ある日
夢を見ました。
満天の星空を眺めている私。
その星空はとても美しく
吸い込まれそうです。
そう思って見ていると
本当にその星空に吸い込まれていきました。
段々身体が上昇し
星空に吸い込まれていくと
星々がいつしか水の泡になっています。
気がつくと私は
泡のたくさん浮かぶ水の中にいました。
どうやら海のようです。
そして私も海の中の
泡の一粒になっていました。
海の中はとても気持ちよく
泡の私は
ぷかぷか ぷかぷか
漂っています。
それが本当に気持ちよくて
「私はこの心地の良い場所に
ずーーーっと居るんだ!」
そう思っています。
ところが
そう思った瞬間
海面から金髪の男の人が
ザバーンっと
出てきました。
そして私に向かって
「人間は愛を知るために生まれる。」
そう言った瞬間に
地面が急に無くなるような感覚になり
周りが真っ暗になり
シュッと
下に落ちて行きました。
落とされた
と言っても良い状態です。
私は
「えーー!私はここに居たかったのにーー!」
そう思いながら
真っ暗闇の中に
落ちて行きました。
そこで目が覚めました。
その夢を見た時、
私は「やっぱり、あんまり生まれたくなかったんだな。」
と思いました。
私が怠け者だったので
神様が働いてこい!って
下に落としたのかもしれません。
でもその夢を見てから
人間が生まれてくるのは
「愛」を知るためなんだな。
と思うようになりました。
「愛」と一言で言っても
簡単に分かるものでは無く
「愛」を知るためには
対極にある「憎しみ」を知って
初めて「愛」について考えるかもしれません。
また、その人なりの「愛」の形があり
それは国や宗教、文化、風習により
一人一人の中で、それぞれ違うと思います。
「愛」とは本当に奥深く難しいもの。
それこそ、
全ての人が人生を通して学ぶことなのだと
この夢を見て思いました。
本日も最後までお読み頂き
ありがとうございました。