この度事情がありましてこのブログをお休みする事に致しました。



閉鎖しようとも考えたのですが・・・


また戻って来たいと思う気持ちもあり


しばらくの間お休みする事に致しました。



読者登録をして下さった方。


いつも暖かいコメントを下さった方。


こんな私のブログに付き合って下さった皆様。


短い間ではありましたが色々ありがとうございました。



彼と別れたとか・・・・


そう言う事ではありません。



沢山のコメントをいただいて、色々勉強にもなりました。


勇気も沢山いただきました。


この事は私にとっての宝物にもなりました。



皆様のブログには今まで通りお邪魔させていただきたいと思っています。




今まで本当にありがとうございました。


また戻って来る事が出来ましたら



その時は よろしくお願い致します <(_ _)>



寝ている彼の顔をずっと見つめていた。



幸せそうな顔をして寝ている。


なんの夢見てるんだろう・・・・




寝返りをした彼がそっと目を開けた。



私を見つけると

ニコって笑って抱きついてきた。



 ごめん・・・

 寝ちゃった^^;;


 こんなに遠くまで疲れただろう?

こっちにおいで。



私をそっとベットに寝かせて・・・・


ずっと抱きしめてくれた。




彼の匂いがした。


暖かくて・・・・


心地よかった。





テーブルの上に用意してあったケーキを見て



 これ何?



 お誕生日でしょ^^


 おめでとう~^^



 えっ・・・

 忘れてたよ^^;


 ケーキ持って来てくれたんだ。

 ありがとう・・・



 うん。


 一緒に食べようね。

 プレゼントもあるんだよ。



そう言ってプレゼントを渡した。



 何もいらないのに・・・


 君が来てくれただけで十分なんだから・・・



そう言いながら私の顔を両手で挟んで


優しく キスしてくれた。



 開けてみて・・・・



 うん。



彼はプレゼントの包みをそっと開けた。



 あっ・・・


 これ・・・・



 これずっと前から欲しかったんだ。


 僕が仕事を始めて軌道に乗ったら

 自分にご褒美として絶対に買いたいって思ってたんだよ。



 でも・・・



 こんなに高い物・・・


 貰えないよ。



彼は 前テレビで放送していた 白い巨塔って番組が好きだった。


ビデオに撮って何度も見ていた。


そこで使われていたライターに憧れていた。



 どんなデザインのがいいかわからなかったけど・・・


 これじゃイヤだった?



 これね


 僕が欲しいと思ってたのと同じだよ。


 これが欲しかったんだ・・・

 ぼくの好みよくわかったね。


 でも今の僕にはまだ似合わないよ。



 そんな事ないよ。


 今はまだまだだけど・・・

 いっぱい頑張ってるもん。


 私達が出逢った記念と 二人で向かえるお誕生日の記念。

 それから将来に向けての希望の始まりの記念。

 これからの二人の人生の始まりの記念。


 あははは^^

 いっぱいあるね・・・・


 そっか^^


 ならここから新たに出発だね。

 これは一生大切にするよ。


 苦しい時もこれを見て頑張るからね。


 僕の宝物にするよ。



彼はライターをしっかり握り締めて



 これが似合う男になるからね。



 絶対なるから・・・・


 二人で幸せになろうね。




その言葉はすごく力強かった。





彼の誕生日



事故の傷がまだ癒えていないので


彼を遠くまで外出させる事が出来なかった。



逢うのは諦めようかとも考えていました。



でも・・・


どうしても逢いたくて・・・・



彼の怪我の様子も見たいし・・・


彼の家まで行こうと考えた。



新幹線を使えば早いんだけど


それでは帰りに彼の家を早くでないと終電に間に合わなくなる。




私は車で行く事にした。



そんなに遠くまで一人で車の運転なんてした事もなかったのに


普段なら絶対に嫌だって思っていたのに・・・




私はまだ朝の暗い時間に高速道路に乗った。


夜明けの高速道路はトラックが多かった。




こんな時間なのに・・・


結構混んでる・・・




車には 一人暮らしをしている彼に食べて欲しいしと思っての沢山の食材


それとお誕生日のケーキとプレゼントを積んで・・・




車で行く事を知った彼は危ないからって反対をしていたが



今回だけはどうしても・・・



私は新幹線や電車よりも車の方が気楽で好きだった。


それに時間を気にしないで少しでも長く彼と居たかったから・・・




そんな私に何度も何度も電話をして来た彼



 今どの辺?


 疲れてない?


