草津ラウンドの参戦は昨年9月、今年の開幕節に続き3度めとなります。スタジアムのまわりが住宅街なのでどこから入るかいつも迷います。最初にいったときは結局ライトスタンド側（最寄りのバス停は3塁寄り）まで歩きましたから。今回はレフト寄りから入れるようにしたらすんなりいけました。

てなわけで、今回はゲームレビューをやっていきます。すでにある程度書いたと思うので、ポイントをまとめていくことにします。

最初の試合から

昨年、このカードは大垣ミナモが勝っているんですけど、それに近い試合になったかと思います。とはいえ、ミナモがいかにして点をとるかが問われた試合だったかなと思います。

今回ミナモは中山を先発させました。これが奏功したと思います。ストライク中心に配球し、4回までノーヒット。しかし、初めてのヒットとなったのが原田のピッチャー強襲で、これにより中山が降板。そのあとを継いだショーは5・6回と満塁のピンチを背負い、我慢できずという形でしたね。

ミナモはロースコアに持ち込めただけに勝ちたかったんですけど、個人的にはランナーを出したところでランナーを進められなかったのが気になっています。ミナモは先週も見ていて、長打力を考えるとランナー3塁の形を確実につくりたかったはずなので。もちろん、エンドランさえ許さないピッチングはしてくるとは思いますが。翌日、日本精工との試合では勝つには勝ちましたが、決勝点がホームランというのは課題に残る形だと思います。ランナーを溜める、進める、返す。打力も大切ですけど、それ以外にも突き詰めていく必要があるかなと思います。

トヨタとしては結構今季は大味な試合も多いなかで締まった展開ではありましたが、投手が我慢できるのが強みですよね。翌日の試合も勝って、全勝で前半戦を終えることとなりました。正直なところトヨタに勝つには投手力のあるチームに限られるので、ホンダに勝ったのはめちゃくちゃ大きいんじゃないでしょうか。交流戦も全勝でいける可能性が上がったんじゃないでしょうか。

第二試合です。

こちらもホンダが順当勝ちでしたね。初回に木村のホームランで先制という先週の京都シリーズの始まりと同じような展開となりました。3巡し、投手が変わったところで固め打ち。投げては新宮―松下のリレーで完封勝利となりました。

ホンダとしては明日に備えても完璧な試合でしたね。このカード2年連続で二桁得点と派手に打ちまくっていたんですけど、今回は決め手を欠いた感じもありますけど、最後は流しての勝利となりました。このカードを観にいくと決めていたわけですけど、力関係や翌日のカードを考えると新宮が先発するというのは予想できていました。うまく緩急をつけて投げられたんじゃないでしょうか。ただ、勢いを保ちながらもトヨタに負けたのは痛手でしょう。両エースを投入して全力でいくかと思ったんですけど。うまく交流戦にかけて勢いは出てきましたし、少ない戦力のなか、若い選手も出る機会だけでなく、修羅場を経験させようとしているんじゃないでしょうか。

気になるのは日本精工の低調な出来ですね。先発の鈴木は2巡をある程度抑えてくれたらＯＫという想定でしたから、4回まで2失点（うち2ソロホームラン）は許容の範疇だったと思います。とはいえ、先頭で替えるんだったら回の頭からでもよかったんじゃないかと。リリーフピッチャーもランナーを背負うと難しいんですよ。山田も6回は無失点だったわけですし。投手陣としては鈴木が2番手としてある程度計算できるようになっているのでもうひとり、一巡必殺できる投手が台頭してこないと厳しいです。逆に、エースの後藤（完投の見込み）と鈴木の2巡作戦まではできつつあります。

投手陣ではなく、この連戦の課題は打線にあります。2試合で2安打。前週もフーバーにノーノー、曽根に完封、その前の東海理化との試合の1回にバッテリーエラーで1点とって以来、無得点が続いています。何よりヒットが出てませんし、出ないなりの工夫をしているかというと、強振して空振りしているイメージしかないです。前半戦、2試合残っているのでもう一度打線をどうにかしたいところ。

さて、観戦記まで書いて終えようと思います。

前回からカメラグレードアップということで撮影頑張っていたんですが、1試合めはほぼ全滅となりました。原因としてはバックネットまで近いことで、そこにフォーカスすることでその背後にいる選手に焦点が当たらないという状況が原因でした。マニュアルフォーカスの仕方を理解するまで2試合めの途中を要することになり、カメおじとして何ら仕事を果たせずに終わってしまいました。何事も勉強ですね。

わかさスタジアムもですけど、球速表示があるのはありがたいです。外国籍投手の場合、100キロ超が当たり前、球速を重視するならここから10キロ上乗せ、5キロくらいなら技巧派じゃないと通用しません。日本人だと100超えるといいくらいですかね。100出たからといって打たれないわけではありません。

あと、ここくるたびにもう少し座席が多ければなと思ってしまいます。立地はいいんですけど、座席としては400席もありませんから、芝生にいくこととなります。招待をやってしまうと一気に座れるところが少なくなるので、考えもんですね。土日であれば少ない会場でも500は入りますから（そのうち半数が通し観戦すると考えるとキャパとしては小さいです）。ただ、バックネットと屋根がつながっているので雨とか日光を避けることができますし、ファールボールが飛ぶ可能性もそんなに高くないのはうれしいんですけど。

レビューと観戦記を一気に仕上げましたが、いつアップすることになるやら。前半戦のＪＤリーグ観戦とそのまとめは以上です。

3度めにして迷わずいけた草津グリーンスタジアム