お金の話をもう一つ

 

手術日が決まりどんどん現実味が帯びてくると。

「どれくらいお金掛かるんやろ?」となってきました。

大人になっての初めての入院・手術。自分の生活は自分で守らにゃならんおひとりさま。

健康は何より最優先 と解ってはいるが

はっきり言って手痛い出費。となるはず。

 

私の経験から言うと。

①入院・手術自体はそんなにお金は掛からない。

日本は健康保険が充実していて高額医療保障制度というものがあり。

年収に応じて毎月払う医療費の上限が決まってて、

私が受けた「子宮筋腫および子宮全摘出 開腹手術」においても

「あんな大きな手術室でたくさんの人に手術してもらって入院中も24時間完全介護してもらって、私が払うのはこんなものなの?」と退院日に拍子抜けしたくらい。

私はクレジット払いで保険が入ったころ引落で完了。

もし、支払が難しい状況であっても。

(私は利用しなかったので詳しくは知りませんが)各種補助や相談できる機関もあるようですよ。

 

ただ

②地味に見えないお金が掛かる。

これは入院前・入院後に感じました。

まず、手術に向けての事前検査・投薬。

わたしは子宮筋腫を出来るだけ小さくする目的で「レルミナ」という薬を3~4ヶ月飲みました。

「これ一粒〇百円……💰」と思いながらね。

  

 

 

 

あと、入院に向けての買い物。

入院中の衣服(パジャマはレンタルでも下着等はやっぱり買わないと)、持ち込む小物達(私は結果的に使わず無駄になったモノが多いけど、入院前は心配だから買っちゃうんだよね)、病院から指示されたモノ。

私は「100均で調達できるものは100均で」と決めてたけど、最終的には「私はどんだけダイソーに金使ってんねん!🤐」と思うほど。

事前検査の清算時、買い物の会計時、請求される金額に毎回「……おおぉっ。😱」と地味にダメージを受けていました。

あと、お仕事をされている方。入院して復職されている間、給与が無かったり、収入が減ってしまうことが現実

 

③自分の保険はきちんと調べておこう。

入院・手術が決まってから、『で、私、何の保険に入ってるねん?』となるのはあるある。

自分の加入されている保険でどれくらいお金がでるのかを確認するのはもちろん。

「請求時の手続き」も事前に確認することをおすすめします。

私は保険会社のHPで見た時「あ、私診断書とかいらないパターンじゃん」と思ってました。念のため保険会社にTELしたところ、「kikokikoさんの場合、診断書のが必要となります」と言われた経験があります

(私の保険の特約とか開腹手術だからとか(もう覚えてない)が理由とのことでした)

診断書って病院によっては受取にすごく日数が掛かるし(私は3週間後に郵送されました)、退院前に申請しておくことがベストです。

 

もし、退院後改めて病院に行って診断書を請求となると保険金の受取がどんどん遅くなる可能性があります。

逆に診断書不要だった場合、診断書の発行手数料(〇千円くらいする)が無駄になりますね。

医療保険の必要・不必要って時々話題になりますが。

私の経験から言うと「払える保険料なら入っておいた方がいいんじゃね?」と感じています。

退院後に今後の人生に向けて保険の見直ししたくらい。

 

手術をしたことは色々大変なこともありましたが。

自分の人生を考え直すきっかけにもなったし、保険や社会の仕組み、勤務先の制度を勉強できていい経験でもあったと今なら思えます。

そして、これから入院・手術を迎えられる同世代の方。

昭和・平成・令和となんだかんだありながら乗り越えてきた私達なら、今回のことも乗り越えて、何か月後には思い出話となりますよ、きっと👠。