーティストがそこに。。。
ひゃー〜ーもうびっくりしたわ。
私は昔から、大知のファルセットは彼の全体の歌唱力の素晴らしさに対して、どことなく貧弱に聞こえて全く好きではなかった。
何年も何曲も通して聴いても、つい最近までも、やっぱり物足りなかった。
HOWEVER
今回のこの曲、ファルセットが上達したなんてレベルでは無いよね。
ファルセットからいつの間にホイッスルヴォイスの領域まで制覇してるじゃん。
一体何だよ、これ? どうなってるの?
声域が聖域に到達しているでしょうが。
もう感動しかない。泣けるほど素晴らし過ぎて。
自粛中に、どんだけ練習と努力を重ねてきたんでしょう?
大知も世界中のアーティスト達も、先が見えなくて、大勢のファンの前でパフォーマンスも出来なくて、ずっと辛かったでしょうに。その中で日々トレーニングを積んでくれたのね。
有難うね。私達にいい作品を届けるために頑張ってくれて。
変わらず、大知について行くわよ。
これからも、よそ見はするけど、
三浦大知は私にとって、一生ものですから。
Petraの月