お腹もいっぱいになったのでいよいよ"国の名勝、史跡"である平泉寺白山神社にお参りします。
平泉寺白山神社って、お寺なの⁈神社なの⁈って不思議な名前なんですが、元々は717年(奈良時代です)に泰澄って偉いお坊さんが創建した天台宗のとても勢力の強いお寺だったのです。
そして、戦国時代に近くの白山神社の領地を奪おうとしてずっと争っていたんだけど、結局はその頃起こった一向一揆の標的となりその広大な寺領の建物を失ってしまうのです。
その後、豊臣秀吉の援助で復興して、江戸時代にはずっと争っていた白山神社と二つのお山をそれぞれ分けて管理することになり神仏混交状態になっていました。
それが明治時代に神仏分離令で神社一本で行く事になったのです⛩
だから平泉寺は名前だけ残っているというわけです。
ココは苔が美しいので有名で苔寺とも呼ばれています。
でも、神社一本で行くと決めたんだから苔神社ヨネ!
緑の絨毯です。
泉が湧き出ていて、この水が、
池を作っています。
ココで泰澄大師が祈っていたら観音様の現れたと云う言い伝えのある池です。
泰澄大師お手植えの木⁈だそうです。
結構登ってようやく本社です
ここはパワースポットと呼ばれている様で、訪れる人は若い人が多かったです。
年配の人々はちゃんとステイホームしているからか
楠木正成の甥がここで修行している時に伯父さんが戦死したので石碑を建立して弔ったとの事です。
マイナーな場所だけど、それだけに空いていて(大雨のせいでもある)密にならずに苔を堪能出来ました
ココは以前訪れた、一乗谷にも近いです