 無理するなよ。


 ゆっくりでいいから休みながら来いよ。



彼の家に着いた。




チャイムをならしたけど反応がない。


さっきまで何回もあったのに・・・



電話にも出ない・・・




もしも寝てたら困るからって


外に鍵をおいてあると言っていたのを思い出した。



彼は寝ていると何があっても起きないタイプだったから・・・


鍵をみつけて部屋に入った。




やっぱり寝ていた。



昨日から寝ていなかったんだものね。



彼が寝る頃に私が家を出たから・・・


そのまま起きて励ましてくれていた彼・・・




ベットを覗くと完全に爆睡していた。


まだ事故の傷が痛々しく残っていた。



そっと顔に触れてみた。


それでも起きない・・・・



そっとキスをした。


すごく優しい気持ちになった。





長かった道のりの事も 疲れもすべて吹き飛んで行った。










いろいろなブログ巡りをしていて


いろいろな記事を読ませていただいて


なんだか過去の事を思い出してしまい


恋愛から離れた記事になってしまいました。



もちろん彼の事を忘れていたわけではないんですよ^^;




でも人生っていろいろな事が起こるんですね。




今までは自分の幸せなんて考えて生活をした事は


なかったような気がします。



主人のため・・・・


子供のため・・・・


世間体のため・・・・



でも・・・



もういいですよね。




今までいろいろ我慢して来たんだから・・・



私だって自分の幸せの為に・・・


最近はそう思うようになって来ました。




贅沢なのかもしれませんがね・・・





主人の姉妹達にもいろいろ言われてへこんでばかり・・・



姉妹と言っても私の母親と同年代の人達で


私にとってはお姑さんが近くに二人いるみたいで・・・



それもかなり意地悪なね・・・




渡る世間は鬼ばかり みたいな生活^^;




そこで彼の事が知れたら・・・


それは想像しただけでも・・・・




人生は一度きりなんですものね。



これからは自分の幸せを考えて生きて行きたいと思います。




とは言っても大それた事も出来ないんですけどね。


してるのかも^^;




