「母さん、俺は大丈夫」
という作品をお母さんと見てました。
↓以下ネタバレです…
この作品は、佐々木涼平という主人公とその母や家族との闘病を描いたものです。
涼平は、サッカー選手を目指して高校に入り、サッカー部の副キャプテンとして活躍していた高校2年生のときに《脳腫瘍》に侵されてしまいます。
(脳腫瘍とは、激しい頭痛を伴うと言われています。)
しかし、俺はもう一度ピッチに上がる。と涼平は家族や仲間たちに支えられながら闘病生活を始めます。
手術で9割の腫瘍は摘出出来たのですが、体の脊髄に転移。
残り2ヶ月の命と言われてしまいますが、仲間たちが卒業式を行ってくれたりもして、余命を通り越して桜散る春に息を引き取ります。
とてもいい作品で、涙を流しながら見ていたのですが
最も泣いたのは母と涼平の電話のシーン。
母が涼平の出生時の体重や身長を話していく中で
「元気に産んであげられなくてごめんね。」
と言います。
その時、私の隣で目を擦っていた母は突然こちらを見て
「元気に産んであげられなくてごめんね。」
と呟きました。
涼平と私は同時に
「お母さん、俺(私)は大丈夫だから。」
と言って、大号泣でした
私には妹がいますが、母は私の出生時の体重と身長しか言えず、妹のは言えません。
ずっとなんでかなと思っていましたが、それが分かった気がしました。
確かに、
両目で見る広い世界。
片目では狭い世界。
両目で鮮やかな世界。
片目では色褪せている世界。
両目で輝いて見える未来。
片目では黒く見える未来。
いつかは、両目の景色を見てみたい。
これは両親には言ったことがありませんが、神社などに行く時はいつもお願いしています。
はっきり言って、どうしてこんな目で産んだんだ。という気持ちは少なからずあります。
でも、
それってきっと、神様が与えてくれた試練だからで。
それってきっと、お母さんと私が絆を深めるためで。
それってきっと、私が生きるために必要で。
恨んじゃダメだと近頃やっと気づけました
今お母さんに思うのは、
「これからも、私は大丈夫だから。」
ということだけ
