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世界一周へ!

久々の投稿。これを機に続けていこう。

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論文発表が今週。そしてそのあとはひたすら経済の勉強になりそう。

とにかくがんばりまっす。

歴史のフレームワークとクラウドコンピューティング

最近はコンピューターやITの歴史について読む機会が多いが、歴史は繰り返すというのはどうやら本当らしい。

1950年に世界で初めて商用コンピューターが登場して以来、常に分散と集積を繰り返してきた。
画像検索で分かりやすい図がひっかかったので拝借。

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初期のコンピューター、いわゆるメインフレームの時代には、コンピューターは1つの巨大なマシーンであり、それにつながっている端末にはほとんど処理能力は備わっていなかった。ひとつの場所で処理や管理を行うという意味で、これは集積の時代。

やがてコンピュータはパーソナルなものになる=分散

そして現在、クラウドコンピューティングの時代を迎えている。これはメインフレームとほぼ同じ。あらゆるコンピューティングを、端末ではなく、別の場所にある巨大なサーバー内で行う。言うまでもなく集積。

クラウドコンピューティングという言葉が使われ始めて約1年。言葉が独り歩きしている感が否めないが、今世間は確実にクラウドへの集積へと向かっている。

集積と分散。

これは、あらゆる事象を説明する時に不可欠なフレームワークだ。

例えば、社会主義と市場経済。社会主義は集権的であり、莫大な量の情報を人間が収集・管理できることが前提となっている。それに対し、市場経済とは、自律分散。多くのマーケットが存在する中、価格メカニズムにより、価格はその時の需要と供給のバランスで自然に決まる。結果、集権型は敗北したが、そのことはこの議論ではあまり重要ではない。要は、分散と集積というフレームワークによって本質的な説明がなせるということだ。


前述の通り、クラウドコンピューティングは集積型だ。社会主義はあらゆる情報を収集・管理することに失敗したが、クラウドの強みはまさにそれらのハードルを乗り越えつつあることだ。

まずはスピード。クラウドとは、高速回線の発達により登場した。地球の裏側にあるサーバー上で処理を行う場合と、自分のコンピュータ内で処理を行う場合でも、スピードに大した差はなくなったのだ。それにより、サーバー上に情報を「集積」することはボトルネックにはならない。

次に、運用システム。集積された莫大な情報を処理する上で、いかに可用性(システムダウンしないこと)と効率を維持できるかがポイントになる。そのためには、運用システムが非常に重要になるのだ。実際に、この運用には多くの工夫がなされている。

例えば、可用性が求められるクラウドベンダーは大規模なサーバーを自動管理しているが、エラーも日常茶飯事である。しかし、小さなエラー一つでいちいち全システムを止めるわけにはいかない。そこで、小さなエラーはスキップし、すぐに元の作業に取り掛かるといったような、可用性を重視した運用方法が取り入れられている。

大手クラウドベンダー、セールスフォース社日本法人社長の宇陀氏も、セールスフォースのコアコンピタンスを「運用ノウハウ」であると明言しているそうだ。

社会主義では情報の運用に失敗したが、クラウドはいくつものハードルを乗り越えつつある。


この集積と分散というフレームワークのみならず、歴史には多くの法則が見え隠れしている。これらは問題を発見するときの切り口にもなる。歴史を勉強することの醍醐味のひとつはこういうことなのかもしれませんね。

韓国のIPTV事情


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学校のテストが7月末に終わると、あっという間にゼミ合宿が始まり韓国で1週間。


合宿中はKTという韓国最大の通信会社に訪問。新しいIPTVのサービスを見せてもらったり、日本でいうWIMAXのような無線ブロードバンドサービス「WiBro」について説明をうけたり。


IPTVは、パソコンでできることをただテレビに持ってきただけという印象が強かった。例えばブログを見れたり、動画共有サービス機能がついていたり。「PCでできることをあえてテレビでやる意義は何だと思いますか?」って質問をしたら、案の定「それは難しい質問ですねー」みたいな感じで曖昧な解答しかもらえなかった。

個人的には、「まずそういうインフラを整えていくことが、将来のイノベーションを生むきっかけになる」程度の解答はほしかったな笑


ひとつこのIPTVサービスの中でさすが韓国だと思ったのが、教育系をキラーコンテンツと位置付けていた点。例えば、洋画のディクテーション問題がやれたり、各フレーズの英単語の意味を全部調べられたり。勉強熱心な人が多い(実際に学生をインタビューしてその通りだった)韓国で、こういうコンテンツによって普及させていくって考えには一理ある。

けど、、実際これもPCでできるし、ユーザーインターフェースの形態やレスポンスの速さを考慮すると自分なら確実にPCを選ぶところだけど。。あとはビジネスモデルが今のところ広告収入しかないという課題も。



以前、ゼミで「acTVila」という日本国内のIPTVサービスのコンサルティング的なことをやったんだけど、acTVilaは韓国のそれとは違ってPCでできることをあえてテレビに持ち込む必要はないと割り切り、高画質動画に特化したサービス展開という方向性らしい。テレビでPCっぽいことをするには、まず高性能のCPUやメモリーが必要になるし、あえてPCを使わない理由はないからということだった。



どっちが正しいとかの問題じゃないけど、個人的には「とりあえずやってみようぜ!」的な韓国の発想の方が面白いなー。YouTubeができたときの発想と似ている気がする。


いずれにせよ、テレビという家電の家庭内での位置づけや、今後の位置づけの変化など様々なシナリオを考えていく必要がありそうですね。あるいは、新しいサービスが家庭環境をつくり変える可能性もある。


楽しみです。

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