今は彼がいて 思いっきり愛されていて


心は今までで一番満たされている。



ちょっと若すぎる彼だけれど・・・・




これからどうなるのかもわからないけど・・・





でも後悔しない人生を選びたい。








その後も主人の姉妹達は何かと家に来るようになった。


その度に彼女に罵倒を浴びせて帰るの繰り返し・・・



夫の元妻がいくら気に入らなかったとはいえ


あまりにもひどすぎた。



主人に話しても気にするなの一言・・・・



自分の娘が言われているのに・・・


なんて人なんだろうと思った。




彼女はその度に



 私なんて生まれないほうがよかった。


 性格だって悪いし・・・


 みんなに迷惑をかけているだけだ。



そう言いながら泣いていた。





ひとりで暮らすから・・・



高校も途中で辞めたいと言い出した。



このまま手放したら取り返しがつかなくなるかもしれない・・・



幸いにも彼女は私に心を開きかけていたので・・・




夜中まで二人でいろいろ話し合った。



世間では不良娘と言われるほどの彼女でしたが


どんどん素直ないい子になって行くのがわかるほどでした。




高校を中退したいと言っていたのに・・・


頑張って大学に行きたいとも言うようになった。




それからは人が変わったように悪い遊びはしなくなり


勉強に打ち込むようになって行った。



主人の姉妹達はそれも気に入らないようだった。




そういう姉妹達だから私にも色々意地悪な事も言う


言い返せばすごい事になるのはわかっていたから・・・・




そんな時は 彼女と



 気にしない、気にしない。



って笑うようになっていった。




その後無事に合格通知が届いた時は 嬉しくて、嬉しくて


もう涙が止まらなくなってしまいました。



合格も嬉しかったのですが・・・


そこまで立ち直ってくれた彼女が可愛くて、可愛くて。。。



 そんなに泣いてくれる人なんて私にはいないと思ってた。


 ありがとう・・・


 本当に今までありがとう。



彼女はそう言って私の胸に飛び込んできた。




それから大学を無事に卒業して・・・



結婚もして・・・


子供も生まれて・・・


家には子供を連れてよく遊びに来てくれる。



彼女は今でも前の事を思い出すと



 あの時 私はこの家に来てよかった。


 もし・・・


 あのまま母親と一緒に暮らしていたら


 今の私は絶対にありえないね。


 でもいっぱい、いっぱい迷惑かけちゃったね。


 ここでの生活は本当に私を救ってくれた。


 お父さんがあなたと結婚していてくれてよかった。



そう言ってくれる。


その言葉だけで辛かった事もいい思い出になった。




今では親子のように・・・



姉妹のように・・・





とてもいい関係になっている。









彼女も寂しかったのだろう・・・



両親がいるのに愛情を与えられていない・・・・


一緒にいる母親にさえ甘える事が出来なかったのだから・・・


もう手に負えないと 母親に追い出されて



どんなに辛かった事か・・・・



家には彼女の友達が出入りするようになって来た。



暴走族のような改造した車・・・


見るからに悪そうな子供達・・・




叱ったり、怒ったりするのは簡単だった。



でもそれではよけいに反抗して来る。




私はその子達の中に入り 一緒の時間を過ごす事にした。



みんなを誘ってクッキーやケーキを作ったり・・・



初めはやる気のない子達だったけれど


作り始めるとなかなか楽しそうにしていた。



みんなで粉だらけになって・・・・





初めはちょっと怖かったけど・・・・




話してみるとみんな可愛い子達ばかりだった。




私の娘が幼稚園の運動会の時もみんなで交通整理をしてくれたり・・・


一緒に応援してくれたり・・・



頼めば家の事も手伝ってくれるようになった。




みんなただ寂しかっただけなのかもしれない。




その後、彼女はだんだん私に心を開いてくれるようになっていった。



一緒にお買い物に行ったり、ご飯を作ったり・・・





そうなるまでは時間もかかったけど・・・




でも近くに住む主人の姉妹が来る度に



 なんであんな子をこの家に置いとくの?


 あなたが苦労するだけだよ。


 さっさと追い出しちゃいなさいよ。


それを聞いている彼女は自分の部屋に閉じこもる。


それでも姉妹達は追いかけて行って



 あんたは母親にそっくりだね。


 すぐに部屋に閉じこもるんだから・・・


 早く出て行きなさいよ。



それが自分の姪に言う言葉なのか・・・



姉妹たちは前妻の事がかなり嫌いだったらしい。



それにしたってまだ高校生なんだから・・・



 自分の子供だって大変なんだから・・・


 ましてや前妻の子供を引き取るなんて

 あなたも何を考えているんだか・・・


 早く何とかしなさいよ !!



来る度にそんな事を言って帰って行く・・・





何て人達なんだろう・・・って思った。







昔の事・・・



私の主人は再婚で子供が二人いました。


元妻は家事が苦手で子供にもあまり愛情がなかったようですが


離婚となると子供を手放すことはなかったのです。


いつかは主人が きっと帰って来ると思っていたみたいで・・・



主人もいろいろ悩んだ結果



愛情がないままで夫婦を続けていても・・・


喧嘩ばかりの生活を続けていても・・・・



子供の為にもならないと思い 離婚に踏み切ったそうです。



私と結婚してからも子供の事は色々面倒を見ていました。



親の愛情を知らないで育った子供・・・・



私も可哀想に思い出かける時は一緒に連れて行ったり・・・



上が男の子で 下が女の子でした。


まだ小学生と幼稚園の時でした。



私にもなついてくれて 帰る時はとても寂しそうにしていたのを思い出します。



下の女の子が中学三年生の時でした。



母親と喧嘩ばかりするようになり


もう家にはいられないと 泣きついて来ました。


私達と一緒に住みたいと言い出したのです。



その時私達の子供は幼稚園に通っていました。



主人は私に遠慮があったのか


自分では決める事が出来ないと思ったらしく私に相談をして来ました。



相談と言っても・・・・


引き取る事を前提にした話でした。



私は突然に中学生という難しい年頃の子供の母親になる事になりました。



今まで寂しい思いをして来たのだから・・・・


私達の所で幸せになってもらいたい・・・・



心からそう思っていました。




高校受験を目前としていた事もあって学校へも親として何回も行きました。


先生の話によると彼女は元気で明るい子でした。



でも・・・・


家では想像を絶するほどのわがまま


母親からの愛情もなく 今まで彼女なりに苦労もあったのだろうと思っていました。



しつけも何もされていなくて・・・


自分の物の片付けさえも出来なくて・・・


当時幼稚園だった娘の方がちゃんと出来るほどでした。




でも受験もある事だし・・・


少しずつ教えて行けばいいと考えていました・・・



かなり荒れた性格で毎日振り回されたりしていましたが


受験が終われば落ち着くと思っていました。




無事に高校生になり 私は慣れないお弁当作りも頑張りました。


少しでもいい母親になれるようにも・・・・



でも彼女はかなり反抗的でした。



夜遊び・・・朝帰り・・・・あげくの果てには万引きも・・・・



私と娘がお風呂に入っていると



 私は幼稚園の頃には一人で入っていたのに・・・

 何でママと入っているんだよ。


 一人で入れ・・・・



夜寝るときに部屋まで一緒に行ってやると



 もう一人で行きな !!



