正しい考えと正しさ考えは対立するとどう扱われるか。
まず、どちらを優先することがよりよい世界のあり方であるかを模索する。例えば知る権利とプライバシーの権利がある。どちらも人が生きるために必要な規範となる考えである。知る必要が人にはある。しかし、人には他人に知られたくない秘密もある。
さらに、国や宗教が違えば、考えや決まりが変わる。その時、自分は自分の正しい考えで生き、相手は相手の正しい考えで生きればいいと判断するしかない。食べても問題ない生き物なのに食べてはいけない決まりにも、女性の自由を認めない考えにも疑問に感じても変えられない。
すると、正しい考えをもとに生き方を決めるから、人は自分が正しいと信じる生き方をするしかない。正しい生き方を信じる人に自分の正しい生き方を信じさせて変えさせるのは難しい。
つまり、正しい考えと正しい考えが対立する時、どちらも正しい考えとして否定できずに尊重する。
〈感想〉
正しい生き方は人によって考案される。その時、相手の信じている正しい考えや決まりの正しさを再度確認する試みを望みたくなる時もある。正しいと信じていることを変えさせるのは難しい。現在の正しい考えが正しいと限らない。これから変わっていく可能性を否定できない。そのたびに正しい考えは対立する。すると、人は考えの異なる相手に自分の正しさを信じさせようと試みるだろう。尊重しているよりは干渉できないだけかもしれない。