あの子の四十九日が過ぎました。

仏教の世界では四十九日を過ぎたら

あの世にいくと言われていますが


この子は四十九日前には

もう天国で暮らしているようでした

必要な時には、帰ってきてくれているとのこと。


夜、眠っている時に、あの子が亡くなった後に体中から熟したような甘い香りがした時の匂いがして、そばにいる感じがしていたのは、帰ってきてくれていたのかな…

でも…

49日を過ぎた初めての夜は

赤鬼と青鬼に追いかけられる夢を見ました

怖くて、不安で、悲しくて…

胸が張り裂けるような…


朝、携帯に残ってるあの子の動画を眺めながら

アニマルコミニケータの方のことばを

思い出しました


「ずっと、身体がきつかったの。でも、一緒にいたいからずっと頑張ってたけど、もう限界なの。二度と会うことはないから頑張ったの。」


引っ越しを3回、子宮がんの手術、麻酔による定期的な歯の切歯、エンセファリトゾーン発症、腎臓病の治療

あの子が辛い治療や引っ越しによる環境の変化のストレスにどれだけ耐えてくれていたか。


あの子の頑張りより、あの子を治療するために頑張っていた私のことしか考えていなかった。

私ががんばっていた分、あの子はそれ以上に我慢して頑張ってくれていたんだ。

その事に、ずっと気づいていなかった。


そして、あの子が、いなくなった寂しさをずっと引きずり続け

空に向かって「ずっとそばにいてね」と頑張ってきた子に、天国に還ってまでお願いしている。


ワタシは大バカ者だ…


だから、夢の中で鬼に金棒を持って追いかけられたんだ。


動物家族は、癒しではない

かれらは、人に寄り添いながら、辛い気持ちを癒しながら見守り応援してくれる一番の味方だ。

そして、人としての成長をさせてくれる(人によりけりかもしれない)。

私が成長できたかは別として

あの子は、未熟な弱いワタシの元に来てくれた、

うさぎの姿をした 天の使者の存在だ。


さよならやありがとうの別れの言葉は言いたくない。


あなたがワタシに与えてくれたこと

ワタシを母性の愛で愛してくれたこと

どんな時も、見守って応援してくれたこと

ワタシがアナタを愛する以上に

ワタシを愛してくれたことを忘れない。


そして…

また、いつか…会えるなら

アナタニ アイタイ