詐欺に遭った経験

 

 正確には「多分、詐欺に遭いかけてた🤔」という思い出。

 

大学一回生の春🌸

同じ関西圏ながら田舎者の私が大都市にある学校に通い始めた頃。

某ターミナル駅出た所で化粧品のサンプルもらった、ラッキー❤️

と、撒いていたお姉さんが

「今〜🩷、オトクなキャンペーンやってるんですよ〜ラブラブ。よかったら少しオハナシしていいですかぁ?🥰」てな事言われた。

 

今なら分かる。絶対行ってはイケないパターン。

知らない人に付いて行ってはいけません🫵

 

が、田舎から出てきた世間知らずの私。

「そ〜お〜😚」と、のこのこと付いていく。

その10分後。

雑居ビルの中にある会議室みたいな部屋でそのオネーサンとどこから湧いてきたのか押しが強そうな営業マンに囲まれ。

 

とてもとても効果のある高級化粧品セットなんですぅ~

ホントなら50万円くらいするんだけど、ナゼだか今なら30万円。

分割でもオッケーよ〜😘

「分割だったら毎月〇千円で買えちゃうの。メッチャお得でしょ?❤️」

と、今思い出しても笑っちゃう位の決まり文句。

私みたいな小娘🐽、チョロいって思われたんだろうな。

 

こんな場合

①「ヤバい!私ダマされそうになってる」と気付き断固断る。

もしくは

②すっかり信じて(もしくは押し切られて)申込書にサインしてしまう

のどちらかだと思うんですが。

ワタシは。

 

信じてる(ダマされてる)けど買わないパー

 

「オンナに学問は不要」と大学入試直前まで文句言ってた母親のせいで。

「学費以外は一切出さない。自分でなんとかせよ」と言われてた私。

そして、大都市のガッコに通うようになって「都会っちゅうもんは何もかも高いなぁ~」と実感していた頃。

 

「このおねーさん、見も知らぬ私にこんなオトクなモノ親切に教えてくれたのに~。〇千円を毎月払えないのよ~😢。」

と申し訳なさで一杯だけど、無い袖は振れぬ、ゴメンね、おねーさん😿。

と一向に相手のペースに乗っていかない私。

 

相手もある意味(笑)プロ。

各種応対、切り替えしパターンを用意していたとは思うけど。

「本当にいい化粧品なんですよ~」

私「ワカリマス~😍。でも払うのが難しいから無理です~」

「こんなにオトクなキャンペーン、もう無いです~。今申し込まないと~」

私「ですよね~💞。でもホント、払えないと思うんですよね~」

とことごとく話が嚙み合わない、暖簾に腕押し。

 

トドメには。

「今、申し込まないと絶対後悔しますよ!それでいいんですか?😡」と半分脅し気味に言われたけど。

私「そうですよね~。でも払えないですよね~。残念です~」

とおねーさんに「わ~か~る~😘」と本気で言いながら一向に申込書に記入しない私。

 

結局。

「こんな貧乏小娘相手にしても時間の無駄だ」と言わんばかりに。

あっさり解放してもらいました。

 

私は

「こんなサンプルもタダでくれて、お茶も出してもらって、色々教えてもらったなぁ(*^_^*)」と大満足で帰りの電車に乗る私、18歳の春🌿。

アッパレというか、鈍感力ってスゴイと言うか…。

全く気付かぬところで、ピンチを回避していた私。

 

 

あれから〇十年。

すっかり古びてしまった例の雑居ビル、たまに通り過ぎること度に。

「化粧が濃い💄」以外の記憶が無いあの派手なおねーさんちゅー

今はしっかりオバサンになっているだろうけど。

あれ以来、一切耳にすることのない化粧品メーカーと共に。

今、何やっているだろうと時折思い出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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