湘南のおばあです。
先週の金曜日のこと。朝からあまりにもいい天気なので、茅ヶ崎海岸へ。朝の爽やかな空気を吸いたくて海岸に出たのに、すでにむし暑い。まだ7時だというのに。
いつもの地引き網のところに着くと、ブルーのバケツの中にはすでに魚は1尾もいない。また遅かった。
50メートルほど先で、船が次の仕掛けの準備をしている。先日アジを恵んでくれた漁師さんがこっちを見て両腕を高く挙げて×にしている。「もう魚はないよ」という合図だ。こっちも親指と人差し指でを作り腕を高く挙げた。「了解です」
言葉はなくても通じた。なんかとてもうれしくなった。合図を送ってくれた漁師さんに感謝だ。
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あちこちで海岸植物が満開だ。これは茅ヶ崎海岸のハマヒルガオ。
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こっちは鵠沼海岸の公園で。
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わが家の庭のブラシの木。
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庭を眺めていて蝶々がまったくいないことに気がついた。どこにもいないのだ。海岸にも。虫が全般に少ない。花だけ咲いていて蝶々のいない光景というのもとても不気味だ。ミツバチが不足して盗難騒ぎまで起きているが、最近、不足の原因の一つに農薬「ネオニコチノイド」の害を上げ警鐘を鳴らしている方にお会いした。まず神経を破壊する。ハチは帰巣本能をやられ巣に帰れない。人間でいえば無気力、うつ、ひきこもりなど、さまざまな神経症を引き起こす。しかも水溶性で土地や果実、野菜に染み込んでしまう、ということだった。飛散範囲も広いし、家庭用の殺虫剤などにも使われているらしいから、もう防ぎようがない。
前にすずめの減少について、悠久の自然の流れの中のこと?なんてのんきなことを言ったけど、原因がはっきりしていて、それが人間のやったことなら、人間が自然に戻すしかない。手遅れにならないうちに。
でも、「ミツバチが消えてから4年以内に人類は死滅する」と、あのアインシュタインが言ったそうだから、もう「ヤバイ」かもしれない。ミツバチの巣箱を盗んでいるどころではないよ。
この春、蝶々がいないのは、どうか天候不順のせいでありますように…。
そんな訳で、暗い気分になって撮った海岸の写真2点。
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湘南のおばあです。
シラス漁が解禁で茅ヶ崎海岸へ。いつもより早く7時に到着。
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ここは地引き網漁で、目の前で網をあげたばかりだから、買った時は魚がバタバタと袋の中であばれている。この日は6時に1回目の漁が上がったということで、すでに魚は1尾もなし。次の船が網を張りに行くところを見学できた。目の前の海いっぱいに網を張っている。一網打尽だ。
「今度は8時半ごろだよ」
と、漁師さんの奥さん?が教えてくれた。
「自然相手の仕事だから大変だけど、喜びのほうが多いでしょ?」と、聞いてみた。
「たくさん獲れたときはいいけど、獲れないとご飯たべられない」と笑っていた。ちなみに今年のシラス漁は獲れたり獲れなかったりと安定しないらしい。「天候のせいかね?」と。
下の写真は、ゴールデンウィークの初め頃。この日はよく育ったシラス500円と大きなアジ2尾400円。もう一尾ほしいけどいつも千円札1枚握りしめて出てくるのでお金が足りない。お隣さんに「お金貸して~!」と叫んでいたら漁師さんが「いいよ、もってきな」とアジ1尾放り込んでくれた。「ありがとう」
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ここで魚が買えなかったので江の島へ。
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サバ2尾100円、アジ15尾、大きなイシモチ2尾合計1300円。これから魚が大きくなるから1000円では足りない。
これが私の戦利品。
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「売り物にならないから」と、所長さんがイカをいれてくれた。
「ありがとう」
大きな魚に食べられたのか、胴体に大きな穴が。大海でなにがあったんだろうね。だけど身が透き通っていてきれい。いかにもおいしそう!
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イシモチはカルパッチョ、アジはたたきに。
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小2の孫がサザエさんちのカツオくんのようにカルパッチョのイシモチをつまみ食いして
「うまい!」
「オレ、カルパッチョ好きになった!」
また作ってという暗号ね。
下のイカの刺身は最高においしかった。やわらかくて、もっちりしていて、あまい。でもそれ以上においしく感じるんだよね。
人の好意というエネルギーってすごい力があるんだね。
ということは、逆にも働くから、気をつけないと。
茅ヶ崎のアジ、江の島のイカ、本当にごちそうさまでした。
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湘南のおばあです。
すっかりご無沙汰していました。
プロ野球が始まって、すっかりそっちに気を取られていました。阪神ちょっと好調。行け行けGO!GO!
ゴールデンウィークは日本国民の気分を盛り上げるかのように、湘南も気持ちの良い晴天続き。
こどもの日は漁港も子どもサービスの釣り船で賑わっていた。
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ブイのウミウもしばらく羽を広げて日干し。
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漁港は朝市と特売で3日間大賑わい。
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この日はなんとマンボウが。漁港の人が3人がかりでピンクの皮をはいでいるので、遠くでみていて巨大なタコ?イカ?
顔がマンガみたいでとってもかわいい。
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切り身にされて一切れ500円。
ちょっとブヨブヨしていて、う~ん、やっぱり買えない!
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この日はなんとサンマ! 秋刀魚と書くけど、まだ春が終わったばかりなのに。本当に刀みたいに先がとがって細い。所長さんに「めずらしいよ」と言われて最後の4尾を記念に買った。これは家に帰って干物に。花ダイは孫の端午の節句を祝って。
最近、魚の顔がかわいく思えるようになった。タイは受け口、サンマは先が鳥のくちばしのように黄色い。みんな目が澄んでいてきれい。
マンボウは暖かい南洋をポカリポカリと泳いでいるのかと、サンマは寒い北の海洋をスイスイと回遊しているのかと思っていた。海に境界線はないからね。どこへでも自由にいけるんだ。
海岸の雑草も今が満開。雑草故に名前が分からないが、それぞれに個性があって美しい。今度名前を覚えよう。
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