きょうは、ポコが我が家に来るまでの出身地のお話です。

大阪府内の山の中の広大な敷地に、犬200匹以上、猫300匹以上、その他、鳥やたぬき、ふくろう、など、鶏もいます。みんな捨てられたり迷ったり何らかの原因で行き場のなくなった動物達を預かる保護施設があります。
 
 保護活動も活発にされており、東北震災時にも、無料で貸し出されたバンで被災地を回り、情報を集め、たくさんの犬、猫を保護されました。飼い主探しも現地で活発にされて、たくさんの飼い主さんが見つかりました。
また飼えない状況の動物達は、新しい里親さがしや一時預かりなどもされていました。

施設の猫部屋の様子
  
 

そして我が家にやってきたポコの話ですが、もとは犬2匹と猫(ポコのことです)1匹を一人暮らしの方が飼っておられました。が、病気になられてやむなく、保護施設に預けられました。
当時、ポコは半ノラで、家に帰ればご飯を貰う、またお外に行く、という感じだったそうです。
どうやらその間に目が見えなくなったと思われます。
今でも音のする方に顔を向けますし、見えているかのような眼なのですよ。生まれつきでは、そうならないと思います。

お預かりの間には、施設から担当者が一時引取りで、病院にお見舞いにも行っていました。
その時にお預けした、我が家からのお見舞い品は
 
ポコの毛玉~
ブラシをした時に出た毛をボールにしたものを、持っていってもらいました。
元気が出ますように!の元気玉になっていれば嬉しいですね。
で、その方の許可ももらって、引き取り契約ができました。

たくさんのにゃんこ達からポコを選んだのは、13歳のけっこうなお歳であること、
たった1匹でせまいケージに入れられていて、足も弱って身体の循環も悪くなるかも、
そして被災動物のためケージを空けたい施設の事情、などでした。

結局出身地ははっきりしませんが、今となっては出身地は我が家、と決めてもいいと思いませんか?(o^-')b  v(^-^)v