今までそうやって一人でして来たのだろう



だから娘に腹が立ったのかもしれない。


娘が甘えているのを見るといつも 気にいらなそうだった。


でも 特にいじめるって程でもなかったので様子を見ていた。



 自分の脱いだものは脱衣所のカゴに入れてね。


 って言っても


そこら辺に脱ぎ捨ててある。



わざとしているのかと思うほどだらしなくしていた。


自分の部屋はいつもグチャグチャ・・・



注意すると



 うるせぇな~



そのくせ友達の家に行くと悲劇のヒロインになったように



 本当の母親じゃないからいじめられている。


 お風呂は一番最後に入ってお掃除をさせられている。

 ご飯の支度をしないと食べさせてもらえない。

 お弁当も自分で作っている。



もちろんそんな事は何一つした事もない。


でも誰もが彼女を信じて・・・



そう言っている彼女を友達の親は可哀想に思ったのか


私にもっと優しくしてやって欲しいと言いに来た。




私はどうしていいのかかなり悩んだ。


もう投げ出したいと思った事も何回もあった。




ご飯の後片付けをしていてお茶碗を洗っている時に


何か話しかけて来たらしいが お水の音に消されて聞こえないでいると



 しらばっくれやがって・・・


 無視かよ。



学校から帰ってくると



 部屋に入っただろう。


 たばこがなくなっている。

 お前は泥棒か・・・



夜中になるとこっそり家から抜け出して朝になるまで帰って来ない。




思い余って主人に話すと 怒鳴って叱るだけ・・・



主人の兄妹はあんな子を預かっているあなたが悪い。



さっさと追い出したほうがいい・・・






もう家庭はボロボロになって行った。









彼の怪我が治るまでは 


まだまだ時間がかかるだろうけど・・・


気持ちは大分落ち着いてきたようだ。



彼に逢いに行く事が出来て・・・


彼の無事な顔を見られて・・・



私の不安も少し楽になった。



何日か一緒にいられて・・・・


すごく幸せな時間を過ごす事が出来た。




これでしばらく逢えなくても・・・・



我慢が出来るかも・・・


そう思っていても・・・


そう思おうとしても・・・



一緒にいられない時間はやっぱり寂しい・・・


でも毎日のメールやチャット・・・


電話やボイスでも話せるんだから


我慢しなくちゃね。




こんな幸せな時間ていつまで続けられるんだろう・・・


もうすぐ終わってしまうのか・・・・



それとも何年も続けていけるのだろうか・・・



今が幸せなら幸せほど・・・


不安にもなる。




普通の恋人なら何の問題もなく


手放しで幸せを感じていられるのだろう。




普通なら絶対に逢う事もないだろう二人。




生まれた歳もかなり違うし・・・


住んでいる場所もすごく遠い・・・



どこかで偶然すれ違うって事もありえないだろう二人・・・




もともとはネットゲームをしていて


何人も何部屋もあるのに



たまたま私の作っていた対戦部屋に飛び込んで来た彼・・・


たまたま失恋で悩んでいた彼・・・


たまたまその時間にいた私・・・


たまたま相談をして来た彼・・・




ちょっとでも時間がずれていたら・・・・



その部屋で私と誰かが対戦してたら・・・


彼が失恋していなかったら・・・・



ほんのちょっとの事で出会ってはいなかったろう。




これって赤い糸で結ばれていたの?


だったら逢う運命だったの?




彼は絶対そうだと言う。




だから二人はずっと一緒だよって。






朝目覚めたら彼がいる。


何だか不思議な感じがする。



二人で一緒の朝ごはん。



お風呂に入れない彼の体を拭いて


傷に触れないようにシャンプーしてあげた。


 気持ちイイ~~



すごく幸せな時間だった。



顔はまだ腫れていたけれど・・・


傷口もまだまだ痛そうだけど・・・



でも彼の心はだいぶ癒えてきたようだった。



こんな時の一人って・・・




本当はすごく心細い思いをしていたようだった。




彼は子供のように私にずっとくっついて甘えていた。


今までの彼は年齢よりもずっとずっと大人で


自分の弱さなんて見せる人ではなかったのに・・・



 ごめんね・・・


 私があなたを好きになったから・・・

 あなたにはもっともっと相応しい人がきっといるのに・・・


 それなのに・・・


 本当なら私が事故に遭わなくちゃいけなかったんだよ。



 なんで ?


