7月7日のバロックギターとパーカッションのデュオ、お客さんが素晴らしいレポを書いてくださいましたーワーイ♪ゝ(▽`*ゝ)(ノ*´▽)ノワーイ♪ 
シェアさせて頂きます♪
三瓶るり子さん、ありがとうございましたーーー☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆


昨日の七夕ライブは、バロックギター&パーカッションの組み合わせでした!どんな曲目?!どんな響きになるのか興味いっぱいでしたが、大泉学園のin Fのドアを開けた瞬間の楽器スタジオを見てさらに分からなくなりました(笑)・・・そしてた~くさんの楽器にも巡り会えました。写真から響きが感じとれるかな?!
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オープニングはサンスによるスペインのフォークソング“エスパニョレッタ”、何とも年季の入ったバロックギターのかき鳴らしに小さい和太鼓のようなフレームドラムがやわらかさのある音でリズムを刻みます。
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同じくサンスの“パバーヌ”ではなんと“壺”が登場!“ウドゥ”という楽器だそうです。可愛らしい♡“どぅ~ん!”という低い低音から“カン!”という高音も太鼓のような音も、控えめなんだけど叩く位置によって音色が変わるのです!1曲目とは違ったコード進行と拍感を感じるバロックギターの高級ガット弦のくっきりとした鳴りに加えて、心地良さがいっそう増しました。
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国を変えて“キャロランズ・ウエルカム”は“ウドゥ”+“ジャンベ”が入り、アイリッシュな響きへ!このジャンベはヤギの皮を貼っているそうですが、厚さによって音色も変わるそう、今回は厚めの皮、ややおとなしめの音でバロックギターとマッチしてました。この音も落ち着き感があって、パーカッションの定番という感じでいいなぁと思いました。いろいろな国の小物(鐘とか何かの爪とか・・・)を使っての絶妙なタイミングでのショートな響きも最高でした。

そしてビートルズ特集へ!バロックギターでビートルズ?!と思いましたが、曲目はお馴染みの“In My Life”、“Love Me Do”、聴いてみて、復弦の5コース、バロックギターだからこそ合うのかもしれない!と妙に納得、そしてリズムの取り方がすごい!と思いました。自然な感覚でとても癒されました。

私がMCを聴きながらもなるほど!と思ったのは・・・フランスの“チャコーナ”です。ヨーロッパの“重力のない、上に向かう拍感”が本当に感じられて、とってもさわやかに響きました。

再びスペイン、サンスへ!“フォリアス”“マリサパロス”、どちらも当時は“中毒性?!”のあった曲だと・・・何とも言えないコード進行の連続、マイナーな響きで明るくはないけど、永遠に曲に合わせて踊り続ける・・・バロックギターをかき鳴らす富川先生と何種もの楽器を自由自在に操る希久子さんの姿を見ていても“永遠の心地良さ”みたいなものを感じました。お二人の技術も素晴らしい。。。

いよいよ終盤へ、ここでin Fのマスターが乱入?!ではなく、ベースでお二人の演奏に加わりました。曲目はビートルズのあの名曲“ミッシェル”“ヘイ・ジュード”です。パーカッションは見た目も素敵な“ダラブッカ”(胴体が銅でできている!)というトルコの楽器、ベリーダンスの伴奏打楽器でもあります。少し明るめの響きでした。バロックギターの美しい旋律と伴奏にマスターのしっかりと存在感のあるベースの音色が身体に沁み込んできて、何ともしまりのあるそれでいて優雅なビートルズでした。マスターの腕前、素晴らしかったです!そして楽器のあれこれについてのMCも、さすがのマスターです。
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ビートルズ最後はお二人の“I need you”で締めくくりました。
そしてプログラムラストは・・・サンスの“カナリオス”!!この曲、聴きたかった(^^♪
バロックギター&ジャンベの響き、軽快さ抜群で最後はお客さんも手拍子で参加、これに合わせて踊ったら楽しいだろうなぁ。お二人の演奏、圧巻でした。

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最近クラシックギターを弾いていても“リズム”を常に意識するので、昨日のライブは感動いっぱいでした。手や指で、しかも叩く場所によっても音色が変わるので、希久子さんの表現力も素晴らしいなぁと思いました。叩く姿が美しくてかっこ良かったです!リズムだけでなく、音程感を出すのも訓練が必要なんだろうなぁ・・・バロックギターのコード進行のかき鳴らしも昨日、富川先生の手の動きに改めて驚いたのと同時に、ギターの発展の歴史と昔の人々の楽しみ方がよりいっそう理解できました。でもでも、ビートルズがこんなに合うとは思いませんでした。こういうサウンドのライブは初めて聴いたかもしれません。想像以上の心地良さと楽しさいっぱいのライブでした。まだまだパーカッションのこと知りたいです。また聴きたいです!!ありがとうございました!!!