先月初め、めちゃ久しぶりの海外旅行(なんと36年ぶりw)に行ってまいりました!

 

最大の目的はオーストラリアのダーウィンにある『ブルーサイプレス農場&蒸留所』

念願の初めての農場体験は感動と驚きと感謝の気持ちが溢れるものでした💖

一本の木が蒸留できる大きさに育つにはかなりの年月がかかるもの。

今回、蒸留所では種まき体験や、少し育った苗木を大きな鉢に植え替えする作業をさせていただきました。


 

芽が出てから農場に植え替えるまでには10年ほどかかり、それを農場に植樹してエッセンシャルオイル(アロマ)が取れるまでには合計で35~40年かかるとか。

その植樹するときは11フィート(3・35m)間隔が最適だそうですが、このような農場になるまでにも長い年月ご苦労されたそうです。


 

また、樹の表面の皮の部分はもともと乾燥していてとてもはがれやすいのですが、この皮の部分に含まれている成分がとても重要で、これがないとあのブルーサイプレスのアロマの美しい青色が出ないそうです。

伐採やチップにするときは樹皮が剝がれないように樹を濡らしてから裁断して蒸留するそうで、丁寧に作業されているんですね。

そうしないと青色になる成分が細かい埃のようになってあっという間に飛び散ってしまうから、とおっしゃっていました。

因みに、皮の部分がないと薄茶色のオイルになるのだそうです。

全くイメージ変わっちゃいますよね!

この育った木が7・8本で1t、そこからオイルは25キロ取れるとのこと。

如何に貴重なオイルかよくわかりますよね!

そんなお話を農場でお聞きして、いよいよ蒸留されている工場へ移動。

 


※リフトは日本製でアメリカ製の赤い重機を取り付けたら伐採作業に。
 四角い蒸留用コンテナも運びます。






 

大きなタンクに入れられたチップは、72時間かけて蒸留されます。

その中のひとつのタンクからオイルを出すところを見せてくださいましたが、まさにコバルトブルー💙





本当に美しい青さに自然に感嘆の声が上がります!

この時はそのタンクの一番搾りだったそうで、オイルが重いんですって。

で!!!

このブルーサイプレスの蒸留一番搾りを使ったものは最高品質で、私が愛用して手元にあるものがまさにそうなんだと😍

なんてありがたいんでしょう💖
 

水分と油分を分離して冷蔵庫で3・4日保存して固まったものを目の前にして取り出したのが、ペンキを混ぜるときに使うようなドリル器具でそれを使って混ぜるさまが迫力でした!


その後、フィルターで濾していく様子も拝見。
 

それらを集めて、一つのロットとしてアメリカに送られ、ボトリングされシールが貼られ、私たちが通常目にする製品状態にやっとなります。

 

一連の作業を目の前で見せていただいたのは、まさにSEEDtoSEAL(種まきからラベリングまで)であり、手作業の連続。

最高のものを届けるためにつ一つとても丁寧に愛情と時間をたっぷりとかけ、育て慈しんだその先に最製品があるのだと心底実感しました💖💖💖

 

まだまだ多くの可能性を秘めたブルーサイプレスの木から生み出される様々なものの研究にも熱意を傾けておられ、その成果が私たちの手元にやってくるのが楽しみで仕方ありません。


 

その優しい香りと色合いが好きなブルーサイプレス💙

私たちに必要な効果効能は、美肌によいとか痛みを和らげるとか、メンタル面では新しいステージに向かうための破壊と再生などたくさんあって本当に素晴らしいです✨

が、それ以上に今回の体験で、改めて目の前のオイルがこのクォリティで手元にやってきてくれているのは当たり前ではないんだな、奇跡なんだなと✨✨✨✨

その色と香りに心から癒され温かみを感じ、感謝の念が込み上げてきて、私にとっては、この時からブルーサイプレスは特別なオイルになりました♡

【人生を変える1滴💧

大切に使ってまいります💖

 

あーーー本当に行けてよかったーーーーー💙💙💙💙💙



因みに今では毎日持ち歩いているから、リアル出会った人は遠慮なく「見せて&香らせて」と一言下されば喜んで💕

ただし、もれなく私の熱い語りもついてきますwww