わたしの悲しみは

誰も知らない

誰も関わらない

誰も知りたがっていない

どんな人も

わたしを通り抜けて

何事も無いように 笑う

わたしの悲しみは

わたしだけの中で

誰からも知られることもなく

わたし一人で 慰め

わたし一人で 耐え

わたし一人で 何事も無いように

笑う

あんまり明るくて

やわらかくて

にこやかで

陽射しは素晴らしいのに

風はめちゃくちゃ冷たい

11月の午後

 

 

 

いろいろ もめたがっこうがありました

 

ひようとか、きげんとか

 

てれびでも ほうそうされて

 

なんだろうな、と

 

おとなは ふあんに おもっていました

 

あるひ

 

がっこう の こうてい を

 

こどもたちは かけまわっていました

 

あたらしい がっこう 

 

たのしい がっこう

 

おとな の おもわく を とおりこして

 

こどもたちは

 

ただ ただ

 

うれしかったのです