『N女の研究』(中村安希)
フィルムアート社 2016

そもそも、この本を手に取ったのは、会社の同期が去年NPOに転職したのがきっかけです。

女性総合職で、バリバリ活躍しているように見えた彼女。
特に個人的に連絡を取る関係ではなかったけれど、Facebookでは繋がっていて。

ある日突然、FacebookでNPOに転職することになりました!と。


私は、既に育休に入っていて、DINKSだった彼女は、同期で最初の女性管理職になるんじゃないかなーと勝手に思っていました。


うちの会社はめちゃくちゃ大企業ってわけじゃないけど、全国に支店はあるし、希望すれば海外に行くチャンスもある。
お給料もそれなりに貰える(私は、育休に入る前の年、旦那の年収の1.5倍くらいもらってた)。

仕事はしんどいこともあるけど、14年目にもなると、それなりに落ち着いて仕事ができるようになっているし、安定した収入を捨てて、NPOという新しいフィールドにチャレンジする彼女にかなり、びっくりした。


そんな彼女が、転職後にFacebookで紹介していたのがこの本。


読んで、なるほどなーと腑に落ちることもたくさんあった。

高学歴、高スペックでありながら(ありながらというのは失礼かもしれないが)、NPOで働いている(働いていた)女性たちにインタビューをした内容を中心にまとめられています。


意識高く、かつ自然体で仕事をしているN女たちのリアルな働き方は、読んでいて、意外にも身近に感じました。
ライフイベントって、自分の生き方を改めて考える機会になるし、特に女性は、まだまだ男性のようにただフツーに働きたいというだけで、たくさんの障害が出てくる。
私も、旦那が転勤になってもついていかずに、単身赴任で仕事を続けて、さらに不妊治療もしていて、仕事のキャリアも家庭も全部手にいれたいなんて、贅沢なのかなって、思ってた時期があったし。

職場復帰については、やっぱり迷うことがいっぱいあります。
悩んでも仕方ないんで、今をしっかり楽しもうって思ってるけど。


『N女の研究』女性の多様な働き方についてヒントをもらいたい方、現代の働き方について深めたい方にオススメです。