中国で「パンダ犬」が人気、1匹10万5000円 販売業者に問い合わせ殺到！ 動物虐待の懸念も…

中国で「パンダ犬」が人気、1匹10万5000円 販売業者に問い合わせ殺到！ 動物虐待の懸念も…
中国江蘇省泰州市の動物園で、白黒の毛並みが特徴的な「パンダ犬」が人気を集めている。その正体は、チャウチャウ犬の毛を染めたもの。愛らしい見た目から問い合わせが殺到している一方、動物虐待を懸念する声も上がっている。

「パンダ犬」の正体と人気

動物園に展示されている「パンダ犬」は、2匹のチャウチャウ犬。体毛は白と黒に染められ、まるでパンダのような見た目になっている。その愛らしい姿は、多くの人の注目を集め、SNSを中心に大きな話題となっている。

動物園側によると、「パンダ犬」はすでに毛染めされた状態で譲り受けたとのこと。人気が高まっていることから、販売業者には問い合わせが殺到しているという。1匹あたりの価格は約10万5000円と高額だが、それでも購入希望者は多いようだ。

動物虐待の懸念

一方で、「パンダ犬」の流行には、動物虐待を懸念する声も上がっている。毛染めは犬にとってストレスになるだけでなく、皮膚トラブルなどの健康被害を引き起こす可能性も指摘されている。

動物愛護団体からは、「動物の見た目を人為的に変えることは、動物虐待にあたる」という声が聞かれている。

動物園側の対応

動物園側は、「パンダ犬」の健康管理には十分配慮しており、動物虐待は行なっていないと主張している。また、毛染めは専門業者によって行われており、犬にとって安全な方法であるとしている。

今後の課題

「パンダ犬」の流行は、動物愛護の観点から議論を呼ぶ可能性がある。愛らしい見た目で人気を集める一方で、動物への倫理的な配慮も忘れてはならないだろう。今後、動物園や販売業者には、動物福祉に配慮した取り組みが求められることになりそうだ。

参考情報

FNNプライムオンライン:中国“パンダ犬” 正体は毛染めした「チャウチャウ」 1匹10万5000円で販売業者に問い合わせ殺到 「動物虐待」との声も
goo ニュース: 中国「パンダ犬」が人気爆発 批判に販売業者は 「かわいい」VS「動物虐待」

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