寒くなってから卵巣がんの手術で6月に切除した左右の卵巣が以前はあったのであろう微妙に凹んだままの箇所が痛むようになりました。

 

(腹部の手術痕の一部)

 

 雪が降る前はわりと腹部の痛みはおさまってきていたのですが、雪が積もり寒さが厳しくなってきたら痛み止めなしでは我慢できない痛みを感じるようになってきました。

 

 抗がん剤の副作用の足のつま先と足裏のしびれも寒さで悪化泣

 

 どうやら冷えると傷痕の痛みやしびれは悪化するようですガーン

 

 そういえば、入院中にお話しした人の中に、抗がん剤治療してから10年経ってもまだしびれが残っていると言ってた人いたっけあせる

 

 雪の上歩いて冷えると足裏あしのしびれのある部分がジンジン痛むため外歩きたくなくて、来週は通院など外出予定びっしりあるので、今週はどうしても外出しなければならない用事のない日はひたすらひきこもっています汗

 

 冬の巣ごもりモードに入りました笑

 

 北海道の冬の寒さも雪も私は苦手なものですから、マジで雪のない暖かい地域に住みたいです。

 

 千葉県に住んでた頃はわりと冬場も快適に過ごせていたし、夏の暑さには強い方なので夜はクーラーなしで眠れていましたから、父方のご先祖様である高知県民の血が濃く体質的に温暖な気候の方が合っているのだろうと思われます。

 

 私、道産子でも寒冷地仕様ではないんです叫び

 

 ところで、以前ブログにも書いた最高裁判決の影響でいよいよ特例法改正となるようなので、その前にお話ししておきたいことがあります。

 

 こちらの記事を読むと性同一性障害のMtFとFtMの手術要件の不平等性を問題としている意見があったので、以下に記事本文の一部抜粋をします。

 

『追手門学院大学の三成美保教授は、「今回の違憲判断は国際的動向に即したもの」と評価しつつも、「生殖不能要件と外観要件をセットで判断しなかったことは非常に残念。外観要件で求められるのは事実上、トランス女性の性器切除であり、トランス男性は手術の必要はない。一方の性にのみ大きな負担を強いる要件は憲法14条違反」と批判した。』

 

 外観要件満たすには、MtFの場合は「外性器の手術=生殖不能となる」のは回避しようがないことなのに、三成美保教授はどのような手術をすべきだと言いたいのでしょう?具体的な手術法の説明をしていただきたかったです…残念うーん

 

 まだホルモン治療も開始していないうちに、精子や卵子の冷凍保存をし保管できるように医療制度で補助する方がよほど現実的対処法だと思うんですけどね。

 

 

 実際に、抗がん剤や放射線治療する前に、将来的に子供が欲しいと望んでいるガン患者さんが精子や卵子を採取して冷凍保存しておくということは、もう既に行われていることなんですから、性同一性障害の人たちにもそういう対応は可能なはずです。

 

 今まで、トランス女性(MtF)の内性器(精嚢や前立腺など)の摘出は手術要件に含まれてはいませんでしたが、トランス男性(FtM)は外から見えない健康な内臓である子宮、卵巣、卵管の内性器の全摘手術が戸籍の性別変更の絶対条件でした。

 しかし、実際に手術したMtFの方々の中には術後の経過を見て「セックスしても良いよ」と医師から許可が出てから下腹部の痛みを訴えていた人たちがいるんですよ。

 

 原因は、内性器である精嚢(せいのう)の摘出を行わないことにより、性的刺激があると精嚢腺液が漏れ出てしまい、外性器の切除で本来の行き場を失くした精嚢腺液が腹部にたまってしまうことがあったからでした。

 

 痛みを感じて何度も病院へ行っていた方は、根本的な改善策はなく注射器で腹水を抜くような感じで腹部にたまってしまった精嚢腺液を抜く処置をその都度行っていたようでした。

 

 当時のブログを削除してフェイドアウトして今は普通に女性として生きている人たちが過去にブログやコメントで教えて下さったことなので、記憶が不確かな部分もありますが、男性内性器からの分泌液の液漏れが腹部の痛みの原因であったことは確かです。

 

 腹水たまって耐えがたい腹痛で動けずにいて叔母に連れられて病院行ったら卵巣がんだった私だからこそ言えることなのですが、たぶん男性内性器からの液漏れでお腹が痛くなった人も相当我慢しがたい痛みを感じていたはずです。

 

 術後の不具合も含めて本当に今の手術法で良いのか?改善できるところはないのか?既に手術した人たちからの術後アンケートを実施して術後の不具合の調査もしておくべきです。

 

 術後の不具合を訴える人もいたのに、なぜ精嚢や前立腺など男性内性器の切除を今までしてこなかったのでしょうか?疑問です。残しておけば将来的に男性内性器の前立腺がんになるリスクだってあります。

 

 FtMの方の手術については、パートナーが不妊症などで子供を産めないのであれば代わりに産もうという覚悟がある方は、内性器の切除をしないで男性形の外性器の形成をする選択ができるようになると良いと思います。

 

 ただし、その場合は婦人科で子宮や卵巣や卵管のがん検診は定期的に行う必要性があるのでそのへんのこともよく考えてみて下さい。

 

 内性器全摘しておけば将来的に婦人科系の癌になるリスクの心配はなくなるというメリットがあります。

 

 ちなみに、私の通院している婦人科には、待合室外の廊下に置かれたパイプ椅子に一人で来ている男性が座っていることがあります。

 

 乳がんになる男性もいますが、たまに小柄で骨格も華奢な感じの男性がいて、

 

「もしかしたらFtMの方なのかも?」

 

と思われる人もいたりします。

 

 外見が男性に見えるFtMの方は、性別適合手術を受ける前に卵巣がんや子宮がんなどの婦人科系の癌になってしまった場合はどうなるのでしょう?

 

 婦人科病棟の4人部屋や2人部屋への入院ではなく、個室入院とかになるのかな?

 

 そんなことをおもわず考えてしまいました。 

 

 手術後の不具合に対する対応や、病気になった時の対応や、出産に関する法整備も含めて、手術する当事者のために特例法の改正は慎重に進めていかなければなりません。

 

 特例法の改正よりも先に民法改正して同性婚の婚姻届けの受理をしてしまえば、パートナーとの結婚のために命がけで手術する人たちが「手術せずに結婚する」という選択肢が増えるので、日本もそろそろ法的に同性婚認めた方がいいと思うんですけどねニヤリ

 

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