授乳してると手持ち無沙汰で、でも、そうそう、たいしたことはできなくて、スマホでネットサーフィンするか、せいぜい読書。図書館で借りてきた『デヴィ・スカルノ回想記』を読んでみました。
インドネシアの第三夫人であるデヴィ夫人の若き日の写真が色々載っています、日本離れした美貌にびっくり。
第二次世界大戦後、日本はインドネシアに賠償金を支払うのだけど、その賠償はお金ではなく、インフラや物で支払われることになり、日本の商社が発注合戦で暗躍する。
女好きのスカルノ大統領に、各商社が美しい女性を紐付きで送り込もうとする、、、デヴィ夫人はその一人だったんですね。
インドネシアにわたったことでバッシングを受け、実母は錯乱して死亡、弟も自殺。さらに、宮廷では、第二夫人との確執もあり、デヴィ夫人の帰国中にも次々と女性に手を出す大統領。
もう~、女性週刊誌の好きそうなネタが山盛りの内容です。
クーデターが起こりスカルノが失脚し、子連れでフランスへ亡命するなど、現代史のまさに渦中にいたデヴィ夫人。
現代日本での少々のトラブルなど、ものの数ではないんだろうな と思わせるほど、波瀾万丈の人生でした
いいネ西宮