ドールをかわいく撮影するポージング講座(初心者向け) | きこんちL/R

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オビツ50、オビツ48、Angel philia,Vmf50,Visuadoll,アゾン50、DDPなど50㎝ドールと、DD向けのアウトフィットを作っています。

最近販売関連の記事ばかりだったので、久しぶりに

違う趣向のものを書きたくなりました。きこです。


きっかけはオビツボディを初めて触る友人と遊んでいたときに

「ほう…!」と言われたことがありますので紹介します。

それはポージング。

私がいつも気をつけていることを少し紹介しますので

ドール始めたての方は是非参考にしてみてください。


ドール始めたばかりのころにやりがちなのはこれです



まっすぐに棒立ち。押しても倒れない、強い意志を感じさせるそのいで立ち。

顎を上げて未来を見つめるそのまなざし。

なにしててもうちの子はかわいい。うん、嫌いじゃない、その心意気。

でもほら、せっかくかわいい子なんだから可愛くとりたいじゃないですか。

そんなときに手軽に、どんなドールでもだいたいできるのが

・顎を引かせる

・つま先をくっつけて立たせる

この二つです。



その2点だけを買えたのがこの画像。少しだけ血が通った感じになったのではないかと。

ちなみになぜ「うちまた」を推奨するかといいますと



もちろん「お行儀よく見えるから】という理由もありますが

つま先をつけることで重心が大きくなって安定して立つようになるんです。

(中学生の時にやった3点倒立と同じ原理です)

靴底がしっかりした靴だとオビツ50ならこのやり方でスタンドなしで立つこともあります。


ここまではゴム引きの人形でもできますが、

ここからは軽くしなやかで保持力の強い関節を持った

オビツ系ドールの特徴を生かしたポージングをしてみましょう

(50のみならず1/6スケールのドールでも可能です)


うえの「つま先をつける」に、さらに「ひざを曲げる」という動きを加えると

スキーと同じ原理でさらに重心位置が安定し、加えてちょっとポーズに抑揚が出てきます。



安定して立たせることができたら

今度は腕にも動きをつけていきましょう。

私は「あごに手を添える」「手をスカートの広がりに沿うように広げる」

この二つがとても好きです。



こういうの。

そうそう、せっかく替えのハンドパーツがあるんだから、左右違うパーツをつけてやるのがお勧めですよ!

とくに「持ち手」と「ノーマル手」の組み合わせが便利。

両方そろったハンドだといかにもポーズをとらされてる感がでる(それもいいけど)のですが

この二つだと一気にいきいきした雰囲気が出ます。

割とどんなポーズとも親和性ありますし、撮影時間があまりない時は特にお勧め。

上の写真も右が持ち手、左がノーマル手です。

ここまできたらちょっとずつ顔の方向を変えたり、

腕の流れを見直したりしながら、とにかくシャッターを切ります。


ほらかわいい。

写真をPCに取り込んだら明るさ調節とトリミングだけでもやりましょう。

明るさが違うだけで印象も見やすさもかなり変わりますよね?

「明るさ調整」と「トリミング」この二つならウィンドウズの場合

写真のプレビュー機能を使えば専門の写真ソフトなしでもできちゃいます。

マックは持ってないからわからない。すみません。


この日はノリノリだったのでこんなのもとってみました





写真3枚とも同じポージングですが、ドールスタンドを回して

撮影する方向を替えたり、カメラのアングルを変えたりしています。

写真大好きな方はご存知かと思いますが、アングルはすごく重要です。

全身撮りたいときは必ず上からではなく下方向から撮ってあげてください。

上から撮ると短足になります。

顔をメインにしたいときは少し上から撮ると顎がシャープに、目元がキリリとうつります。
一番最初に「あごを引かせて」と言っていたのはそのためです。


最後に最近撮ったやつでお気に入りのを載せます。











ではでは、たのしいどーるらいふを!!