 たぶん・・・

 バチがあたったんだよ


 あははは^^

 何バカな事言ってるんだよ。


 なら僕にあたったんだよ^^

 君の人生を狂わせてしまうから・・・


 これが罰でどっちかに降りかかるのなら

 僕でよかったよ^^


 もし君が事故に遭ったら命がなかったかも・・・


 僕の体は強いからね^^

 車に突っ込んだくらいじゃ死なないよ^^


 君にもしもの事があったら僕は生きて行けないから・・・




彼の胸は大きくて・・・



とても暖かかった。







やっと彼に逢えた。




赤く 青く腫れあがった彼の痛々しい顔



 こんな顔になっちゃった。


 もし治らなかったら・・・


 そしたら・・・


 嫌いになる?



 何バカな事言ってるの^^

 傷なんて時間がたてば治るよ。


 何かして欲しい事ある?



 何にもない。

 ただ・・・


 そばにいて欲しい。



 うん^^

 ずっとそばにいるよ。



彼は子供のように私のヒザの上で安心して寝ていた。


痛さであまり寝ていなかったようだ。



こんなに安心してくれている・・・


来てよかった。




彼の部屋に来たのは初めてだった。


部屋はテレビとベットと机とパソコン・・・


それに沢山の本。


女の子の部屋とは違ってとても殺風景だった。




大学生の一人暮らし・・・


こんななんだ・・・



今までは想像していただけの部屋


そこに今・・・わたしは・・・


現実に来ている。




パソコン・・・・


これでいつも話しているんだね。



全部が彼の物・・・


今の彼の生活のすべて・・・


どこにでもある物なのに・・・




すべてが愛おしい。




しばらくの間は毎日病院に通わなくてはいけないので


一緒に着いて行く事にした。



病院の帰り道でお買い物をして


家で夕ご飯を作る事にした。



狭いキッチン・・・・



何もかも おままごとのような感じ・・・


作っている間 彼はずっと私の後ろに・・・



 すぐ出来るから座ってて・・・


 いや・・・・

 ここにいたい・・・


 なんでよ・・・

 痛いでしょ?


 大丈夫だよ。


 なんだか嬉しくて・・・

 そばにいたいんだよ。


 見てると楽しいんだ。



こんな普通の事なのに・・・


すごく幸せな時間だった。



一緒に食事をして


一緒に片付けて・・・・


彼といると何でも新鮮で初めての経験が多かった。





私は家の事は何でも一人でして来た。


主人と一緒に何かをする。


後片付けを手伝ってもらう・・・


そんな事もした事がなかった。


私が病気で動けない時でも 何一つ手伝ってはくれなかった。




二人で一緒にテレビを見て笑ったり・・・


子供とは一緒でも主人とはなかった。



同じ家にはいるが・・・・


用事がない限り会話もない。



もちろん一緒に遊びに行くなんて発想はない人だった。


遊びに出かける時はいつも子供とだけ。



運動会や学校の行事にも参加してくれた事がなかった。


私は何でも一人でして来た。



確かに生活費は十分貰っていたし 何も不自由のない生活をさせてもらっている。


これ以上望むのは贅沢なのだろう。



しかし・・・


愛情は貰ってないような気がする。



いや・・・


違う・・・・



愛情も貰っているのかもしれない。




なら・・・・





私が愛していない・・・


心から好きだと思ったことが一度もない。



そんな事は大した事ではないと言われるだろうが・・・


私にとって愛情のない生活はとても苦痛だった。



愛情がないと言うより・・・


私にとって主人は 父親のような存在。


主人もまた 私に子供と同じように接してくる。



それは夫婦としての愛情ではないように感じる。





夜になっても話しは尽きなかった。

 

彼の狭いベットで二人で一緒に寝た。


彼の匂いがいっぱいついている布団



 臭くない?


 君が来てくれるって言ったから

 干したんだけどね^^;


 臭くないよ。

 太陽とあなたの匂いでいい感じ^^



本当に暖かい匂いがした。



彼と手を繋いで・・・・


彼の痛々しい顔を撫でながら・・・




一歩間違えてたら命がなかったかもしれない。



そう思うと・・・



彼の傷を見ながら




神様・・・・


助けて下さってありがとう。




心からそう思った。