現在心不可得
「金剛般若経」の「三世心不可得」すなわち「過去心不可得」「現在心不可得」「未来心不可得」のひとつ「現在心不可得」について。
「過去心不可得」と「未来心不可得」は分かりやすい。
自分の過去の心は分からないし、未来の心も分からない。
では「現在心不可得」とはどういうことなのか。
「唯識」では自分の行いは種子となり、阿頼耶識に薫習する。
また阿頼耶識のなかで種子が種子に作用して新たな種子を生み出す。
したがって、自分の心(=阿頼耶識)は常に変化している。
末那識が「これが自分だ」という自我を保たせるので、
自分の心が分かっているように思うが、じつはそれは末那識の作用であり、
自分の本当の心ではない。
これが「現在心不可得」なのである。
そう思うと、執着から離れることができる気がする。
「過去心不可得」と「未来心不可得」は分かりやすい。
自分の過去の心は分からないし、未来の心も分からない。
では「現在心不可得」とはどういうことなのか。
「唯識」では自分の行いは種子となり、阿頼耶識に薫習する。
また阿頼耶識のなかで種子が種子に作用して新たな種子を生み出す。
したがって、自分の心(=阿頼耶識)は常に変化している。
末那識が「これが自分だ」という自我を保たせるので、
自分の心が分かっているように思うが、じつはそれは末那識の作用であり、
自分の本当の心ではない。
これが「現在心不可得」なのである。
そう思うと、執着から離れることができる気がする。
「日本人の思惟方法」中村元
中村元先生の集大成として書かれた全集の一部。
1988年の発刊なので、26年前の著作。
気になった一節があった。
「日本人には公共性、道徳心といったものはまだ未成熟である。」
この本が書かれて以降、阪神大震災や東日本大震災があり、
また、情報をオンタイムで交換できるSNSの普及も手伝って、
公共心や道徳心、ボランティア精神などが目に見えて成熟してきている。
この他にも、気になる一節がいくつかあるので、
それはまた明日。
1988年の発刊なので、26年前の著作。
気になった一節があった。
「日本人には公共性、道徳心といったものはまだ未成熟である。」
この本が書かれて以降、阪神大震災や東日本大震災があり、
また、情報をオンタイムで交換できるSNSの普及も手伝って、
公共心や道徳心、ボランティア精神などが目に見えて成熟してきている。
この他にも、気になる一節がいくつかあるので、
それはまた明日。
