山口県下関市リサイクルプラザで手すりサビ飛散被害　83台に被害、1400万円賠償へ

山口県下関市リサイクルプラザ（同市古屋町1丁目）で、職員が手すりのサビ落とし作業を行った際に発生したサビ飛散被害について、市は被害車両83台に対し、原状復旧費用などを含む約1400万円を賠償すると発表しました。

被害車両：83台（ホンダ自販山口18台、山口スバル22台、市環境部職員車43台など）
被害範囲：リサイクルプラザ周辺半径約100ｍ
被害内容：車体へのサビ付着
被害額：約1400万円

市によると、昨年11月2日と7日、職員3人がリサイクルプラザ管理棟の屋上にある手すりのサビ落とし作業を行った際、電動工具を使ったところ、サビが半径約100メートル内に飛散したことが原因とみられています。

2023年11月2日と7日：市職員がリサイクルプラザ管理棟屋上の手すりサビ落とし作業を電動工具で行う
2023年11月11日：付近の自動車販売店の従業員が洗車の際に車体に付着した赤い鉄粉を発見、リサイクルプラザに問い合わせ
2024年3月：市が被害状況を調査開始
2024年6月4日：市が被害車両83台に対し、約1400万円を賠償すると発表

市は再発防止策として、今後このような作業を行う場合は、飛散防止対策を徹底するとしています。

今回の被害を受け、市は市民に対して、リサイクルプラザ周辺の駐車場を利用する際は注意を呼びかけています。

本件に関する問い合わせ

下関市役所環境施設課
電話番号：083-282-1111

参考情報

山口県下関市リサイクルプラザで手すりサビ飛散被害 83台被害、1400万円賠償へ
 さび落とし作業で鉄粉飛び散り…近くの自動車販売店の車にさび下関市が1400万円賠償

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