会社経営10年いつ潰れてもおかしくない、、

って言うか、もー潰れてると言っても過言ではない


支店も、従業員も全て失い

残ったのは、莫大な借金と失った信用

規模を拡大した矢先新型の感染症が流行り自粛要請などで、仕事も減り月の固定費が追いつかない様になった、、、、

あれよあれよと、借入金が減っていった

従業員の横領なども続き心が折れてしまった

支店閉鎖

残った従業員で、なんとか立て直しを図った

しかし現実は甘くなかった

残った、従業員達も率先して動いてくれなかった

挙句の果てに、自分がいたら会社に迷惑かけてしまうので、辞めますときたもんだ

何も努力も率先して、動きもしなかった人間が最後だけカッコつけた言い方して去っていく、。

虫唾が走った

しかし、心の奥底は、辞めてもらって安堵してる自分もいた。

その時には、もちろん家庭でも上手くは行くはずなく、毎日罵倒が飛び交う

思いだしても、吐き気がするぐらいの罵倒が毎日だ、来る日も来る日も

こんな生活を送る為に会社を経営してる訳ではない、元従業員達が悪いんだ、私の人生めちゃくちゃにして、毎日、毎日恨んだ

心の底から恨んだ

家族の事も恨んだ

世の中全員敵に思えた

しかし、最近思った事があった

そもそもが人のせいにして現実から逃げてるだけで、元従業員達のせいではなく結局自分の責任で今の状態になってる事

もっと、会社が傾きかけた時に適正な対応が出来たはず、自分の会社の事なのに人のせいにしていて情けなくなった…

再起をかけ、奮闘を誓った

土下座しようが靴舐めようがやり抜く覚悟で

やると決めた

だが一度失った信用は、戻すのは簡単な事ではない

むしろ、、、避けて行きたいのが本音

逃げたい

けれど、お世話になっている取引先の方

家族、友人、、、、

そして、元従業員

何年後になるか分からないが、酒を飲みながら

あの時は、辛かったなーって笑って言いたい

その為に今は、耐えるしかない

耐え抜くしかない