パソコンで作業してる時にたまたまフラッシュニュースで目についた事故

ニュース記事

事故現場はベルギーなんですが、リールにほど近い場所なので

フランスのニュースで入ってきたのかな

この事故で自転車の後部に乗っていた７歳の男の子が亡くなってしまいました

まずはこの男の子のご冥福をお祈りします

事故の内容は

交差点で左折待ちをしていた自転車に乗ったお母さんと

その後部座席に乗っていた男の子が

後続の右折をしようとしたトラックに轢かれて男の子は即死

お母さんは軽傷だったとのこと

日本ではちょっと・・・？の部分もあるので

いくつか解説しますと

まず後部座席というのは、ニュースには細かく記載されていませんが

カーゴと書いてあるので恐らくこのタイプで牽引していたと思われます

自転車の荷物載せに子供を乗せるのではなく

後ろに小さい荷物かごみたいなものを付けて

そこに子供を乗せるタイプです

これは何が便利かというと

２人子供を乗せられます(4人乗せてるのも見た事ある)

あと子供を乗せる必要がなくなったときに

これだけ取り外せばいいという利点もある

ただ、パリ市内や近郊ではこのタイプはもうほぼ見かけませんね

２人乗せてる場合も、後部座席に乗せてます

こういうタイプの自転車も多く出ています

なぜか

交通量が多いのでカーゴタイプはめちゃくちゃ危険だし

幅をとるので渋滞してる車の脇なんか通り抜けできません

なのでこのカーゴタイプで子供を運ぶ人が減ったんだと思う

田舎道であればそんなことないと思うので

フランスでも地方ではまだこのタイプを使ってる人はいるかもしれません

ベルギーでも同じかどうかは知りませんが

フランスでは自転車は基本的に自動車と同じ動きをします

これが非常に危ない

この事件でも左折待ちをしていた時にとあります

フランスは右側通行なので自転車も右側を走行しますが

左折するときは中央線まで出ていき

対面の進行車が途切れたタイミングで左折

これがめちゃくちゃ危ない

なので私は左折の場合は二段階横断をします

歩行者と同じように

信号を２回待つ時間はかかるけど

命には代えられません

このお母さんも恐らく中央あたりで左に曲がるタイミングをみていた時に

後ろからきたトラックが右折するときに

男の子が乗っていたカーゴを轢いたんだと思う

右折時に減速しないの？と疑問はありますが

別のニュースでその時耳をつんざくような悲鳴が聞こえたとあったので

自分の息子が乗ったカーゴが轢かれた瞬間を

目の当たりにしたお母さんの悲鳴かと思うと

・・・胸が張り裂けそうです

これを書いているこの瞬間も

一瞬にして自分の大切な宝物を失ったお母さんの気持ちを考えると

・・・・・ダメだぁ、、涙腺崩壊する、、

自分も事故に遭わないように自転車運転の時は

いや、歩道を歩いているときでさえも気を付けないとと身が引き締まりました

日本に住んでいる皆様もそうですが

特に我々、海外在住していると

交通ルールもドライバーのマインドもかなり日本とは勝手が違うので

警戒レベルを上げないとというのは私なんかが言うまでもないことですが

異国に住む我々はどうしても立場が弱いのでね、、、

どうかこういう悲惨な事故に遭うことがありませんように

私も気を付けないとと改めて思います

悲しい事故