自尊心の支えでもある障害厚生年金
こんにちは。今日もお嬢ニャンコに癒されているオババ桔梗です。6月5日から2024年度の年金の支払い通知の発送が始まりましたね。オババ桔梗は、うつ病で障害厚生年金2級を頂いています。自立支援、障害手帳も取得していますが、うつ病で障害厚生年金が頂ける事は、実はブログをいろいろ読んでみて初めて知ったんですよ。役所の方も、メンタルクリニックでも、「桔梗さんは障害年金の対象者ですよ」とは、お知らせしてくれないんですよね~前にも書きましたが、ブログで自分が対象かも知れないと思い障害年金の取得サポートを行っている社会労務士の事務所に電話して初めて「桔梗さんの状態は、障害年金2級に該当すると思いますよ。 会社勤めしている時の発症だから障害厚生年金に該当します。」って、教えて貰えたたんですよ。ただ、うつ病を発症したのは30年以上も前の話で尚且つ、初診の病院は20年以上前に閉院。2番目の病院も18年前に一旦閉鎖され、他の病院に譲渡。病院は変われど、初診の頃から診てくれていた主治医は同じだったのですがその主治医も8年前に他界。こう書き出すと読んでいただいてる皆さんも感じると思いますが、桔梗も障害厚生年金の申請書類を用意する事は至難の業ではないかと、思ってしまいました。こういう時、社会労務士さんは「 自分1人で手続きすると、申請が通らない事がありますからね~ 大丈夫ですよ~ 我々が申請書類の作成の仕方から、申請までサポートしますよ。 安心してください。 」って、声をかけてくれるんですよね。確かに心強い味方には感じたし最初の申請の時に、依頼をしましたが。。。実際に手数料とか報酬費用とか支払ってみて感じたのは、やっぱり、金額が高すぎる!! と思ってしまいました。サポートして頂いて、こういう言い方はいけないのかもしれないけどなんかねぇ、弱みに付け込んでボッてるように感じてしまいました。(あくまで、桔梗個人の感想。。。)一言に社会労務士の事務所と言っても、もちろん料金はいろいろなんでしょうけど桔梗が電話をかけて、依頼した事務所の場合、着手金手数料 22,000円年金受給が成功した場合の成功報酬① 受給年金の2か月分(税込み)② ① にプラスして、過去分に遡及した場合の金額の11%(税込み)③ 最低 12万円この①~③のうちの低い方じゃなくて、高い方が報酬として請求されるんです。桔梗の場合、初診の病院は閉院なので初診の診断書が手に入らない。そういう場合は事後重症という扱いになるので過去分には遡及する事が出来ませんでしたが、障害厚生年金2級を受給。よく、世間では障害年金と一言ですませる事が多いですが、国民年金のみを支払っていた方は障害基礎年金一つなのですが、会社員だった場合、国民年金分と厚生年金分を給与から支払っているので受け取る年金が障害基礎年金+障害厚生年金になるんです。障害基礎年金2級は 816,000円。これは定められた金額。障害厚生年金は、その人がどれだけ厚生年金を支払ってきたかによるので人によって金額が大きく変わります。桔梗の場合、キャリアウーマンだった頃、バリバリ稼いでいたので毎月毎月今から考えたら信じられない程高い厚生年金払ってましたから、必然的に障害厚生年金の金額も高くなります。具体的な金額はちょっと言えないですが、シミュレーションするために仮に月10万、年間120万円と設定してみますね。実際は、これより多いかもしれないし、少ないかもしれない。あくまで仮定ね。そうすると、①の年金の2か月分の報酬というのは、仮定の金額ですが税抜きで考えても336,000円になるんですよ。税金いれたら、369,600円。税金もバカにならないな~と、こういう時に思い知る。、当然、障害厚生年金がもっと多い人はもっと高い料金になるし、子供がいる人の場合には、年金に子供加算がつくので更に高額になります。実際に請求された金額を見た時に、やっぱり高いなぁって思いましたよ。だって、障害厚生年金が50万だろうが、120万だろうが、150万だろうが社会労務士としてする仕事の量が増える訳じゃないし、同じ作業なのに、なんでこんなに請求されるのって疑問符の方が大きい。もしも、初診の診断書が存在して、過去に遡及できた場合には、今回の生涯厚生年金を同じく120万円と仮定すると②のケースになるので、税抜きで考えて、1,444,800円という凄い報酬料金になるんです。くどい様ですが、これ報酬料金ですからね。こういう事を後からじっくりとシミュレーションすると、どんなに身体が思うように動かなくても、時間かけてでも年金事務所に通いながら、年金事務所で指導してもらいながら、自分で手続きするべきだったなとも~う、反省する事しきりです。今後、多発性嚢胞腎で腎臓が更に悪化して透析になった時は申請はすべて自分で行おうと思ってます。同じ障害厚生年金2級ですが、改めて申請しないといけないんだそうです。桔梗は、元気な頃でいえば、お金を使うと決めた海外旅行にはバ~ンと大金を使いますが、普段の生活は、まあ、ありていに言えば「けちんぼ」ごくごく質素な生活。だから、年金の更新の時期に、社会労務士事務所から「お手伝いする事はありませんか」と連絡きましたが当然ながら丁重にお断りさせて頂きました。とはいえ、年金取得に至る手数料にいろいろ思うことはあれど、障害厚生年金を頂ける事になったのは本当にありがたかったです。働いていた頃、バリバリ稼いでいたのに、自宅療養するようになり、退職金は頂きましたけど毎月振り込まれていた給与が突然振り込まれなくなる。これって、精神的に本当にきついです。自分も稼いでいたからこそ、旦那とも対等なパートナーと思えていたものが根底から崩れていく、そんな感じでした。頭には、「働かざる者食うべからず」「穀潰し」。。。そんな言葉が、頭の中をいつもグルグルしてました。もちろん、旦那はそんな事を言う人じゃないですよ。優しい人です。でもね、子供の頃に家の中で父親が母親を罵りながら殴りながらそう言っていた事がフラッシュバックするんですよ。そして、桔梗自身も両親から精神的にも肉体的に虐待されいた日々が頭の中に蘇ってくる。恐怖と嫌悪感。。。自宅療養しているのにうつ病は更に酷くなる。抗うつ剤、抗安定剤、睡眠薬、向精神薬、薬はどんどん増える。。。旦那の給与から、普段の食生活とかに必要なものは購入するのに抵抗は少なかったのですが、自分の洋服とか読みたい本を買う事は、やっぱりやってはいけない事のように思えました。だから、障害厚生年金を初めて振り込まれた時、やっと、「穀潰し」から抜け出せるって嬉しかったです。病気を抱えながら働いていた時期は、身体は本当にきつかったけど通帳に記帳された年金を見て、頑張ってよかったと思いました。障害年金って、障害者の生活を支えるためにあるのでしょうけど同時に、障害者の自尊心とかプライドとかも支えてくれているですよね。ちょっと、今日も長くなってしまいました。最後まで読んで頂きありがとうございました。それでは、またね。