そういうわけです。
こんばんわ。
祖父母の話聞いてたら色々面白かったんで、メモ。
まず簡単な家系図。
タイ―――ツマ
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イサム―――曾祖母(名前失念)
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祖母――祖父
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母――父
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俺
こんな感じ。母方の家系の話です。
まぁ見ての通り、祖父母は言うまでもなく戦時中育ちです。
時系列で言うか今まで伝聞してきた事から書くか迷いましたが、時系列でいきます。
まず、タイ爺ちゃん……ひいひいじいちゃんのさらに一個上(名前忘れた)が、庄屋っていうなんか大きめの家だったらしい。
が、そこまで。それより下は網元。
網元ってなんぞや?って人がいると思うんで軽く説明。
簡単に言うと、漁船の船長。以上。文字通りだね。
祖父母達は大分県出身なんですが、当時は湾までマグロが来てたらしく、2艘の船で網を渡し、そのまま陸に引き上げてたらしい。これ、戦後の話だったはずだけど、砂浜にずらっとならんでたのを祖母が覚えてるとか。
ちなみにイルカもいっぱいいたって。
今はいないらいしけど。マグロも小型、中型だってさ。そりゃ、湾に入ってくるぐらいだからね。
んで、タイ爺ちゃん、網元。それなりに地元では金持ち。
そしてイサム爺ちゃんは長男。当時の長男は特権階級レベル。
そんなんだから飲み歩く。飲み歩いちゃあツケ。それをツマばあちゃんに払わせる。
そんなクズ人間。
「網元なんてやってらんねー!」
と言ったかは定かではないが、イサム爺ちゃん、大分の船、土地、家、全部売っぱらう。
そして大都会大阪へ。一発当てたる!って思ってたんじゃないかな。
この時、まだ祖母は生まれていない。タイ爺ちゃんとツマばあちゃんは大分に残る。
大阪にて、祖母誕生。
やがてイサム爺ちゃんの妻が逃げ出す。愛想尽かしたらしい。祖母いわく、「私だってこんな夫だったら逃げる」と言わせるぐらいのクズ。
飲む打つ買うの三拍子とはこのことよ。
大阪にて、成り上がり失敗。
タイ爺ちゃんとツマばあちゃんは祖母を連れて故郷大分へ。
イサム爺ちゃんは愛人と満州へ。
おぉ……もう……
やがて実家宛に6000円が届く。イサム爺ちゃんからだった。
現在の価値に換算すると、当時に家が6件建つ(祖母談)この時はイサムが満州で成功した!って喜んでたらしい。タイ爺ちゃんとツマばあちゃんが。
当時は一銭とかそういう時代だったらしいから。5銭持って祭りに遊びに行ったって祖父が言ってた。
やがて大分に戻ってきたイサム爺ちゃん(愛人も一緒)、結局その6000円を飲んで、遊んで、使い切る。
ちなみに俺が中2になるぐらいまで生きてました。
目が悪くて兵士にもなれず、遺産を食い潰して離婚と、まさに外道。
記憶に残ってるイサム爺ちゃんは、焼酎4lとゆでたまごをよく食ってるステテコジジイ。小学生の頃だからね、しょうがないね。
ちなみに、タイ爺ちゃんは婿入り。その前もずっと女系らしい。最近(と言うか、分かる限りで)男はイサム爺ちゃんのみ。ちなみに祖父も婿入り。父も婿入り。
最初は嫁入りしてたんだけど、母が病気になりいつ死ぬかわからないってなって俺が高校に入ったのを契機に婿入りになりました。
この家系の男はろくでもない……(俺込み)
ちなみに母は二人姉妹の長女だったから継がなきゃいけないってことらしいよ。
それから高校生の祖母を見初めた祖父がちゃちゃっと結婚。ワロス。
「まだ何も知らない私を騙した」
とは祖母の言い分。
タバコ吸わないし酒も飲まない、ギャンブルもしない。
って言ってたらしい。
酒は飲まない(飲めない)けどタバコ吸うしギャンブルするから、「このままだと別れるよ」
って言ったらギャンブルはぴたっと止めたとか。タバコは母が生まれたのをきっかけに止めたって。
そして祖母がタバコを吸い出すのはまた別の話。今は吸ってないけど。
結婚後は寺の6畳を間借りして、母と三人で数年住んでたらしい。
それから母はキリスト系の幼稚園へ。
ちなみに宗教は浄土宗。
なお俺が知ってる限り母がそんな宗教的なことやってたのは一切記憶に無い。
なんやこの人。
一方、祖父は色弱によりパイロットの夢絶たれて仕方なく飛行機工場へ。朝鮮へ出稼ぎである。当時17とか言ってた気がする。
色弱は遺伝するらしい。けど、俺はなってない。たぶん。運がよかった。
んで、朝鮮にいたまま終戦。
引き上げの時に家とか全部残せって言われたからどうせ取られるなら、と窓ガラスを全部はずして二階から投げ捨てたらしい。
が、船がまだ来ないってことでしばらくは窓のないまま過ごしたとか。
これからのは結構曖昧なんだけど、当時の軍曹だかから頼まれて10万分の円と換金して渡したとか。その小遣いに2000円もらったって。
当時で言うと家が2つ建つ。若造の祖父にだよ。
戦後の騒乱ってまさにこれやね!
ちなみに広島から汽車に乗って下関通って帰るときに色々あって乗ってた車両が二両まで減ってたとか。どさくさに紛れて荷物とか奪ってたとか。
結局軍需工場が大分にあるからか、重油が2両分だって。
その軍曹、うっはうはやな。
祖父の話はけっこー曖昧。大体あってるはずだけど。
ちなみに橋下の話も出た。
「言ってること合ってるのになんで他の政治家は助け舟出さないのか」
だってさ
「自分たちも買ってたから後ろめたいんだろう」
とも言ってた。
当時、「朝鮮に行く」=「買いに行く」
って認識だったらしい。
なお祖父はその話聞いてる間バツの悪そうな顔してたけど見ないふり。
ちなみに日本軍が強制~ではなく、朝鮮の国営の売春婦だってさ。給料もすっげーよかったとか。
だからもし文句言うなら、国に言えってことよな。
騙された!って、それは自分の親に騙されて売られたのに、なんで日本に矛先向けるんだよ……
もう引っ込みつかないんだろうけど、知らんわ。条約破棄するってんなら金返せってなるぞ。
そんな感じ。
祖母は未だに元気。祖父はちょっと足びっこひいてるけど、元気。
まぁ私的なメモ的なあれってことで。
色々細かいところ省いたけど、だいたいこんなもん。俺はほとんど親戚づきあいしてないからなんか新鮮だったよ。
















































































