本の表紙は、福井県小浜のくずまんじゅう。
「伊勢屋」のかぁ、、、、一度、冷たい水のなか、盃に入ってプカプカ浮かんでいるところを見たいと思い続けてもう20年ぐらい経ってしまった。
お菓子って味だけでなく、視覚的に、、、例えば民芸の鳩の形の土笛が可愛らしいのにも似た、、、魅力ってありますよねぇ。
例えばこのページは雪をモチーフにしたお菓子ばかりを集めているのですが、抽象度の高さに芸術性を感じます。
私の小さいとき、こんな↑プチフールが楽しみだったのですが、今でも、まだ売っているところがあるんですねぇ。山形県のコモン・リード洋菓子店のですって。
この本の作者は今は関東におられるようで、掲載されているのはどちらかというと東日本の地方のお菓子が多いのですが、幼少のころ、神戸に住んでおられたそうで、国内を旅した各地で、神戸のドイツ菓子店・フロインドリーブの流れを汲むお店に出会ったときの喜びをつづられていて、神戸っ子としては嬉しくなります。
ところで、この本でちょっと触れられてたんですが、わらび餅とみたらしだんごって関西独特のものなんですかね?
当たり前の存在すぎて、地元菓子なのかどうかすらわからない
地元菓子の良さって地元を離れて、あるいは旅人として出会ったときに、真にそのすばらしさに気づくものかもしれないですね。
いいネ地元菓子
『地元菓子』