2009年にすい臓ガンで亡くなった父の
当時の様子を書いていた闘病(看護)日記です
■6月18日 ~余命は宣告するべきなのか~
家族で話し合い。
●わたしや母姉は
「余命いつまでと言われたなんて
言いたくない。もっと言い方がある」
●姉の旦那は
「余命を明確にいついつと言われた、
と言うべきだ!」
(※彼も嫁実家の考えに対して
モヤモヤしています。
義父にとって最善を考えろと言います。)
●わたしの旦那とは、
もうそんな話もしなくなり……
(二日前には何も言わず家を出ていったし。
次の朝帰り、仕事行ってたけど)
●弟は特に意見せず
「どうでしょうかねー???」と言った
他人な感じ……
男(弟)って、男親に対して、余り
愛情?感情がないのでしょうか……
✳✳✳
そして、
またしても嫌な役を
姉に押し付けた…………
姉「この前の手術で、
お父さんのガンは
全部は取り切れなかったって。」
父「…………」
姉「病院では、治療できる事が
ないから、ホスピスに行くか
うちに帰るか」
父「…………」
父「…………
うちに帰りたい」
その夜わたしは眠れず
父はもっと眠れず
次の日、面会に行ったわたしに
「昨日の夜、
屋上から飛び降りようと、何回も、何回も、何回も考えて……
怖くて 怖くて、眠れなかった」と
ボロボロになって
たくさん泣いて
父は言った。
あー死ななくて良かった。
あー あー あー
わたし、おかしくなりそうだ
あー あー あー
「こんなに苦しんでるのに
何も出来なくてごめん。
一番そばにいなきゃなのに
大事な時にいつもそばにいなくてごめん。
もう帰ろう。うちに帰ろう。」
それくらいしか言えなかった。
わたしは無力だ
余命は宣告するのが正しいのか
宣告しないのが正しいのか
その答えは ない。