今回は
「気功というのは出来ることを淡々とやるだけ」
というテーマを書いてみたいと思います。
何か能力を得たいとか
健康になりたいと思って
気功をやるひとは
多いと思います。
でもそういう得られるものというのは
結果として得られるものであって
じぶんたちが出来るのは
ただやれることをやるだけという
そういうお話しです。
望むのは最初だけがいい
気功を練習するときというのは
はじめるまえに
テーマを持ってやることが多いです。
例えば氣塾の練功では
第4チャクラの
陽の氣を練成するための練功とか
そういう感じです。
気功の種類によっては
腎臓や肝臓を養生するための気功とか
そんな感じのものもあるでしょう。
漫然と練功をやるのではなく
明確な目的意識を最初に設定する感じです。
でも大切なのは
いざ練功がはじまったら
その目的意識から離れて
自分のできることに意識を集中する
ということが大切になってきます。
ただゆっくり静かに息を吐くだけ
具体的な例を挙げてみます。
氣塾の逆腹式呼吸法を
4番チャクラの開発を目的として
やるとしましょう。
練功に入る前は
明確にそのことを意識します。
いざ練功に入って
自分でやることは
ただ淡々と
第4チャクラを焦点にして
呼吸に集中するだけです。
特に吐く息に力点をおきます。
シューーーーーっと
ゆっくりと静かに
細く長く一定で吐いていきます。
吐いているときは
氣を出そうとか
そういうことは一切考えていません。
ただひたすらに
呼吸をしているだけなのです。
結果として
4番チャクラに氣が集まり
いわゆるチャクラが「開いた」と
表現される状態になります。
「開いた」というのは
チャクラの状態の表現の一種ですが
エネルギーが活性化したような状態に
なります。
この状態というのは
呼吸法をやっている最中は
逆に目的意識バリバリだと
かえってうまく入れません。
最初目的意識を持つのはいいけど
いざ練功が始まったら
手放すことが必要です。
結果に捉われない
もうひとつ重要なのは
結果として得られた感覚に
捉われないということです。
その感覚というのは
気功が進むとどんどん変化するものであり
感覚が得られなかったからといって
執着するものではありません。
逆にその感覚に固執してしまうと
進歩の妨げにも繋がったりします。
いつの間にか変わっている
毎日淡々と練功を続けていると
いつの間にか変わっている自分に
気づくことになります。
ひたすらに
自分の出来ることを
淡々と毎日続けることこそ
自分が変化する
最大のコツだったりします。
実際
今まで
お花を見ても美しいと感じなかったひとが
気功を続けていたら
いつの間にか綺麗
美しいと感じるように
なったりします。
終わりに
書いてはみましたが
ただ淡々と続けるというのは
意外と難しかったりします。
その続ける秘訣というのは
子どもの頃にヒントがあったりします。
子どもの頃
ファミコンなどで遊んでいるときは
結果を得たくてやっていたというよりは
その行為自体が楽しくて
夢中でやっていたという記憶はないでしょうか?
ヨガや気功においても同様で
目的意識はあるにせよ
ただ気持ちいいからやっている
というほうが
長く続けられる感じがします。
わたしも最初は目的意識バリバリでしたが
今では気持ち良いから気功を続けています。
まったく努力している感覚はありません。
もし続けるのが大変と感じてらっしゃるかたは
気持ち良さとかにフォーカスしてみたら
いかがでしょうか。
意外と続けられるかもしれません。
今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました!!