情報番組の特集コーナーで認知症のことを取り扱っていました。

お母様が認知症で日常生活に支障が出て、家で生活することができなくなり施設で生活するようになってそのまま亡くなった方がお話しされていて、

今思えば認知症の兆候はあったけれど、今思えばで当時は気づかなかったと言われていました。


そこで軽度認知障害MCIのことが紹介されたのですが、MCIの状態なら健康な状態に戻ることもできるらしいのです。



下記リンクはテレビとは関係なくMCIの説明をしているものを探してきたので興味のある方は見てください。



実は私の母も少し認知症の兆候じゃないかと思うことがあるのです。

少し前にブログにも書いたことがありますが、

自分と同級生だという知り合いの奥さんは旦那さんの一学年下だと認識しながら、3人とも同級生だと言い、

3人が同級生が本当なら前提条件の話のどこかが間違ってるよと言っても理解できず、理解するのに時間がかかったり、私と何度かやり取りしたことがどういうやり取りだったかだけでなく、やり取りしたこと自体思い出せなかったり。


この週末も二人で買い物に行っていた時、ドラッグストアで私が会計していたら、

「これ持ってるんだけど」とカードを出してきました。



「これダイエーって書いてるよ」と私が言うと

「だってこれ」と母が指差したレジの台に

シルバー割引のカードが貼っていました。



「これダイエーって書いてるよ」と言われても違うカードだと認識できないのか、違うカードだと認識していても「シニアパスポート」なら何でもいいと思っているのか、どこの理解がこんがらがっているのかわかりませんでしたが、

「あ、勘違いしてたわ😅」という反応ではなく

「ジジが違うって言うから使えないんだろうな」とイマイチ納得していない感じでカードをしまっていました。

もう一つ気になるのは、ダイエーのシニアパスポートは終了したと随分前に聞いた記憶があり、まだ持ってるのも使おうとしているのも不可解。

ダイエーには日常的に行ってるのに…。


軽度認知障害の場合対策が効くと言われると、本人に指摘して病院に連れて行った方がいいのか、まだ理解力が無くなったわけではない母に「認知に問題がある」と伝えたらショックを受けるだけろうから自然に任せた方がいいのか迷います。

本人が痛いところを突かれると、突然大声で拒絶したりするので…。


先日、コーヒーミルクを買おうとしたので、「こないだ2つ買ったところだけどもう無いの?」と言ったら、

「お父さんが最近よくコーヒーを飲むし無くなるのが早いのよ。棚も見たけど無かったから買うの」と言って買って帰りました。

私がコーヒーを飲もうとしてミルクを取ると2つ買ったうちの先に買った方の柄だったので、一袋見失ってるんじゃないかと棚の扉に手を伸ばしたら、

やめて!見ないで!!

わかってるから!!!

と母が大声で叫びました。

買ってきたミルクを片付けるときに、もう一袋あったことに気づいていたようです。

以前の母なら「やっぱりもう一つあったわ。一つもらってくれる?」とか言ったと思うのですが、

間違いを認めたくないのか、ボケている自分を受け入れたくないのか…

そうだとしたら気づいてもそっとしておくのが正解なんでしょうか。